春、それは桜が美しい季節、昔桜の木の下で幽霊に出会ったことあったなぁ。そんなことを思い出しながら僕は全力疾走をしていた。遅刻ギリギリなのである。
長い坂道の終わり、学校に続く校門の前に筋骨隆々の教師が立っていた。あ、鉄人。何でたってんだろ?
「よ「すみません、遅れそうなんで失礼します!」
走り抜けようとする僕の首根っこを鉄人が掴んだ。首締まる首締まる。
「またんか吉井、お前さんのクラスだ。まさかあんなことになるとはな」
「けへっ、けへっ…… ? てか、今日何の日ですか」
「新学期の存在を忘れるとは」
なんか驚いているけどまあいいや、ふと鉄人の横にある机を見れば見知った名前があった。……コーヒー買うか。
☆
「「遅刻だ(ぁ)(ァ)」」
自販機に向かう途中でそんな声を聴いた気がした。
缶コーヒーを買って玄関に向かうと幼馴染と友人の三人が居た。
「あ、アキ君だ」
「明久」
「やほー、久しぶりやな」
高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやての三人だ。
昔住んでいた町でなのはと僕は幼馴染で、高校に入った時にこちらに用事が出来たそうでこっちに三人でやってきた。フェイトとはやての二人とはその時に知り合った。
「アキ君はクラス何処になったの?」
「あ、見てなかった」
封筒を確認しようと開ける直前に二人の人間が玄関に雪崩れ込んだ。
「あ、上条さんに一方 オハヨー」
校内一不幸で有名な上条当麻と校内一の成績で有名な
「「おはよう、明久」」
「一方も上条さんもコーヒーいる?」
「「いる」」
このやり取りは日常化している。
「アキ君、行かないと遅刻だよ?」
「わかった、ほら二人とも」
二人も一緒に来る。まあ、一方とフェイトはAクラスだろうけどね。
そんなわけでAクラスの方から教室に向かう僕らだった。ちなみに、僕のクラスはFクラスだった。ま、しょうがないよね。
☆
「うわぁー、流石Aクラス、贅の限りを尽くしているって感じだね」
「だな。無駄に豪華だ」
「あ、じゃあね。フェイト、一方」
「うん」
「アァ?」
睨みつけられた。何でかな?
「あれ、一方はAじゃないの?」
「実はな明久に言うことがあるんだ」
「何かな? 上条さん」
「あの後、監督の先生が明久のことを馬鹿にしてな」
「まさか、一方なにか問題を起こしたの?!」
あわてて一方を見る。別に何も問題ない顔してるけど凄いとんでもないことやらかしてるんじゃ。
「その場に居た俺たちは無記名で出した」
あの場所に居た、上条さん、一方、なのは、杏子、まどかなどなど。まずい、知り合いが大量に居た。
「みんな何やっているの?!」
「だってアキ君のこと馬鹿にしたんだよ!」
「そんな教師いたん? そんなんおったら私も無記名で出しとったな」
「勉強だけがすべてじゃない。明久がよくいっている事だぜ」
「一方はそれでいいの?」
絶対Aクラスに行けるわけだし。
「アァ? オレは自分でやってンだ。テメェに言われる筋合いはねェよ」
うっ、流石一方は躊躇がない。
「まあ、とりあえず。明久がバカにされたのが一番怒っているんだね」
「「「「うん(オゥ)」」」」
みんなすごい優しいです。
そんなわけで「とある魔術の
明久となのはが幼馴染でリリなの原作が始まる前に明久は引っ越しをして文月にやってきた設定です。なのはの正体は知らない。そして、引っ越した先で杏子と仲良くなりました。ヒロインどうしよう