短編集。   作:亜莉守

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メタ発言多し、キャラ崩壊はなはだしいぜ?

とりあえず、妙に鬱々してるので注意




『僕と無限ループと乱入者』
ゲーム開始前


 

「………」

 

少し赤みがかった茶髪の少年が一人立っていた。その空間に居るのは少年だけ、他には誰も居ない。ここは何処なのだろう? 暗く、そして深い世界、そこで少年はぼーっと前だけを見ていた。その目には生気と呼べそうなものがほとんど無い。

 

「おや、君は誰だい?」

「………え?」

 

オレンジ色のカチューシャをかけた少女がいきなり現れた。瞬間移動のように現れて、少年の目の前に立つ。少年の目がかすかに驚きで揺れた。

 

「うむ、見たところここは時間と空間の隙間のようだね。こんなところで()()()()()が何をやっているんだい?」

 

少女が周りを見渡し、少年の顔を見据える。少年がたどたどしく応えた。

 

「ここはゲーム盤の裏……僕はここに放り込まれたゲームマスター……そして、ゲームの主役……らしい」

「ゲーム盤ねぇ。また何処かの魔女が観測(かんせん)してるのか?」

 

ポツリと呟いて、目の前の少年を見やる少女。少年の目はまだ何処か遠くを見ているようで、覇気が全くない。

 

「少年、君は何回くり返したんだい?」

「………知らない。もう、忘れた」

「おいおい、『指折り確認(カウントアップ)』……うわ、次回で四桁目じゃないか」

 

少し顔をしかめた少女が一考する。ここで少年を捨てておくべきか、それとも救うべきか。

少女はすっと笑って少年に声をかける。

 

「少年、君の名前は?」

「………吉井明久」

 

少年が抑揚も無く呟くように名前を言った。

 

「そうか、明久 君はどうしたい?」

「どうって?」

 

ようやく表情らしい表情が付き、きょとんとした感じで首を傾げる明久

 

「このゲーム、どう終わらせたい?」

「……みんなで笑って、いきたい」

「そうか、ちょっとこっちに来たまえ」

 

不思議そうな顔をして明久が少女の言った通りに近づく、少女は笑い少年に口づけた。

 

「?!」

「そう驚くことはないよ。口写し(リップサービス)、僕の力の一部を貸しただけさ。さて『最終回』と行かないかい?」

「……カケラ紡ぎってこと? それとも雛囃子編?」

 

少年の眼に生気が戻っていく、その口元にも笑みが浮かべられていた。

少女の口元がうれしそうに笑った。

 

「そうとも言う。じゃあ、僕が手を貸してやるよ? 『僕のことは親しみを込めて『あんしんいんさん』と呼びなさい』で分かるかい?」

「うん、ありがとう。安心院さん でもさ、死んだんじゃ?」

 

明久の疑問に少々考えるしぐさをする安心院、そしてにっこりと笑った。

 

「んー、まあ そこは『乙女の秘密』ってやつで?」

「………じゃあ、そういうことで」

 

これは答えてもらえないなぁ。まあ、いいかと明久は考えるのを止めた。

 

 

―――これは無限ループの果てに出会った語り部(プレイヤー)の少年と乱入者(バグ)の少女の物語

 






妙にひぐらしめいた物を書きたかった。別に明久でなくてもいいんだよねコレ

実はバカテスって死亡√多そうで怖い。例えば、姫路さんの料理一回目、美波の日頃の暴力やFFF団の処刑による物理的なダメージによる死亡? 三巻の覗き疑惑の暴力、姉さんによる社会的死亡とか? などなど。実は明久とか雄二って綱渡りっぽいとこある気がする。でも四桁死亡は(ヾノ・∀・`)ナイナイ 書いた後で気が付いた。

発想の元は言わずもがなひぐらし、死亡√の多さはフェイト、足して割ってバカテス舞台にしてみた。別に舞台バカテスでなくてもいいんだよね。いっそのことフェイト、それだったら四桁はありになると思う。あ、フェイト→バカテスってのもあるか

戯言に付き合っていただきありがとうございます。
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