短編集。   作:亜莉守

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『とある不運な少年の話』
プロローグ


 

人生ロクな目に遭ったことがない。そう思ったことはこれで何回目なのだろう、例えば女友達の料理が殺人レベルでとんでもない品だったり(何回か河原を見た)。姉が致命的なまでのブラコンだったり(おかげで日々貞操と命の危機だ)。級友たちが嫉妬だけで動き回れる人外だったり(学校では大人しく勉強できないレベル)。まあ、その他色々あるけれども……

 

「これは流石に……ないわー」

 

今日という日ほど自分の不運っぷりを呪ったことは無い。今日も今日とて観察処分者の仕事で遅くなった僕こと吉井明久、とりあえず安心安全とまではいかないけど一応とりあえず休める場所である家に向かう途中でこれは起こった。「何か」に引きずり込まれるような感覚、その後目の前に広がるのはお菓子お菓子お菓子、お菓子とチーズだらけの異空間、化け物に襲われながらも先へと進む。

 

「てか一体これはなんなのやら」

 

化け物を学生鞄(中に色々と仕込んであるからそれなりに武器になる)で仕留めながら先へと進めば、金髪の女の子が化け物に食われそうになる寸前だった。

周りには桃色の髪の女の子と水色の髪の女の子が居て彼女に叫んでいた。

 

「っ」

 

全力投球でその辺に刺さったフォークをぶん投げる。すると化け物に見事に突き刺さった。あいつが金髪の子を食べる前でよかったぁぁぁ。化け物が霧散して消え失せる。へたり込んだ金髪の女の子が気になって思わず声をかけてしまった。

 

「大丈夫?」

「あなたは?」

 

彼女が心底驚いたような顔をする。まあ、こんな所じゃあしょうがないよね。僕自身驚いたし。名前を名乗ろとして誤魔化すことにした。

 

「僕はよ…………あー、通りすがった運のない男子学生だよ。それじゃあね」

 

危ない危ない。下手に声をかけたら拙い、ロクな目に遭わないよね。

崩壊しかけた空間に出口を見つけて外へと出れば異空間からはおさらばだ。

 

「彼は……一体?」

「マミさんっ!!」

 

後ろでそんな声を聴きながら僕は気が付けば元々通っていた道へと戻っていた。

                    

 

―――――これは自分が不運になる代わりに他人の不運を壊して回る少年の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続かないよ☆

 

以上今年のエイプリルフール企画ですた。

 

 

 





えー、エイプリルフールです。特にネタが思いつかなかったので没ネタ晒しました。
ノリとしてはバカテス×魔法関連もののイメージ、この後は上条さんを助けたり、ほむらと出会ったり、聖杯戦争に巻き込まれたり、なのはたちと出会ったりする予定でしたがあまりにもネタ過ぎるのであきらめた。


短編の方に収容しました。
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