Fクラス前。フェイトがAクラス、はやてがBクラスで分かれて、四人で教室へと向かう。
「はー、今度はボロ小屋かよ」
「ボロいな」
「あはは、うん。そうだねー」
山小屋かと思うほどにボロかった。
体の弱い人とかいないよね?
「あ、ほむらちゃん、杏子ちゃん、Fクラスあったよ」
中に入れず固まっていると、知り合いの声がした。
「あ、まどかに杏子……と?」
鹿目まどかと佐倉杏子の二人は中学時代と小学時代からそれぞれ交友のある友人で、今でも仲がいい。でも、そっちの黒髪に黒カチューシャの人は?
「暁美ほむら、あの時はありがとう」
「ああ、あの時の」
振り分け試験の時に倒れたんだよね。
「体調は大丈夫?」
「ええ、大丈夫よ」
良かったと安心したところに頭の上にすとんと乗っかった。
『中に入らないのかい?』
「あ、キュウべぇおはよ」
頭に乗ってきた白い不思議生物は地球外生命体キュウべぇ、世界の平和のために暗躍する素敵なお仕事をやっている。最近頭に乗っているのが当たり前になっている。
「じゃあ、先に入るね」
「うん」
なのはとまどかが入ろうとすると
「「すみませんおく「早く座れこの蛆虫野郎」
罵声が聞こえた。一拍置いて………
「坂本君、ちょっとOHANASIしようか?」
「げっ、高町ぃ――――――」
……なのはによる死刑宣告が行われた。雄二、冥福を祈るよ。
まどかが泣き顔でこちらへ戻ってくる。
「あ、明久君。わたし、ウジ虫じゃないよね?」
「そんなわけないよ。まどかは優しいしいい子だよ?」
「あいつ、コロス」
「ほむらちゃん? 怖いよ?!」
「とりあえず三人は中に入ったら?」
「とりあえずそうするか」
まどかたちが中に入る。
さて、僕らも入ろう。そんでもって、死体を生き返らせないと。
「遅れました」
「同じく」
「……フンっ」
「「「何でだ―――――っ」」」
?! なんなのさー一体。あ、雄二発見
「おーい、雄二? 生きてる?」
がくがくと揺さぶってみた。
「その川を渡ればいいんだろう?」
「だめだって、その川渡ったら死ぬよ?!」
なんか三途の川にすら向かっていた。どれだけボコッたのさ、なのはは。
「
「わかってらァ」
一方の能力のおかげでどうにか命は持ったようだ。