短編集。   作:亜莉守

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機械を狂わされた話

 ある日の夕方、僕と雄二とムッツリーニと秀吉の四人は珍しく一緒の帰り道を歩いていた。普段だったら家の方向が違うからバラバラになるんだけどね。

 

「秀吉の家なんてはじめてだよ」

「そうかの?」

「だな。それにしても何で急に俺たちを呼んだんだ?」

「……不思議」

 

 今日は秀吉に誘われて秀吉の家にお邪魔することになっていたんだよね。ゲーム機はあるから、僕がゲームを持ってきてみんなでプレイするつもり。

 

「うむ、実はの。最近、家に妙な気配がするのじゃ。しかしワシ一人では不安での」

「で、俺らを家に呼んだってことか?」

「そういうことじゃ。ただいまー」

 

 丁度着いた家の鍵を秀吉が開ける。それから僕たちも秀吉の後に続いた。リビングに入ってみれば。

 

「なんじゃこれは」

「うわ、ひでぇな」

 

 部屋が何か荒らされていた。戸棚の中身は外に出ているし、テーブルの上に載っていたであろうものは全部床に落ちている。

 

「取られたものはない。大丈夫?」

「そ、そうじゃの」

 

 秀吉が慌てて探索をするけど、それよりも先にムッツリーニが止めた。

 

「……警察を呼ぶべき」

「いや、物取りじゃないんじゃないか。これ」

「……?」

「あれ見ろ」

「……足跡?」

 

 雄二が指し示した壁にはどう考えても人間じゃあつけられないような足跡が付いていた。その足跡が途切れているところで何か見た気がした。

 

「?!」

「どうした? 妙に間抜け面だな」

「いや、今なんか通らなかった?」

「は?」

「あ……いや、見間違いかな?」

「そういえばなのじゃが姉上が最近妙なものを見たといって聞かなくての。最近姉上は工藤の家にずっと泊まっておるのじゃ」

「え、本当?」

 

 もしかして秀吉のお姉さんって……

 

「とりあえずどうするか決めるぞ。警察に連絡入れるか?」

「と、とりあえずそうしたいのじゃが」

 

 うん、普通はそうなるよね。僕でもそうするし。

 

「よし、明久 お前は翔子のところに行け」

「え? 霧島さん?」

 

 急になんで霧島さんの事が出てくるの?

 

「俺らはここで警察に事情を説明する」

「だからなんで?!」

「詳しくは翔子に聞け、事情を聞けばすぐに動くから」

 

 僕は玄関から締め出された。

 

「ああああ、もうなんで?!」

 

 

 

「って、わけなんだけど」

 

 雄二の話を霧島さんにした。ここは霧島さんの家、正直な話ウチより大きい。霧島さんってやっぱりお金持ちだったんだ。一兄とも知り合いなのも納得だよね。

 

「……わかった。すぐに優子のところに行く」

「それで通じるの?」

 

 雄二のあのむちゃくちゃぶりはどうでもいいのか。

 

「……うん、優子のところに行けばもっと理由はわかると思うから」

「そ、そっか」

 

 よし、僕はもう帰るねーと帰ろうとしたら霧島さんがずいと寄ってきた。

 

「……吉井も行く」

「え?」

 

 いや、もう僕関係ないよねと言って逃げようとしたけどさらに霧島さんはずいと寄ってくる。

 

「……行く」

「は、はい!」

 

 思わず返事をしてしまった。僕って基本押しに弱いよなぁ。

 

「そういうことで代表はここに来たの?」

 

 そんなわけで霧島家のリムジンで向かったのは木下さんが泊まっているって言う工藤さんの家だった。工藤さんは部活らしく、木下さんが応対に出てきてくれた。

 

「……うん、優子の話聞いたら理由がわかると思った」

「で、なんで吉井君が一緒なのよ」

 

 ですよねー。僕も正直なんでここに居るのって言うのが一番の疑問なんだよね。

 

「……吉井は重要」

「あの、霧島さん? 僕、重要なの?」

 

 まさかそんなこといわれるとは思わなかったよ?

 

「……うん、吉井は重要」

「いや、何で?」

 

 理由が全くいわれていないような気がする。雄二も霧島さんもこういうところは似てるよね。

 

「……吉井、見たでしょ」

「う……うん」

 

 多分秀吉の家で見たあれの事だよね。

 

「見た? 吉井君もあれを見たの?!」

「え、あ、うん」

 

 木下さんが僕に詰め寄る。もしかして、木下さんも見える人なの?

 

「……吉井、どんなの見た?」

「えっと、なんだろう、小さい悪魔みたいなの?」

「それよそれ! 何か小さくて、よく漫画に出てくるような化け物みたいなのよ」

 

 僕と木下さんの証言は一致した。それから霧島さんはまるで診察をする医者みたいにまた質問をしてきた。

 

「……何処で見た?」

「えっと、倒されてたテレビの傍?」

「よく見たのはパソコンの前かしら」

 

 僕らの証言を聞いた霧島さんはうんうんと首を縦に振った。

 

「……うん、やっぱり」

「やっぱり?」

 

 どういうことなんだろう?

 

「……最近は海外からも怪異がやってくることは多いから」

「代表? どういうこと」

「……明日、優子の家に行こう。それから今日は吉井の家に泊まるように」

 

 さらっと霧島さんは言った。

 

「は? ウチ?」

「吉井君の家?!」

 

 いや、急になんで?!

 

「……どうしてこうなった」

 

 てか、学校の人をウチに案内するのって人生初じゃない?

 

「ねえ、ここ吉井君の家?」

「え? ああ、うんそうだよ。な、何か変?」

 

 何かまずいことでもあったかな?

 

「ううん、そういうことじゃないから大丈夫よ」

「うわぁ、気が重い」

 

 木下さんがいっていることも気になるけど、それ以上にこれから起こりそうなことを考えて頭がちょっと痛くなった気がした。すると一番の心配の元だった一兄に遭遇した。

 

「あれ、明おかえ……えっと?」

「何でこういうときに限って寝込んでないの、一兄!」

 

 思わずそういってしまった。一兄が寝込んでないとか奇跡に近いのになんで今日に限って元気そうなのかな?!

 

「へ? いや、何でそういうずれているこというんだい?!」

 

 驚く一兄の傍を木下さんの手を引いて通り過ぎた。

 

「とりあえず友だち来たから客間借りるよ」

「あ、ああ、いいよ」

 

 一兄と別れて木下さんを客間の方へ案内する。そういえばウチの客間って使われるとこあるのかな?

 

「えっと、吉井君あの人は?」

「僕の兄さん、双子なんだけどあんまり似てないでしょ」

「そう? 目の感じとか、前髪の分け方とか結構似てると思うけど」

「そうかな。まあとりあえずゆっくりしていってよ」

 

 客間の一つに到着した。僕の部屋から一番近い客間だ。ついでに言うなら一番豪華なの。テーブルが真ん中にあって、一人掛けのソファーが二つ、それからキングサイズの天蓋は付いていないベットがある。

 

「ひ、広いわね」

「うーん、普通の人には広いよね。まあ、自由にしてくれて構わないから」

「あ、ありがとう」

 

 それから夜中になって、何か客間から悲鳴が聞こえた。

 

「木下さん?!」

 

 慌てて客間に言って見れば、ベットから飛び降りたらしい木下さんが僕の方に駆け寄ってきた。

 

「い、今天井にいっぱい目みたいなものが」

「……目?」

 

 それを言われて、天井に目を向ければ確かに暗闇にぼうっと光る二・三十くらいの目、確かにこれはなれない人が見たら怖がるよね。

 

「え、ええ」

「……はぁー、だから人泊めたくなかったんだよ。こらぁ家鳴ぃ!」

 

 天井に向けて大声を出せば、きゅいきゅいと可愛らしい声を上げながら顔は若干怖い小鬼がやって来た。

 

「え、吉井君これは?」

「ウチに住んでる奴、別に悪い奴じゃないから気にしないで」

 

 寄ってきた何匹かの頭を撫でながら木下さんに家鳴のことを教える。それから家鳴に何でここに来たのかを聞いてみた。

 

「何やってるかな」

 

 すると家鳴たちは一兄が様子を見てきてほしいといっていたということを教えてくれた。それから一兄や妖怪たちが木下さんと僕が恋人同士なんじゃないかとかなんて要らない情報も教えてくれた。

 

「一兄……はぁ」

「もう、木下さんとはそういう関係じゃないから。大体普通の人を脅かさないように」

 

 それを言うと家鳴は闇に消えていった。多分、夜更かししてる一兄に報告するためなんだろうね。

 

「ごめんね。あー、何やってるんだろう」

「う、うん」

 

 木下さんはおびえている。それはそうだよね、二十とか三十の目がこっち見てくるとかホラー以外の何物でもないだろうし。

 

「はぁ、別に人に危害を与えるとかそういうものじゃないからね」

「そ、そうなんだ」

 

 木下さんはやっぱり怖がっている。とりあえずフォロー入れないと。

 

「見た目は結構怖いんだけど、のん気だし、卵焼き好きだし」

「卵焼き? ふふっ、面白いのね」

「そうでしょ」

 

 他にもね、と家に巣食う妖怪の話をしていくとしばらくは楽しそうに聞いていた木下さんがポツリと呟いた。

 

「……吉井君は怖くないの?」

「なんで?」

 

 僕はあの子達が怖いとか思ったことはない。

 

「アタシね。最近急に見えるようになって、見慣れた町に変なものがたくさん居るのが怖くて仕方がなかったの」

「うん」

 

 相槌を打てば、木下さんはさらに話し出す。

 

「それに家にあんなのが出るようになって、家に居るのも怖くて、ずっと愛子の家に逃げてたの」

「そっか」

 

 それから僕の方を向いてきた。

 

「吉井君は家にあんな鬼が居るのに怖くないの?」

「全然、昔からずいぶんと色々見てきたけど別にこっちを襲ってくるとかじゃないし、来たとしてもまあどうにかなっちゃったんだよね。それに、怖いって思ってたら怖くなるからさ」

「怖くなる?」

 

 木下さんは不思議そうにした。

 

「うん、これは怖い物だって思い込むことが一番怖くなる理由だと思うんだ。だから怖くないって思えば怖くないでしょ」

「そうかしら」

「とりあえず僕はそう思ってる、別に木下さんもそうしろとか言ってるわけじゃないよ」

 

 これはあくまで自分の考え方なんだ。人に押し付けるためのものじゃない。

 

「でも吉井君ありがとう、なんかちょっとだけ気持ちが落ち着いた」

「そっか、それならうれしいよ。じゃあ、みんなには言っておくからお休みなさい」

 

 そういって部屋を出ようとすると、手を引かれた。

 

「?」

「えっと、ここの家に居るものは悪いものじゃないってわかってるのよ。でも、あの……」

 

 なんだろう、この表情ってホラー映画とか見た後の一兄みたいな顔だよね。なんで一兄はゾンビ物は嫌いなんだろう。それはさておき、まあ、あんな体験をした直後じゃ一人で居るの嫌だよね。

 

「……じゃあ、木下さんが眠れるまで一緒に居るよ」

「! いや、別にそこまでしてもらわなくても」

「早く寝てくれないと僕が寝れないんだけど」

 

 がっしり握られた手はずっと離れそうにもないし。

 

「!」

 

 木下さんが慌てて布団を被った。それを確認してからベットの淵に腰掛ける。キングサイズだから無駄に大きいんだよね。客間なのになんでこんなの用意してあるんだろう。あ、もしかしてここって元々は一兄のため部屋だったとか?

 いらんことを考えるのにも飽きたので昔母さんが歌ってくれた子守唄を歌いだす。一兄はこれ歌うとすぐに寝ちゃうんだよねー。

 

「るーるぅるーるぅるるー」

 

 しばらく歌っていると規則正しい寝息が聞こえてきた。

 

「あ、寝たかな?」

 

 ちょっとの間黙って確認してみたけど寝たふりじゃないみたいだ。

 

「手、退けないと」

 

 木下さんに握られていた手を外そうとするけど、

 

「あれ?」

 

 結構ぎっちり握られていて外れない。

 

「外れない」

 

 どうしたものかな。

 

「……しょうがないか」

 

 

 それから、朝になって。

 

「……」

 

 眠い。起きるのすらおっくうなんだけど。

 

「あれ?」

 

 木下さんの声だ。何かあったのかな?

 

「よ、吉井君?!」

 

 ん? 何か手を引っぱられてるような?

 

「明久様ーこちらで……え?」

「?」

「?!」

 

 女の子二人の叫び声を目覚ましに僕は目を覚ました。後で聞いた話によると僕は木下さんの手を握ったまま一緒のベットで寝ていたらしい……なにやってんだよ僕。せめてベット脇とか……キングサイズにそれを求めたら不味いか。

 

「くぁー、眠い」

「吉井君、よく落ち着いていられるわね」

「あ、ごめんね?」

「いいわよ。でも、まさかあんなことになるなんて」

「あはは、ごめんね。ウチのみんなが」

 

 まさかあの後、家に居着いてる子達が全員来るなんて思わなかったんだ。驚いた木下さんが悲鳴を上げたからさらに大騒ぎになったし。

 

「吉井君の家ってあんなに居るのね」

「うん、僕もつい最近知ったけど」

 

 どんだけ居るのさって話だよね。

 

「明久様ー急ぎましょう!」

 

 何でぽんぽこが一緒に居るのかを僕は一番聞きたいけど。

 

「……二人とも来た」

「よー、ん? 何で相馬の狸まで居るんだ?」

 

 霧島さんはともかく雄二までいるとは思わなかった。というかぽんぽこのこと知ってるんだ。あ、それもそうか、蛇の一件のとき助けてくれたのは二人だったはずだし。僕が色々考えてると、ぽんぽこが胸を張って自慢げに応えた。

 

「明久様を危険に晒すわけにはいきません。それから明久様にお茶菓子を奢っていただきたいからです」

「代表に坂本君?」

「うわ、この前は気が付かなかったけど変なオーラに覆われてる」

 

 昨日は気が付かなかったけど、家がよく怪奇物の漫画とかに出てきそうな嫌なオーラに包まれていた。

 

「ああ、俺も今日来て気が付いたんだがな」

「……はじめる。雄二」

「あいよ、お前らは下がっとけ」

 

 雄二が金色のわっかの付いた棒を掲げる。途端にオーラが渦巻きだした。霧島さんはなんて言っているかはわからないけど、ぶつぶつと呟いている。

 

「え? え? どういうことなの」

 

 木下さんの驚きも当然だよね。急に二人はどうしたんだろう?

 

「あのお二人は闇を祓うことを生業(なりわい)としております。これは二人の領分ということです」

「え、そうだったの?」

 

 それ初耳だよ。だから色々と詳しいのか。

 

「代表も坂本君も凄いわね」

 

 しばらくして、家を囲んでいた嫌なオーラが消えてなくなった。雄二と霧島さんがこっちを向いた。二人とも疲れた表情をしている。

 

「祓い終ったぞ」

「……これでいいはず」

 

 雄二がにやりと笑った。あ、なんかちょっとよからぬこと考えてるっぽい。

 

「よし、元凶の顔を拝むとするか」

「ちょ、坂本君?!」

 

 木下さんと秀吉の家にまた入る。そこは前に入ったときよりは少しは片付いたもののまだ物が散らばっている部屋だった。

 

「あ、これって」

「……そう、これが今回の原因『グレムリン』」

「小説とかにも題材にされるから有名だろうが、西洋に多く見られるという機械にいたずらする妖精のことだ。一家に一匹居ると言われていたりもするな」

 

 なんかラノベにそんな名前の何かがあった気がする。後は映画とか?

 

「でも、こんなかわいい外見してなかったわよ。もっとこう、悪魔めいたって言うか」

「うん、少なくともこんなペンギンみたいな外見じゃなかったと思うけど?」

 

 見た目はなんていうかデフォルメされたペンギンみたいになっていた。

 

「……多分、学園から齎された陰の気がこの家に溜まっていたから。大本は祓ったから大丈夫だけど最近こういったトラブル多い」

「だな。俺らが借り出されることも増えた」

 

 そうなんだ。学校から嫌な雰囲気がなくなったのって雄二たちのおかげだったのか。

 

「……でも不思議、普通だったらもっと早く暴走してもおかしくなかった」

「そうなの?」

 

 木下さんが不思議そうに聞いた。まあ、そうだよね。

 

「まあ、確かにな。このレベルを考えると昨日来た時点で気が付いてないとおかしいな」

「そうなの、え? きゃっ」

 

 急にポルターガイストといわんばかりに本が浮いたり、それから散乱していた部屋の物が猛スピードで動き出したりしていた。それに襲われそうになっている木下さんを思わず庇う。

 

「木下さん!」

「明久様!」

 

 背中に物がびしばしと当たって痛い。ぽんぽこの悲鳴のような声が聞こえるけど、それよりも先に本が僕の頭めがけて飛んできた。

 

「何事じゃ?!」

「秀吉?」

 

 かと思ったけど、それは起きずに終わった。部屋の扉を盛大に開けたのは秀吉、すると部屋の中のものはもとからそうだったかのように全然動かない。一体何がどうなってるの?

 

「おぬしら何をしておるのじゃ、ん? 姉上ではないか」

「ど、どうなってるの?」

「あー、ようやくわかった。なるほどな」

 

 雄二がしたり顔で頷いた。何に気が付いたんだ?

 

「??」

「……とりあえず部屋を出る」

「う、うん」

 

 秀吉を含む僕たちは部屋を出た。ふとあやまらないとと思いついたことを木下さんに告げる。

 

「あー、さっきはごめんなさい」

 

 庇おうとしたわけだけど、思いっきり抱きしめただけで終わっているという、役得だけど、これFFF団にバレたら不味いよね。

 

「い、いいのよ。むしろ庇ってくれてうれしいって言うか、あのその……」

「明久様、帰りましょう。ぽんぽこは皐月亭の抹茶饅頭が食べとうございます」

「あ、うん。いいよー」

 

 ぽんぽこが腕にしがみついてきた、それから後ろを向いて何かをしたのを見た気がする。

 

「?」

 

 気になって後ろを見てみるけど、そこには顔を真っ赤にさせた木下さんと呆れた表情の雄二、それからうんうんと頷いている霧島さんが居るだけだった。一体どうしたんだろう?

 





お疲れ様でした。総文字数6666文字、妙に不吉ですよね。

そんなわけでグレムリンの話でした。秀吉メインのはずが何故か優子さんメインに変わりました。



ネタバレ注意!





木下 秀吉
先祖が祓い人だった。先祖がえりで妖怪などを視覚できないものの悪いものを消し去ることが出来る。
なんでもホラースポットに行くとそこがなんともなくなるとかないとか


木下 優子
先祖が祓い人だった。先祖がえりで視覚することが可能
能力的には明久に一番近い
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