ニート思考なので基本旗が折れる。
そして周りも折るので盛り上がりがなんもない話
旗をバキバキに折りまくる奴
俺が南雲ハジメという人間に生まれ変わったのだとしても、俺という記憶がある限り、俺はその南雲ハジメの皮を被っただけの存在でしかない。
加えて、どこかの誰かの嫌がらせなのか、南雲ハジメとして生まれ変わった世界には悪魔もなにも――それこそオカルト研究部だった仲間達は存在していないのだ。
そんな世界を生きることになんの意味があるのか。
こんな世界を生きようと思える気力なんて沸くわけもない。
だから俺は全てを捨てたつもりだったんだ。
兵藤一誠というどうしようもない大馬鹿だった頃の全てを捨て去り、南雲ハジメとして無意味に生きて、無価値に存在して、無気力に死んでやるつもりだった。
それがなんの因果か、南雲ハジメとして生まれ変わってからはエロゲーやるよりも読むようになったラノベを彷彿とさせる体験をすることになるとはな。
そして今になって考えてたらだけど、兵藤一誠として生きていたあの頃は割りとラノベ的な人生だったのかもしれない。
もっとも、この体験があったから俺はある意味での『目標』を持つことになれた訳だがな。
「は? 7大迷宮を制覇する? なんの話だそれは?」
「え、違うの……? オスカー・オルクスの隠し部屋を発見して神代魔法とこの世界の真実の一端を知ったからそうなのかなって……」
「あぁ、エヒトだかって神がどうのこうのって件のことか? 別に興味なんてないし、知ったからってどうこうする気もない。
俺はただ適当な場所で適当に死ぬまで適当に生きるをモットーにしてるんだ」
そんな俺は現在、異世界に学校のクラスメート達と共に飛ばされ、紆余曲折あってそのクラスメート達のほぼ全員から訓練中の事故で『死んだ』と思われている状況にあった。
ご覧の通り普通に生きてるのだけど、俺は引き続き連中達から死んだと思わせているままにしている。
理由は簡単、俺達をこの異世界に『召喚』とやらをした連中の話した理由だなんだがどうにも胡散臭いのと、なによりあのままでは『不自由』だったからだ。
なので、元々南雲ハジメとして生きていた俺はクラスの連中ほぼ全員から疎んじられていたのもあるので、いっそこのまま死んだ事にしたのだ。
もっとも、その企みは半分失敗してしまったのだけどな。
「ハジメって思っていたより無気力……」
「そうか? ガッカリさせたようで何よりだぞ」
「それよりこうして地上に出られたし、なにより貴女も自由になれたのだから何時までも私たちに付いてこなくても良いんじゃないかな?」
「ええ、何百年振りの地上でしょうしね。
それといい加減ハジメ君の上着を返して貰いたいのだけど……」
疎んじられてる俺に元の世界から妙に絡んでくる変な女子二人が居るせいで……。
「ほら早く。
代わりの服はちゃんと用意したでしょう?」
「……やだ」
白崎香織と八重樫雫。
どちらも例えるならリアス部長や副部長のように周りから黄色い声援浴びるタイプであり、俺とは正反対に今頃あの事故レベルの災害から生き残ったであろうクラスの連中達は大騒ぎし続けているだろう。
くたばってるという事になっている筈の俺の後を何を言っても付いてこようとする変人共とは知らずにな。
そんな白崎と八重樫改め香織と雫はといえば、オルクスの大迷宮の大分下の下層で封印されていた吸血鬼の女の子と絶賛謎のメンチの切り合いをしている。
「ハジメは別に返さなくても良いって言ってた」
「「………」」
「まあ、新しい服作ったからな」
よくわからんまま、封じられてたらしい彼女の封印を解いたら、何故か後をつけてくる金髪赤目の吸血鬼の女の子の名前は聞いてないので知らない――というか昔の名前は名乗りたくないとのことだった。
なので名前を付けてくれだなんて言われた訳だが……。
「取り敢えずその話は置いておいて、とにかくハイリヒ王国からなるべく離れたい。
万が一生存がバレたら―――俺はともかく二人の身柄は確実に抑えられるぞ」
「む……確かに」
「向こうが無理矢理連れ戻そうとした所で抵抗はできるけど、なるべくトラブルは避けるべきね」
なんでかわからんが、頭に浮かんだ単語そのままを名前として呼ぶことにしたんだっけか。
「そうと決まれば寝床探しだ」
月と書いてユエ。
大昔やったことのある三國志の登場人物がほぼ女キャラなエロゲーを何となく思い出した―――なんてバカ正直に言ったらぶっ飛ばされそうなので、この事実は墓場まで持っていこうと思う。
その名前の理由がロマンチックな理由等ではない――という事実を知らない吸血鬼の少女は、ユエという新たな名を割りと気に入っていたりする。
それと同時にユエは、自身の正体を知る前から然程自分に興味が無さそうなハジメという、内に強大な龍を宿す少年の事がとても気になった。
「未来視だかなんだか知らんけどね、生憎俺はボランティアで人助けするほど暇でもなければ余裕もないんだわ」
「がーん!」
そんなハジメはといえば、宛も無い放浪の旅の道中現れた兎人族の少女に助けを求められるも秒で断っていた。
「そ、そこをなんとか……!」
「ならんね」
「な、なんでもしますから!」
「じゃあ今すぐにでも視界から無くなってくれるか?」
必死こいて懇願する少女に対してハジメはバッサリと切り捨てる。
何やらこの兎人族の少女にも食い下がらんとする事情があるようだが、ハジメの返答のブレはまるで無い。
「話くらいは聞いてあげたら?」
「相当逼迫した理由が在るんだと思うよ?」
「えー……?」
その少女のあまりの必死さを見かねた香織と雫がハジメにそう言うものの、やはりハジメの態度はやる気というものがまるで無い。
「二人の言うとおり、聞くだけ聞いてあげても良いと思う。
そうしないとコレはずっとハジメから離れようとしない……」
香織と雫に続くようにユエも、取り敢えず話だけは聞いてみたらどうかと提案することで、渋々話を聞くことにしたハジメは、故郷追放されてただ今絶賛一族まるごと放浪中との事らしい兎人族の少女から話を聞く事にしたハジメだが……。
「なるほどね、理由は大体わかった」
「そ、それじゃあ―――」
「他所を当たってくれ」
「」
聞いた上でもその答えはNOであった。
ただでさえ『現役のころ』と比較するまでもなく精神的に大分腑抜けているハジメが、わざわざ今会ったばかりの他人の為に動く事はしないのだ。
「故郷を追われたり、放浪中に仲間達が人間に捕まってしまうのは気の毒だねと思わなくもないが、俺にはそれをどうにかするだけの力も知恵も無いよ。
ていうか、他人の為に動くつもりもないんだ」
「そ、そんなぁ。
でも私の未来視によれば、アナタは強いって……」
「その未来視ってのも俺からすれば眉唾モノなんだがな。
キミの話を聞いてる限り、その未来視とやらで見た俺は何故か白髪で眼帯してるんだろ?」
「は、はい、そちらのユエさんと共に馬より物凄い速い乗り物に乗っていました。それと、そちらのカオリさんとシズクさんのお二人は観えませんでした……」
「俺を見ろよ? 俺は白髪頭か? 眼帯なんてしてるか? してないだろう? その馬より速いらしい乗り物なんてどこにある?」
「そ、それは……」
「「「…………」」」
シア・ハウリアと聞いてもないのに名乗ってきた少女が観たとされる未来の光景と現実は全く違うじゃないかと、自身の髪や状況を示しながら否定をする元・イッセーこと南雲ハジメに、あらゆる希望を抱いていたシアの表情は既に絶望の色に染まりつつあった。
「そういう訳だからとっとと――」
「「待って」」
自分自身を含めた全てに無気力である今の彼が、他人の為に力を使う事なぞあり得ない―――ということはオルクスの迷宮で共に過ごしてきた香織と雫は知っているし、まだ短いながらもユエですら分かっていた。
しかしだからこそちょっとだけこのシアという兎人族の少女が不憫に感じてしまったので、ついつい口を挟んでしまう。
「別に他に目的があるという訳ではないのだから、少しだけ手を貸してあげたらどう?」
「彼女も亜人なのに魔力を持ってるせいで同族の助けが期待できない状況みたいだし……」
「ハジメの目的とする場所を見つける為の手がかりがあるかもしれない」
別に手助けする義理なんて無いがこうまでおざなりに拒否されるシアを見ているのは中々に忍びないと思った香織と雫とユエの言葉にシアがハッと顔を上げる。
「貸すって何をどう貸せと? 亜人の国から追放された彼女の一族が帝国の兵隊に乱獲されてるって状況から助けろとでも? なんの対価も無しに?」
「それは……」
「そう言われると確かにって思わなくもないけど……」
大雑把に言えば、一応同種である人間を襲撃して他種族を助けろと言われてるも同義であり、対価も無しに何でわざわざそんな真似をリスク覚悟でしなくてはならないのだという、やはりかつてのイッセーとは思えないドライな態度であるハジメに香織と雫は、冷めた顔をするハジメの後ろで祈るようにこちらを見てくるシアから微妙に目を逸らしながら返す言葉が見つけられずに言葉に詰まる。
「10億円――じゃなくて10億ルタをその場で支払うってんなら話は別だけど、何の対価も無しにただ助けてくださいって言われて頷ける訳がないだろう?
ましてや相手は帝国の兵隊――つまり俺達と同じ人間だし、よくも知らない他種族の為に同族を敵にわざわざ回すだなんてデメリットでしかないだろう? 下手にやらかして指名手配なんてされたくもないし、クラスの連中に生存がバレたら鬱陶しいにも程がある」
「「「………」」」
「まあ、キミ達がそれでもこの――ウサミミボインちゃんを助けたいというのなら止めはしない。
が、その時はここでお別れさせて貰うがな」
人助けを否定するつもりはないが、自分にはその気がないと言い切るハジメに誰しもが下を向く。
そもそもハジメは自分を死んだ事にして雲隠れをして後は朽ち果てるまで無意味に生きる――という目標を予定外な事があったとはいえ半ば達成しているのだ。
かつての仲間達の為なら何の対価も求めずに動けるが、今会ったばかりの他種族の為に動くだけの精神は無い。
「そういうのはもうとっくの昔に止めたんだよ俺は……」
――――というのが未来視なる固有魔法を持つシア・ハウリアという少女と出会して数十分経過した頃の話だ。
そこからお通夜ムード満載のままトボトボと帰る羽目になってしまったシアを見送ってから約2時間程経過した現在。
あれだけ助けてくれと懇願されても『ダルい』の一言で突っ返してきたハジメはといえば……。
「本当に自由って良いよなぁ……?
一々誰の目を気にする必要もなく、好きなことが出来る……!」
「ごぇぇぇぇぁっ!?!?!?」
偶々出会した帝国の兵士達を血祭りにあげていた。
「コラそこ、何ボーッと突っ立ってんの? 目の前でそこら辺のガキに仲間ぶちのめされてるんだぞ? それでも帝国の兵士かよ? かかって来いよ?」
「こ、このガキィ……!!」
トボトボと仲間の元へと帰った筈のシアが偶然、運悪く帝国の兵士に捕まりかけていた現場に遭遇したのが始まりだった。
当初は帝国の兵士に捕まりかけていたシアとばっちり目が合ってしまったハジメは、何か言いたそうな顔をしていた香織や雫やユエをスルーし、そのまま通りすぎようとした。
しかしその香織や雫やユエといった――見た目美少女三人を連れ歩いている光景が嫌でも目立ったのと、なにより捕まったシアが必死こいてハジメの名前を連呼しながらヘルプミーと叫んだせいで思いきり帝国兵に見つかって取り囲まれてしまう。
その時点ではまだハジメも口先だけで誤魔化そうとしたのだが、末端のせいか色々とゲスな思考回路を持っていた兵士が香織、雫、ユエを渡したら見逃すと言い出したのだ。
それだけならまだハジメも内心そんなことを宣う兵達の実力を感じ取りつつ内心鼻で笑ってスルーしようとしたのだが、そんなハジメの態度が怯えてるとでも勘違いした兵士達が止せば良いのに『お前の手足をぶったぎった後で目の前で犯してやろうか?』等と余計な事を言ってしまったせいで、久々にイッセーとしてのスイッチが入ってしまったハジメは、手始めに小隊長と思われる兵士を血祭りにあげ、そのまま帝国の小隊を全滅させてしまったのであった。
「あっちゃー……俺もまだまだ短気だなぁ。
つい殺ってしまった」
あっという間に帝国の兵隊達を全滅させたハジメは物言わぬ亡骸と化した兵隊達の持ち物を強奪しながら己のイマイチ改善されていない短気さを反省しつつ、真っ青な顔をしながらこちらをみていたシアを解放する。
「こ、殺したのですか……? 同族なのに……」
「自分を捕まえようとしてた奴等の生死をわざわざ気にするのかキミは? 変わってるな?」
「だ、だって……」
「ちゃんと反省はしてるぞ? ………もうちょい苦しませてから殺してやりゃあ良かったってな?」
くつくつと嗤うハジメにゾッとするシア。
いや、何よりシアが引いているのは、あれだけの虐殺現場を自身と同じく間近で見せられていた筈の香織や雫やユエが、一切顔色を変えること無く返り血まみれのハジメに手拭いを渡している所だった。
「私と雫ちゃんの事をこの人達が言った瞬間、ハジメ君が怒ってくれるなんて……」
「てっきり私達に任せる形で『やれるものならどうぞ?』とでも言うのかと思ってただけに、素直に嬉しいわよ?」
「……。昔を思い出しただけで、別にキミ等の為じゃないよ」
「昔? よくわからないけど、それでも嬉しい」
「? いやユエに関しては割りと真面目にどうでも良いと思ってたんだけど……」
「がーん……!」
猛烈な血生臭い状況だというのに、その元凶たる少年に対して一切怯えることすらなく、寧ろ日常のような会話をしているハジメ達にシアはここで漸く、自分の観た未来視とは違う彼等から『異常さ』をハッキリと感じた。
(ひ、人を殺してるのに……)
挙げ句の果てには自分が殺した帝国の兵達の亡骸から金目のものを漁り始めるハジメ。
「改めて檜山君達から何度もあんな事をされてたのに、よく我慢してたわね?」
「いやー彼等の場合はちょっとした哀れみもあったし……」
白髪ではなく黒髪の少年の放つ漆黒の精神に、シア・ハウリアは恐怖を感じるのであった。
終わり
結局帝国兵から助けたシアは逃げるようにしてハジメ達から姿を消し、二度と現れる事はなかった。
そんな彼女や彼女の一族を気にかける気もなかったハジメ達は、早い話がニート生活が出来そうな安住の地を求めて、宛も無い放浪を続ける。
そんな中、良い感じの田舎町へと辿り着いた一行は―――
「な、南雲君、白崎さん、八重樫さん……?」
「「「げっ……」」」
顔を見られたらかなり都合の悪い相手と予期せぬ再会をしてしまう。
これにより一部の者達に生存がバレてしまう。
「い、生きていたのならどうして今まで……?」
「いや、あのままくたばった事にすれば、魔人族相手に戦争する必要もないと思ったんで。
この二人に関しては勝手に付いてきたからとしか……」
「な、なんですかそれ!? 私達がどれだけ心配していたか――」
「おいおいおい、違うだろ? 心配していたのはこの二人であって、俺の事なんて誰も心配するわけないだろう? 寧ろ死んで清々したと思ってる奴らの方が多いんじゃあないか?」
「そ、そんな事は……! と、というか南雲君は随分雰囲気が変わった気が……」
「? ああそうだった、アンタ等は今の俺が素だってことを知らなかったんだったか。
いやほら、今更取り繕う必要もないと思っただけで、こっちが素なんですよ俺は」
オルクス以外の迷宮には目もくれず、あっちにフラフラ、こっちにフラフラしていたハジメ一行の生存に安堵しつつも困惑する社会科教師とそのお供のクラスメート達。
「変に喋られても困りますので、今から先生達の記憶をシェイクしようと思います」
「大丈夫ですよ、痛みはありませんから」
「ちょ、ちょっと待ってください白崎さんと八重樫さん!? ど、どういう事ですか南雲君!?」
「二人の言うとおりっすよ。
こんな所で生きてる事がバレるとは思わなかったし、その事をアンタ達の口からバラされるのも面倒なんでね……」
そんな困惑を他所に、ハジメ達は全力で生存を知られては後々面倒になるからと記憶消去(物理)に走らんと、尋常ではない殺意を剥き出しにする。
「ふぅー……脳みそシェイクでなんとかなったが、今後は少し気を付けないとならないな」
「うん、びっくりしちゃったもん」
「今後は町に入る前に少しリサーチをしておいた方が良いわね」
(私ももしかしたらああなってたのかもしれないと思うと、今こうして居られるのは奇跡なのかもしれない……)
こうしてハジメ達は畑山愛子一行の記憶をシェイクしてから町から逃げ出すのであった。
「おい」
「? なんだよドライグ?」
「どうかしたのドライグさん?」
「敵が近づいてるのかしら?」
「そうじゃない……」
………この頭の悪そうな雌の竜の記憶はシェイクしないのか? というかして欲しいんだが……」
「~♪」
最近勝手に付いてくるようになった―――というよりドライグにストーキングする雌の竜人と共に……。
「別にしなくても良いんじゃないか?」
「うん、ドライグさんに懐いてるみたいだし……」
「同じ種族同士だし、仲良く出来そうじゃない?」
「ハジメじゃないから別に良い」
「オレをこんな下級の竜と一緒くたにするな。
オレは――」
「むーよそ見してや嫌なのじゃ! もっと妾を見てくだされ旦那様!」
「ええぃ、誰が旦那様がガキが! 懐くな!」
終わり
補足
簡易人物紹介
南雲ハジメ(兵藤イッセー)
特に拗れる事は無かった筈なのだが、かつての仲間達を失ったせいで思考回路がニート寄りになっている男。
自分の甘させいで仲間を失ったのもあるのか、スイッチが入ると基本的に相手を殺しに掛かるか、記憶シェイクを全力でしようとする。
自己評価がかなり低いのと、過去に囚われまくりなので、南雲ハジメとして得た仲間への態度はそこそこドライ。
しかしかつての仲間達の魂を、彼女達が受け継いだ事があったのか少しだけその態度は緩和している。
戦闘スタイルは赤龍帝として培った技術とこの世界で得た錬成師としての力を駆使した超脳筋ゴリ押しスタイル。
白崎香織
腑抜けに抜けて陰キャオタク化していたハジメの根っこを元の世界の辞典で半分以上見抜いていた者の一人。
元々気になる相手だったのが、異世界に召喚されてから起こった事故により共に過ごした事で色々とぶっ切れ、イッセーとしての仲間の魂を受け継いだ。
基本ヒーラー的な役割なのだが、敵を殲滅する火力自体もハジメに次ぐのでバリバリ戦闘もこなせる。
戦闘スタイルは、レイヴェル・フェニックスとアーシア・アルジェントの魂を次いだ事による癒しのヒーラー兼、炎と風の力をハジメが作った二丁拳銃によって放つスタイリッシュアクション。
八重樫 雫
香織と共にハジメの根っこをある程度見抜いていた者の一人。
異世界という――早い話が治外法権な場所に来た事で一気にタガが外れたというか、押さえ込むのを止めたというべきか。
香織と共にハジメを共有する形で生きる事をさっさと決めてしまった子。
戦闘スタイルは木場祐斗とゼノヴィアの魂を引き継ぎし剣士。