ただの没
それは唐突に起きた―――というよりは思い出したというべきか。
(なんだ……ここは?)
自分の今現在に対する違和感と同時に走る頭の中の激痛が、俺が誰であることを思い出させる。
(なんだ、この姿は……?)
腑抜けた顔をした少年。
生気の無い顔をした子供の姿が写される鏡を前に、俺は全てを思い出したのだ。
俺が誰であるのか。
そして記憶の中での俺自身に何が起こったのか……その全てを。
「……………」
全てを思い出した俺の中に宿るものはただひとつ―――途方もない『怒り』だ。
(何故今の俺がガキの頃の姿になっているかも、こんな状況になってしまっているのかも解っている。
そうだ……俺は負けたんだあの時)
鬱陶しいくらいにちっぽけな人間でしかなかった俺を構い続けた悪魔達。
人間でしかない俺を家族だなどと宣った悪魔達を守ることが出来ず、敵との戦いに敗け――そして殺された。
「けど俺は生きている。
何の因果か、同じ名前でな……」
一度なにもかもを喪い、そこから這い戻ったつもりでいた俺はまた喪ってしまった。
だけど俺は生きていた。
記憶を辿る限りでは全くの別世界の人間として……。
「俺はまだくたばっちゃあいない……!」
ならばやることは一つ。
二度も地に叩き落とされたからといってそこで諦めるわけがない。
例えこの先何度も喪うことになろうとも、俺は何度でも這い戻る。
「待ってろよクソ野郎……! 俺を殺し損ねたことを必ず後悔させてやるからよォ……!」
兵藤でも、そして悪魔の執事である日之影でもないただのイッセーと成り果てようとも、俺は止まりはしない……!
それは偶々の不運から紡がれた偶然であったのかもしれない。
その生まれにより、なんの不自由もなく育った少女にとって、その年の近そうな庶民の男の子の姿は何もかもが『新しい』ものだった。
『あなた、お名前は……?』
『…………………』
あの日、取るに足らない庶民の子供に助けられた少女は、みすぼらしい格好をしたその男の子の瞳に宿る漆黒に燃える炎を見たような気がした。
自分を誘拐しようとした賊めいた連中達をあっという間に全滅させた異常なまでの力を持つ男の子は口が聞けないのかと思うくらいに喋ろうとはしない。
なんならそのまま何事もなかったかのように自分の前から去ろうとすらするその男の子を、礼も無しに見送る訳にはいかないと強引に実家に招待したのが全ての始まりだった。
とにかくなにを聞いても声を出さず、何故が具合が悪そうに口を時折抑えるその男の子からなんとか聞き出せたのは、実の両親には金目的で売られたので身寄りがないということだった。
それを聞いた少女はただの親切のつもりでこの少年を使用人として働かせてみてはどうかと両親に頼んだのだ。
その何気ない思い付きで発した言葉そのものが、少女自身の運命を良くも悪くも変えていく事になるとはその時はまだ知らず………。
そして月日は流れ……。
「そういう訳で王立学園入学を明日に控える私は、学園での生活の間の世話をアナタに任せる事にしましたわ」
「………………………………」
「……………。予想通りの嫌そうなお顔ね?」
少女は拾った少年と共にすくすくと成長を遂げた。
結果だけを言えば、この少年の使用人としてのスキルはかなり高いものを持っており、気がつけば少女の実家の使用人達の長的な立場へと成り上がって居た。
「事実反吐が出るくらいに嫌だからな。
何故この俺が、オメーみたいな貧弱我が儘小娘の御守りをオメーが学校通ってる間までしなきゃならんのだ」
「私がアナタしか信用してないからですわ」
「じゃあオメーは見事に人を見る目もセンスも無いってわけだ」
ただ影のように主をサポートし、時には主の盾となる。
性格は少しどころでなく癖はあるものの、それを帳消しにできるだけの力量を持つ少年を、少女はおろか少女の両親ですら全幅の信頼を置く。
「今すぐ了承しないとアナタが首を縦に振るまで泣きわめき続けますわよ?」
「………チッ」
少年の異常さも、年齢に全く見合わない強さも知った上でも少女は彼を信頼するのだ。
「後悔はさせませんわ、だから私についてきなさいイッセー」
「……………」
口も態度も悪いが、どこか律儀で受けた恩も恨みも忘れない青年を……。
「俺もヤキが回ったか……」
これは、あくまで悪魔の執事だった青年が皮肉にも人の執事となっていくお話。
裏ボス系悪役令嬢キャラとして転生して15年余り。
死にたくはないし裏ボスにもならないという誓いのもと、鍛え続けたら99という限界値のレベルに到達し、そう簡単には殺されないという意味では誓いの半分は達成したといえるだろう。
後は主人公一派が復活する魔王を倒してくれるのを陰ながら見守り、主人公達がハッピーエンドを迎えたら雲隠れをすれば自分もハッピーエンドになれる。
その為にはこの学生生活は植物のように静かに過ごす。
ちょっとだけやらかしてしまって、国王だの王妃だのに呼び出されてしまったりもしたけど、それくらいのことならなんとか修正できる。
――と、転生者である少女は今後の人生の為のプランを立てながらその日を生きている訳だが、そんな少女の思いとは裏腹に、騒動やら目立ってしまうイベントというのは何故か向こうの方から通せんぼしてくる訳で……。
「ユミエラさん」
「…………はい?」
ユミエラという名の少女は、今日も向こうからやって来た『厄介事』に対応するのである。
「わたしく、是非アナタとお話をしたかったの。
今からアナタをわたくしのお茶会にお誘いしたいのですが、ご予定はありますか?」
喋り口調から髪型から全て『ステレオタイプ』とも言える女子生徒からのお誘が掛かってしまったユミエラは、内心『とても苦手なタイプだ』と思いつつも、決して顔に出すことなくの誘いを受けた方が今後も含めて波風を立てずに済ませられそうだと、敢えて受けた。
「いえ、ちょうど暇を持て余していたところですので」
「それはよかった! ではサロンにいらっしゃいな。
お茶の準備をしていますの」
その言葉に少女は嬉しそうにはにかみ、ユミエラを案内しようと前を歩くのだが、ここでユミエラは気づく。
今自分をなんの目的かはまだわからないが、誘ってきた少女の名はエレノーラ・ヒルローズ。
この国名、バルシャイン王国唯一の公爵の一人娘である彼女はユミエラと同級生でありながら学園の女子生徒の頂点に君臨している。
この世界の原作を知識として知るユミエラの記憶が正しければ、そんなエレノーラには常にご機嫌取りのような取り巻きが居る筈だった。
が、しかしエレノーラの周囲にそのような姿は見えない。
(私と話をする為に敢えて取り巻きを連れてなかった? よくはわからないが、やることは決まっている)
僅かな疑問ではあるが、結局の所ユミエラの本音とすればエレノーラと関わるのは極力ごめん被りたいので、このお茶会を波風立てずにやり過ごすことに尽力するしかないのだ。
もっとも、その理由はすぐに判明するのだが……。
エレノーラにしてみれば、ユミエラ・ドルクネスは『不可思議』な人間だった。
それは別にユミエラの髪の色がかつての魔王と同じで、それ故に魔王の生まれ変わりなのではないかと噂されているから……等ではなく、そもそもエレノーラは髪の色で一々偏見なんて持たない。
「改めて、お招き頂きありがとうございますエレノーラ様」
疑問なのは入学式の際に鑑定されたユミエラのレベルだ。
99という、常識では考えられない高いレベルであると鑑定されたからというのと無くは無いが、それ以上にエレノーラが気になるのは、『一体どうやってそのレベルに達したのか』である。
「様はいりませんよユミエラさん。
エレノーラと呼んでくださいな?」
「いえ、そういう訳には……。
エレノーラ様は公爵家なのですし……」
「わたくしはあくまで公爵の娘というだけです。
ですので敬称等無用ですわ」
「………」
とてもではないが自力でそのレベルに到達するのは難しい筈。
だからこそエレノーラは『知る』為にユミエラをお茶会等と称して誘い込んだのだ。
が、どうやらかなり警戒をされてしまっているらしく、世間話を振ってみても返ってくる返答は実に事務的なものである。
(仕方ないわね……)
多分このまま世間話を振ってもユミエラを崩せない。
そう判断したエレノーラは……抑揚の無い表情だけどお菓子だけはもぐもぐ食べている、意外と大食いなユミエラに切り込んだ。
「それにしてもユミエラさんはレベルが99ということで学園でも大分その名が知れ渡っておりますわ」
「……。はい、そうみたいですね」
「差し支えなければ、一体どうやってそこまでのレベルに到達できたか、わたくしは個人的に興味があります」
ひょっとしたら自分と同じように、背後にユミエラを導いた誰かが居るのかもしれないと考えたからこそ、実は寧ろユミエラと同じくらいにエレノーラも警戒していたりするという腹を隠しながら訊ねると、それまでリスみたいにお菓子を頬張っていたユミエラが、表情こそあまり変わってないものの、急に饒舌に自身が99になった理由を語りだした。
それは実にシンプルに、実家近くの洞窟ダンジョンで何度も死にかけながら魔物を倒しまくって来たという行程だったらしく、それを聞いたエレノーラは『え、本当に自力で?』と逆にユミエラに対して驚いてしまう。
「ほ、本当にそのような方法で99に……? 誰かにコーチをして貰ったということは……」
「この髪の色のせいで実家でも腫れ物扱いで近寄られもしませんでしたよ……」
「それはまた……」
髪の色だけで腫れ物扱いとは実に器量の狭い人間としか出会えなかったのだろうと、少しユミエラに対して同情を覚えつつも、だからこそ本当に彼女は自力で99になったのだと信じても良いのかもしれないと思うエレノーラ。
「なるほど……大分苦労をされたのですね」
「ええまあ。
しかし何故そのような事を聞くのです?」
「………」
そんなエレノーラを少し前からどこかがおかしいと思い始めていたユミエラは、自身のレベルに興味を抱いていてる辺りから原作とどこかが違うと思っており、今度はユミエラがエレノーラに質問をする。
するとエレノーラは一瞬だけ考えた素振りを見せると、意を決したように手を叩く。
「ユミエラさんにも姿を見せて差し上げなさい」
「……え?」
自分ではない誰かに対してまるで呼び掛けるような声を出すエレノーラにユミエラは首を傾げる。
するとなんということだ、このサロンには目の前に座るエレノーラの気配しか感じてなかったユミエラの第六感が突然警報を鳴らしたと同時に、まるでその場に突然現れるかのようにエレノーラの背後からそれは姿を現したのだ。
「っ!? (な、なんです……て!?)」
燕尾服を着た石像のように冷たい目と表情をした茶髪の青年。
なまじレベル99だからこそ、自分の探知をすり抜けてきたその青年にユミエラは初めてその表情を凍らせた。
「……。ユミエラさんはお気づきにならなかったようですけど、彼はユミエラさんがこのお部屋に入る前からこの場におりましたのよ?」
「!? ま、まさか。全く気配を感じられなかったのに……?」
エレノーラの言葉に今度こそ驚くユミエラはありえないとばかりに、何故か顔色の悪い青年を見る。
(こんなキャラ、原作に居なかったわ。
一体何者…?)
自身の前世の知識を照会しても、存在しない謎の青年にユミエラは警戒度を上げる。
何故ならエレノーラの言葉通りならば、この青年は自分に気配を悟られることもなくその気になれば首を撥ね飛ばせたいたのだから。
「持ってきた?」
「…………」
「! それはまさか」
嫌な汗が背中を濡らすユミエラはここにきてその青年が入学式の際に使っていたレベル鑑定の水晶玉を持っている事に気が付く。
「彼に用意させましたの」
「一体何故……」
「いえ、今一度アナタのレベルをこの水晶玉で見てみたいと思ったまでですわ」
テーブルの上に置かれた水晶玉越しにエレノーラユミエラのレベルを見たいと話す。
それに対してユミエラは何故かますます顔色が悪い青年のことは気になるものの、エレノーラの懇願に頷きながら言われた通り水晶玉に軽く触れる。
すると水晶玉がほんのり輝きを放つと同時に、入学式と変わらず『99』という数字が映しだされた。
「ふむ、本当に99なのですね。
もっとも、ユミエラさんの授業の様子や話を聞いている限り、嘘ではないとは思っておりましたが……」
「…………」
「……………………………」
なにやら納得をしているエレノーラだが、ユミエラの視線は水晶玉に触れたまま謎の青年に向けられたままだった。
(なんだか思っていたよりも雲行きが怪しくなってきたかもしれない……)
まるで自分を試すかのような発言をするエレノーラもそうだが、それ以上にユミエラは原作には絶対に居なかった青年が何者かのかという疑問に支配されている。
(エレノーラもそうだけど、この男も私のレベルを見ても驚きもしていない。
……というか完全に目を逸らされてるけど)
予想外の状況を前にどう行動すべきか考えるユミエラにエレノーラが『もうよろしいですよ?』と言うので水晶玉から手を放す。
「驚きました。
独学でここまでのレベルに到達する方がこの世に居られるなんて思いませんでしたから……」
「はあ……。
しかし一体何故私のレベルを確認しようと? 何か目的があるようにしか思えませんが」
こうなれば今度は逆にこっちが聞いてやると、相変わらず一言たりとも喋らずに、顔色悪くエレノーラの後ろに立つ青年を一瞥しつつ、その目的を訊ねるユミエラに、エレノーラは少しだけ申し訳無さそうな笑みを溢すと、ユミエラと同じくレベル鑑定用の水晶玉に触れ始める。
「別にアナタにどうこうするつもりはありませんわ。
ただ、わたくしは疑問でしたの。アナタがどうやって99まで到達したのか。もしかしたらわたくしのように『指導してくれた方』が居るのかと―――ですがアナタは本当に独学でしたのね?」
「…………?」
エレノーラが触れた水晶玉には6という数字が浮かび上がる。
それは即ち、エレノーラのレベルが6であるということになるのだが……。
「なっ!?」
それはやがて今日何度目になるかもわからぬ驚愕に変わっていく。
「もっとも、『制御』する方法まではまだしらないようですが」
6と浮かぶ数値が12へと変わり、12から24、24から48、と徐々に上がっていく現象にユミエラは呆然となる。
そして徐々に上がっていく数値は最終的にユミエラと同じら99で止まると、エレノーラはさっと手を離す。
「わ、私と同じレベル……?」
「ええ、ですがこの水晶玉では99が計れる限界ですからね。
これ以上『解放』してしまったら壊れてしまいますわ」
「こ、これ以上ですって!? エレノーラ様、アナタは一体!?」
言い方からして自分は99というこの世界の限界値を越えているかのような発言に、ユミエラは勢いよく立ち上がり、建前の仮面もなにもかもを捨ててエレノーラに訊ねる。
すると立ち上がったユミエラに応じるかのように、ゆっくりと席を立ったエレノーラは、可憐な笑みと共にお辞儀をしながらその名を名乗る。
「ただの……ただのエレノーラですわ」
「…………」
ヒルローズのエレノーラではなく、ただのエレノーラであると。
そしてそれまで一言も声を出さなかった青年についてもエレノーラは紹介する。
「そして彼の名はイッセー。
わたくしの専属使用人であり、わたくしの師でもありますわ」
「………」
「イッセー……?」
あくまで悪魔の執事だった男の名を……。
「あの……」
「? あらユミエラさん、昨日は楽しかったですわ」
「こちらこそ。
それでその、今度は私がエレノーラ様をお茶会にご招待したいと思うのですが……」
案の定、予想外の展開にエレノーラとイッセーなる執事への関心度をカンストさせたユミエラから接触するようになり……。
「できればあの執事の方も来て頂きたいのですが……」
「え? あー……そうして差し上げたいのは山々なのですが、本人が嫌がるかと」
「え、嫌がる? 何故……」
「彼、常人以上に人見知りが酷いと言いますか……」
(じゃあなんで執事なんてやってるのよ彼は……)
当然イッセーを探ろうと考えていたのに、本人が執事の癖にコミュ障らしくて当然の突っ込みを心の中でされてしまったり。
「…………………………………………………………………」
「あの、アナタがエレノーラさんの師匠とお聞きしたのですが……」
「………………………………………………………………………………………………………………………………」
「ちゃんと返事くらいしなさいよ―――って、え? 耳を貸せって……ふむふむ? …………………それくらい自分で言いなさいよ?」
「………………………」
「………。わ、わかったわよ! え、ええとユミエラさん? 今イッセーは『自分の事はそこら辺に生え散らかってる雑草だと思ってください』………だそうですわ」
「え、えぇ……?」
思ってた以上にコミュ障過ぎて引いたり。
「あ、あの! この前魔物に襲われていたところを助けてくれた方ですよね……!?」
「…………………」
覚えなんて全くない事でこの世界の主人公に絡まれるコミュ障だったり。
「ウチのイッセーがなにか?」
「う、ひ、ヒルローズさん」
「ええ、いかにもわたくしがエレノーラ・ヒルローズですわ。
それで、質問にお答え願いますか? わたくしのイッセーに何の用ですの?」
「わ、わたくしのイッセー……?」
その現場を見ていたエレノーラがなんか喧嘩腰になったり。
「確か彼女は希少な光属性の魔力を持つアリシア・エンライトという庶民出の生徒ね。
さてイッセー? 何故彼女に話しかけられていたのかしら?」
「知らねーよ、急に話しかけて来やがったんだ。
危うく目の前で吐きかけたぞ……」
「……。まあ良いですわ。
どうも彼女はエドウィン殿下とその取り巻き男子と仲が良いようですからね。
下手に関わるとめんどうな事になるわよ?」
「ああ……」
なんでか機嫌の悪いエレノーラに対して疑問ながらも、厄介事の種でありそうなのは同意できるイッセーだったりと……。
まあまあ色々な事が起きる予兆であった。
「はい? エドウィン殿下を推していないのかですって?」
「はい、そんな気がしたので……」
「逆に何故そんな気がしたのか甚だ疑問なのですが、答えは『ありえない』ですわ。
私から見れば、殿下を含めた世の男なんて押し並べて平等にお猿さんですわ」
「さ、猿ですか……」
「ええ。イッセー以外は……ですけどね?」
「なるほど……」
「というか、入学式前の祝いの席にて、お父様に出す筈だったワインを間違えて飲んでしまった事で泥酔したイッセーに連れ出されて……………ふふふ」
「あ(察し)」
「…………いや違うから。
ぜってーちげーから、俺まったく記憶にねーし」
「動揺しすぎて私を前に喋ることができてる時点で説得力に欠けますよ?」
「う、うるせぇぞガキ2号。俺は悪くねぇ……」
「そうですわ。
今は消えてますけど、胸とか首とか痕になるまで……」
「あー知らん知らん! 俺は悪くねぇ!!」
終わり
補足
皮肉にも苦手意識のあるステレオ金髪お嬢様系に拾われてしまった執事イッセーって感じです。