ただ自由が欲しかった。
二人でただ普通に生きる
だから俺達は俺達が生まれた世界から抜け出した。
このまま居ても何時殺されるかもわからない日常を送るくらいなら、いっそ死ぬかもしれない賭けになるかもしれないが、世界そのものを破壊するであろう力を解放し、無理矢理世界の外へと続く次元を抉じ開け、俺達は外へと飛び出したんだ。
その結果が今。
誰にも蔑まれない、誰からも命を狙われない。
ただ普通に生きることができる、誰も自分達の
偶然と奇跡としか言えない賭けに勝った俺達は――そんな場所で細々と暮らしている。
「………………………………」
「あ、あのー……もし良かったら私が朗読しましょうか?」
「いや、良い……」
「本当に大丈夫ですか? 先程から用務員さんの頭から煙が出ているように見えますけど……」
「だから大丈――」
「それじゃあ休憩がてら私の描いた新作でも読みます?」
「…………………………」
でかいとある学校にてしがない用務員をしながら、その学校に通う一部小娘共に何故か絡まれながらな……。
仲間や同族――果てには肉親にすら裏切られ、見捨てられた悪魔の少女と共に生きる事こそが生きる動機といっても過言ではない最後の赤龍帝の青年は、相棒の龍と愛する悪魔と共に世界を抜け出し、異世界へと流れ着いてからそれなりの時が経っている。
常に隠れてコソコソと生きる事を強いられる事もない世界は思いの外居心地の良いものであり、ひょんな事から知り合った老人の紹介によって職にも着けたのだから当然なのかもしれない。
その老人は少々特殊な――つまり一般人とは色々と違う事情を抱えていて、その特殊な事情かららする様々な困り事の処理の手伝いもしてくれという条件があることなのだが、かつての世界での事を考えたら問題にもならない。
あるとするなら、用務員としての仕事をする際にはそこに通う生徒や教員達に悟られずに仕事をしていた筈が、ある日を境に一人の女子生徒に自分の存在を知られてしまい、そこから少しずつ彼女の友人といった者達に自分の存在が認識されてしまったことくらいだ。
そうでなくても、老人こと学園長の孫娘とその従者的少女の件もある訳で……。
「以前、宮崎さんの件で師匠が直接出向いてエヴァンジェリンを
叩きのめした件以降、エヴァンジェリンが師匠を探そうとしている様子が見られるようになりました。
ついでに言えばネギ先生もですけど」
勝手に師匠と呼んでくるこの少女の名は桜咲刹那。
実は半人半鳥という人と人ならざる存在とのハーフだったりするこの刹那は、共に世話になる悪魔の女性ことリアスの為なら平然と殺人も辞さないブレ無き精神性を持つぶれなき青年に一種の憧れを持っている様で、また現在は少々疎遠となっている学園長の孫娘とまだ仲が良かった幼少期からの知り合いだった。
『ああ、力を強引に封じらている吸血鬼の小娘か……。
イッセーに八つ裂きにされた事を根に持っているのか』
「ええ。
エヴァンジェリンだけではなく龍宮さんもですが……」
『本能的な恐怖で反射的にリアスに銃口を向けたは良いが、その瞬間イッセーに両腕をへし折られた小娘もか』
ずずずと緑茶を飲む青年の左腕に現れる赤い籠手のようなものから放たれる渋い声が青年をイッセーと呼びながら、刹那と呼ばれる少女と会話をしている。
「まあ、師匠ならあの二人が仮に同時に襲ってきても片手間に返り討ちにしてしまえるでしょうから、そこは心配はしておりません。
寧ろ心配なのはイッセー師匠がその二人を殺してしまうのではないかと……。
流石に殺したとなればこの学園で用務員はできなくなりますから」
『だ、そうだぞイッセー?』
「はいはい。殺さない殺さない。
殺さないからさっさと寮に帰って寝ろ。
こっちは本好きの小娘共に読まされたせいで頭ガンガンなんだっつーの」
イッセーが心配ではなく、イッセーが勢い余って殺してしまうことが心配であると話す刹那に、めんどくさそうな対応をする。
そんなイッセーの口から出た小娘共という言葉に、刹那は不満そうにムッとする。
「さっきまで宮崎さん達がここに居たとリアス先生から聞いたのですが、私の事はすぐ追い出そうとするんですね」
用務員をするイッセーと同じくして、学園の非常勤の保険医をしているリアスを先生と呼びながら、自分と宮崎のどか達本好き組女子達との扱いの差に不満を口にする刹那に、イッセーはこれまた怠そうに口を開く。
「本音を言えば、今からでもあの子等の頭をシェイクして俺に関することを消し飛ばしてやりたいんだよ。
けどリアスちゃんが『それは流石に可哀想よ……』なんて言うから……」
「だったら私にも――いえ、私と木乃香お嬢様にも少しは優しくしてください! 私たちの方が師匠と先生との付き合いは長いんですから!」
「最大限に譲歩してんだよこっちは。
それに、誰が師匠だ。お前の師匠なんぞになった覚えはないって100回以上言ってんだろうがよ」
今現在リアスは留守であり、仕事場兼自宅代わりとなっているこの用務員室(認識阻害の結界を五重に張っているので基本的にイッセーかリアスの『許可』が無いと認識も入る事も不可能)にはイッセーとイッセーに宿るドライグ……そして刹那だけだ。
用務員室に入れるという時点で、つまり刹那はイッセーとリアスに『許可』をされている側の存在で間違いないし、イッセーの言う譲歩というのも間違いではない。
しかし刹那的には弟子的な立場やその他諸々の意味を含めて不満らしい。
「木乃香お嬢様がイッセー師匠と顔馴染みであると発覚した事で、寮で同室の神楽坂さんやネギ先生から要らない不信感を持たれている事も含めて、もう少しこう……」
「……。チッ、わかったわかった。
少しは考えておくっての……ったく、これだから聞き分けの無い小娘共は……」
「ふっ、わかれば良いのです。
まあ、こんなことをわざわざ言わなくてもイッセー師匠のことは信じてますから」
「ガキに信用されてもな……」
「ガキではありません! もう立派な中学生です!」
「はいはい」
普段は己を律してますなキャラで通している刹那。
しかしその実は木乃香お嬢様LOVEにて師であり恩人でもあるイッセーとリアスを前にすると割りと年相応になる少女そのものだった。
「じゃあ態度を改めてやるから明日ここで木乃香と会え」
「え!? い、いやそれはまだ……」
「うるせー、いつまで小さい事でウジウジしてるつもりだ? あ? オメーの正体がなんだろうが、あの能天気小娘は変わりゃしねーんだよ。
つーか、別にわざわざ晒す晒さない以前に話くらいはしろってんだ。
オメーが勝手に拗れてくれたお陰で、あの子もあの子で俺かリアスちゃんに相談してくるんだぞ」
これが世界を抜け出した赤龍帝の今である。
ただの偶然だった。
どこにでもいる普通の女子中学生として、若干異性を苦手に思いながら生きてきた宮崎のどかにとっての始まりともいえる出会い。
『……………』
『ひっ!? あ、あの……! ご、ごめんなさい!!』
本が好きで、この学園にはまこと不可思議な図書館がある。
そんなのどかが何時も通り本をちょいと多めに持ってフラフラと階段を降りた時にうっかり足を滑らせてしまった。
このままでは転げ落ちて怪我をする―――等と何故か不思議にも冷静に考えながら視界が反転したのどかだがその痛みや衝撃は永遠に訪れなかった。
何故なら落ちた自分を偶々階段を昇ってきた誰かに支えられたから。
その支えた誰かは学園では見たこともない人で、青いつなぎに帽子を目深く被っていたのだが、のどかはその人とばっちり目が合ってしまった。
『…………………………………………』
『っ!? ご、ごご、ごめんなさい~!!』
男の人が苦手な筈なのに、魅入られるように謎の男の人と見つめ合っていたのどかはハッとなり、慌てて男性から離れると、何度も何度も頭を下げまくった。
『…………………………』
しかし男性は一声も発すること無くのどか―――ではなくの床に散らばった本を見ると、無言で拾い集める。
『…………』
「え、あ、ありがとうございます……」
黙々と本を拾い上げた青年にこれまた無言で渡されたのどかは呆然としながら取り敢えずお礼だけはしっかり言う。
『したばかりだから……』
「へ?」
『今、ここら辺の廊下の床、洗剤使って磨いたばかりかだからかなり滑りやすくなってる。
だから、気を付けた方がいい』
そんなのどかに対して青年は顔を隠すように帽子を更に深く被り直し、ぼそぼそと注意しろとだけ言うとそそくさとその場を去っていった。
これが宮崎のどかにとっての初めての出会い。
後日偶然学園内でも人があまり寄り付かない場所で缶コーヒーを飲んでいた青年が帽子を外していたので始めてちゃんとその容姿を見たこと。
思ってた以上に若い男性であったこと。
何故かこの日以降、会いたいと思って探してみると大体見付けることが出きるようになったこと。
青年が用務員さんで、非常勤の保険医にて凄まじい美人の外国の先生と親しげにしていたのを見たり。
思いきってその保険医さんを訪ねたら思いきり歓迎されたばかりか、何故か嬉しそうにイッセーという名前だったらしい用務員さんの事を教えて貰ったりと……。
本だけが世界だった宮崎のどかは確かに『見知らぬ世界への扉』を開け放ったといえるのかもしれない。
もっとも、その後子供なのに教師らしい少年やらなにやらと出会った訳だが、ある意味子供先生よりも不思議な用務員さんの事の方がのどかは常に気になる毎日だった。
というかイッセーとリアスが楽しげに手からビーム出しながら戦っているのを見ちゃったからというのが主な理由なのだが……。
「図書館の探索だぁ?」
「はい。
私達は『図書館探検部』という非公式の部活動をしています」
「へー?」
本日は世間的にも学園的にも休日である。
それにも拘わらず、のどか――のどか経由で用務員の存在をキャッチした友人二人こと綾瀬夕映、早乙女ハルナの三人は学園の制服姿で用務員室にほぼ押し掛け同然にやって来て学園に存在する不思議図書館について熱弁していた。
「それで相談なのですが、今日は図書館探検部の活動をイッセーさんに教えてあげたいと思いまして……」
「………」
そう何故か無駄にキリッとした顔で話す夕映に続くようにハルナとのどかがこくこくと頷いている。
「どうかな? 結構面白いんだよ図書館?」
「ほ、本当ですよ? それにその……もしイッセーさんと探検できたらもっと楽しいなぁ……なんて」
「……………………………………………………」
ハルナに続きのどかが指をちょんちょんとしながらボソボソ言うも、イッセーの顔はそれはもう露骨に――
(((い、嫌そう………)))
嫌そうな顔だった。
そもそもこの学園の図書館についてはイッセーも学園長から聞いていたので把握はしているし、実際入った試しはない。
無いのだが、何故にせっかくの休日をこんな小娘達に消費しなければならないのだという考えに至っているのだ。
そんな事に付き合う暇があるなら、リアスと過ごしたい訳で……。
「行ってあげたら? 私も今日はしずな先生とお買い物行く予定だし……」
そんなイッセーの露骨過ぎる態度に凹みかけている少女三人――主にのどかを見て空気を読むことにしたリアスは、割りと気の合う同僚の女先生と予定があると言った瞬間、首が回転するのではなかろうかという勢いでイッセーがリアスの方へと振り向く。
「あのケバ女教師と買い物……?」
(ケバ女教師って……)
(そういえば何気にしずな先生もこの用務員室に来れるんだった……)
(イッセーさんの態度は完全に塩でしたけど……)
「そういう言い方はだめよイッセー」
「……。あ、ああうん。
まああの人なら大丈夫か……」
何故かしずなに対しては塩対応で通すイッセーにリアスが注意をすることでイッセーは引き下がる。
「チッ、わかったよ。
なんかあの図書館も変な感じらしいし、キミ等だけで行かすのもアレだ。
付き合えば良いんだろ付き合えば?」
結局、子供認定している相手にはなんやかんや甘いイッセーは『行ってらっしゃい』とリアスに見送られながら図書館へと行くことになるのだが……。
「本屋ちゃん達が用務員室に入っていく前からスタンバってたで!!」
「スタンバってました」
子供が更に二人も増えた事でイッセーの目は死んだとさ。
近衛木乃香は一応図書館探検部の一員だが、最近軽くハブられ気味だった。
というのも木乃香はネギやアスナと同室でしかも親しそうだったので、エヴァンジェリンのやらその他諸々の一件でイッセーの存在を探ろうとしている者達の仲間かもしれないと、要らぬ警戒心を抱かれていたのだ。
「も~本屋ちゃん達も酷いな~? ウチ等に内緒でイッセーくんと遊ぼうとするなんて~? な、せっちゃん?」
「うぇ!? あ、う……は、はい……」
ニコニコと……されど若干怖い雰囲気も感じる木乃香と、妙に挙動不審な刹那の出現にのどか達は軽く引いて居ると、最早怠そうな態度を隠しもしなくなったイッセーが口を開く。
「俺は保父さんでもなんでも無いんだぞ」
「ウチ等は子供やないもーん!」
お守りの対象が増えて怠いと言うイッセーに、木乃香は気にする様子もゼロで寧ろ懐いた犬みてーにイッセーの腕に絡み付こうとする。
「リアスおねーさんに撫でて貰うのも好きやけど、イッセーくんにこうするのもウチは好きえ?」
「……………」
「ほらほら! せっちゃんも今のうちに!」
「へ!? あ、う……い、良いですか師匠?」
「……………………………………………………………………………………………………………。知り合いでもなんでもなかったらマジで蹴り飛ばしてやったものを」
果てには挙動不審な刹那まで死んだ魚みたいな目をしているイッセーの腕にぐいぐい絡む。
完全に出し抜いてやったと思った三人娘も目の前で見せられる光景に逆に妙な敗北感を味わう。
(少しは話すようになったのかオメーは?)
(え、ええ……強引に師匠が引き合わせてくれたお陰といいますか)
(で、この能天気娘はどうだったよ? 昔と変わっちゃいなかったろ?)
(は、はい……)
「む、またせっちゃんとだけ内緒話かえ? うちも混ぜて欲しいんやけど?」
「あ? 別に内緒じゃねーよ。ちょっとコイツとオメーが前と変わらず能天気だが可愛いじゃねーか的な話を……なぁ?」
「うへ!? あ、は、はは、はい! 実はそうでして……」
「……………………………。あ、そう。
かわいい……イッセーくんもそう思うん?」
「あ? 自惚れんなよガキ、俺が可愛いと思えるのはリアスちゃんだけで――」
「はいそうです!! 師匠はお嬢様の知っての通り素直ではないですからね!! わっはっはっはっ!!」
「ぐ、ぐぬぬ……」
「す、すっかり取られちゃったね……」
「リアス先生の話じゃああの二人とはもっと前から知り合いだったみたいだしねー……って、本屋ちゃんも言うようになったねぇ……?」
これが用務員としての仕事を続行した赤龍帝が持った繋がり。
終わり
基本的に『認めた相手』に対しては態度こそどこぞの頑固な職人のような態度だが、きちんと手を差しのべる事だけはする。
「コノカは宿している魔力の量が常人よりも遥かに多いの。
だからスタイルとしては私に近いのよ」
「逆に刹那。
オメーは考え方からして俺側だ」
「じゃあウチもリアス先生のように相手を消し飛ばせたりする魔力とか使ってみたいなぁ……」
「私は今日こそ師匠の必殺技であるドラゴン波と龍拳を……!」
自衛手段としては過剰極まりない――『生き残る為の術』を少女に教え込み……。
「今日こそ……! 今日こそ!!!!」
「またお前か」
ファーストコンタクトの大失敗以降、すっかり長身の中学生を挫折させまくってしまったせいで何度も襲撃されては叩きのめしてしまうし。
「ぁ……ぅ……」
「まだわかってないようだから、ハッキリ言ってやろうか?
無駄なんだよ無駄、お前なんぞが俺に勝とうなんてな」
「だ、だれ……が! ぜ、絶対に諦めないっ! 何度でも勝つまでアナタを私は狙う!!」
高すぎる壁と一瞬で追い抜かれたクラスメート達に挫折を重ねる少女だったり。
「の、のう? わしの可愛い孫娘が分身しながら飛び回ったり、鋼鉄の塊を拳で粉砕するようになってしまったのじゃが……」
「抱える魔力の多さから狙われやすいということで、ある程度成長したし、自衛くらいの手段を教えたつもりなんですがね……。
思ってたより飲み込みが早くて実は俺も驚いてたり……」
魔力を可視化出来るオーラのように纏い、どこぞの須佐能乎のような形に変えて戦う孫娘の異次元の成長っぷりに、今後突っ込まれる事が果てしなく怖くなるおじいちゃんだったり。
「ふむ、ネギ君もエヴァンジェリンさんとの修行で強うなったんやな? 流石や、せやったら――――――
――――この近衛木乃香も全力で応えたるえ?」
リアスによる徹底的な指導……そして木乃香自身が自ら開け放った
「な、なん……だ?」
「お、大きすぎる。
ま、まるで空の上に海が広がっているかのような魔力の量……!」
「こ、このか……」
「まだや―――定まれ」
刹那と共に、もっと先の先へ。
遥か先に立つ二人のもとへとたどり着く為に。
「ぐっ!? 巨大な魔力が更に安定した……!?」
「あ、あの悪魔女と鬼畜男! 近衛木乃香になんてことを教えたのだ!?」
「ひっ!? まるで巨大な天狗だ……!!」
「今のウチを止められるのはせっちゃん、リアス先生……そしてイッセーくんや。
けど、ネギ君達がウチ一人を呼び出して変な場所に連れ込んだから三人は今この場に居ない。せやけど却って良かったのかもしれへん。
何故なら――――」
「うわぁっ!?」
「ぐっ!?」
「きゃあ!?」
「ウチ一人やったら、この場所がちょっと壊れる程度に済みそうやしなぁ~?」
「う、嘘だ……トレーニングの為の空間が一撃で……!?」
「こ、これが今のこのか……」
「せ、成長速度が異常すぎる! あの二人は一体なにをした!?」
「………。わしの孫娘がこんなにやばい訳がないの巻」
「俺より寧ろリアスちゃんがテンション上がってつい教えすぎたって言ってましたからね……」
「はぁ……このちゃん……」
「まあ、親友のこの子はうっとりしてるし、あれなら誰かに狙われても大概は返り討ちできるでしょうし……」
孫娘の異次元の成長にびびるおじいちゃんの巻。
「やっぱり
「もっと強くなってリアス先生の眷属にして貰えたらイッセーさんと同じ時間を生きられる……!」
「代わりにすっかりネギ先生派の子達から腫れ物扱いなんだけどねー? ま、別に良いんだけどー」
「せやなぁ、この前の件で完全に怖がられてるし」
「エヴァンジェリンが師匠と先生への対抗心でネギ先生の師をしているのもありますがね」
気づけば用務員室は女子達の集まる場所で固定されてしまうよだった。
「イッセーさん、し、新刊です。
一緒に読みませんか……?」
「…………………………。キミに押し付けられ過ぎたせいか、最近活字読んでも頭が痛くなくなったわ。
ふむ、新刊か……気にはなってたから読んでみるわ」
「! は、はい! えへへ……♪」
終わり
補足
別にそんなつもりなく、やばい戦闘集団化してしまう。
その内新生リアス眷属になるかどうかまでは不明。
ただ、個人個人の戦闘力がやべーになるのは間違いない。