色々なIF集   作:超人類DX

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も、もう……これで本当に最後。本当に!


嘘っぱち予告第2.5弾

 一人の悪魔が一人の人間の力を欲し、無理矢理自分のモノにしようとした。

 それまでは人ならざる存在に対して寧ろ前向きに捉えていた少年は嫌悪し、怒りを増幅させる事になってしまった。

 その結果は言わずもながら――絶滅だ。

 

 少年の力に魅入られ、半ば封じられても尚強い力を強引にモノにしようとした悪魔は少年が愛することになった二人の少女により全てを取り戻す事で惨殺され、雪雪崩れの様に悪魔という種族そのものを絶滅まで追い込まれ、その力を恐れた他の勢力の襲撃に対しても迎え撃つ事で殺し、神すらをも殺し、遂に残ったのは自分独り。

 

 愛した少女二人は少年の持つ無限の進化についていけずにその寿命を迎え、あらゆる種族を殺し尽くした少年に残ったのは相棒たる龍と尚も止まらぬ進化した肉体。

 そして何より皮肉なのは、最初に惨殺した悪魔の眷属にて、少年に対する歪んだ想いを糧に同じ領域に踏み込んだ白い猫。

 

 

『皆居なくなっちゃいましたね? でも安心して良いですよ先輩? 全ての生物が先輩の前から居なくなっても私だけはずっと一緒ですから』

 

 

 その白い猫は何時もそう言って心底幸せそうに笑う。

 だが対して少年は白い猫を本気で嫌悪し、殺意しか持たない。

 故に全力で殺そうとするが、もう何千回にもなったのかわからぬ殺しを決行しようとしたある日の事だった。

 

 

『…………』

 

『ねぇ、どうしてわざと私に殺されようとするんですか? やめてくださいよ、もっと私を傷つけて(アイシテ)くださいよ? ねぇ、先輩ったら!』

 

 

 少年は生きる意味を見失い、その果てにわざと少女に殺された。

 既に自分の力の源のひとつが生きる意味を失うことで殆ど機能せず、反対に白い猫は少年の存在という生きる意味を持つことで力が逆転してしまっており、このままでは確実に白い猫に捕らわれると思った少年はいっそ自分を殺せるまでに進化してしまった白い猫の手に掛かり、その命を投げ出す道を選んだ。

 

 もう随分と前に話す事すら無くなった龍の相棒はこの時なんて思ったのかはわからないが、きっと何も言ってこなかった事を考えれば反対なんてしなかったのだと思う。

 

 

『ば、ばーか……ザマァ見ろ……くそ……ガキ……』

 

 

 少女の腕が自分の心臓を貫き、薄れていく意識の中最後に口走った言葉は、泣きそうな顔をした白い猫へと精一杯の嘲笑。

 死んでもお前のモノにはならない……そして二度と甦らない。

 憎悪と怒りを糧に全ての頂点へと到達した龍帝の最期は何とも呆気なく、寂しいものだったのだ。

 

 

 そして今――

 

 

 

「良いかベル坊、お前にひとつ良いことを教えておいてやる」

 

 

 白い猫に殺される道を選んだ筈の青年は、無限進化による寿命と老化の克服により、端から見れば大人に差し掛かる前の子供といった容姿を維持し続けた状態で、異界の地に生き延びた。

 そして命の借りを返す為、とある少年の成長を見届けんとあれだけ嫌悪し続けた人ならざる存在が蔓延る都市へと赴き、冒険者というものに憧れる少年ベルの手助けをする道を歩いていた。

 

 

「男が喧嘩に敗けたら敗者になるんじゃねぇ。

最後まで"張り続けられなかった奴"が負けるんだ」

 

「張り続けられなかったら……?」

 

「心を折るなって意味だ、命ある限りは決して心を折る事はせず張れ。

手足をもがれたら噛みつけ、歯を折られたら睨み殺せ、目をくり貫かれたら呪い殺せ。

とにかく敗けを認めるな―――――俺みたいにな」

 

「イッセー……」

 

 

 何故生き延びてしまったのかは分からない。

 最後の最後で心を折って張るのを放棄した己への罰なのか、それとも永遠に続いた進化の代償なのかも分からない。

 自分が命の借りを返す為にこのまだ小さい少年の為に力を使い、あれだけ嫌悪した神の下僕になっているのだって、誰かが自分を嘲笑う為なのかも知りようがない。

 

 しかしそれでも、生きてしまってる災厄の権化とまで恐れられ来た歴代最悪の赤龍帝は、すぐ横で童顔の女神が純粋な少年に対して滅茶苦茶な精神論を唱えてるのを微妙な顔して見てるのを無視し、若さ故にスポンジの如く経験を吸収するベルに張り続ける事を教えた。

 

 外から意図せずとはいえ足を踏み込んだ『存在しない筈の人間』である以上、無意味に人間以外に殺意を振り撒くのは抑える。

 それが命の借りがあるベルとベルの祖父との約束。

 

 

「僕、頑張るよイッセー!」

 

「よし、それなら早速行ってこい!!」

 

 

 それが生き延びてしまった破壊の龍帝の今。

 

 

 

 ヘスティアにとって初めての眷属となるベルとイッセーはとても嬉しいし、こんな侘しい廃教会での生活も悪くないとすら思えている。

 

 

「ベル君は行ったけど、イッセー君は行かないのかい?」

 

「登録するだけで詐称だのと騒がれたんだぞ」

 

「あー……」

 

 

 ベルはともかく、ちょっと処じゃない爆弾みたいなタイプの男である事を除けば概ねヘスティアは満足だった。

 勢いよくダンジョンへと出発したベルを見送る茶髪の男。

 何の後ろ楯も無くこのオラリオに住まう冒険者――いや、きっと完全な力を持った神すら殺せるだろう力を保持した人間。

 一体何があるからこれ程までの力を持ったのか、また何故恩恵の様な力を自力で保持したのか……。

 その理由を知ったヘスティアはショックを受けた。

 

 

「ステータス表記がおかしいというか、数値化できないなんて前代未聞だからねー……」

 

 

 異界から意図せず来た。

 元の世界では神を含めたあらゆる種族を理由はあれど殺し尽くした。

 その結果何者にも届かぬ領域へと人の身でありながら到達し、代償に孤独となった。

 

 イッセーの中に宿るかつて二天龍の片割れと評されたドラゴンから聞いた話は神の一人であるヘスティアをも驚かせるのに十分であり、当然イッセーを恐れた。

 もしかしなくても自分が殺されるのではないかと……。

 

 下界に居ることで力の大半が行使出来ない――いや、そうでなくても無限に進化し続けるスキルと時間と共に全ての力を倍加させる龍帝の力―――そして何より全てを破壊する特性はまさに神を殺せる者だ。

 

 

「そういう訳で、俺の経歴ってのが詐称じゃない事が分かるまでは適当に小遣い稼ぎでもさせて貰うさ。

1階層ならベル坊一人でも大丈夫だし、それ以上は絶対潜るなとも言ってるしな」

 

「色々と頭の固い所でごめんよ? 僕も詐称じゃないと言ったけど信じて貰えなくて……」

 

「……別にアンタに謝られる必要は無いな」

 

 

 しかし運よくベルという清涼剤と約束のおかげでかつての殺意は嘘の様に消え、寧ろ逆にチマチマとヘスティアみたいにバイトをしてお金を稼いでくれるばかりか、眷属にしてまだ日は浅いが、ヘスティアが思うにこのイッセーという男は他人とのコミュニケーションに飢えていた面がある様に見えた。

 だから自分が神であっても割りと普通に受け答えはするし、普通に働き者だし、なんやかんやと頼りになる。

 

 

「さてと……バイト行ってくらぁ」

 

「あ、うん。行ってらっしゃい」

 

 

 ヘスティアは貧乏な代わりにかなり運が良かったのだ。

 

 

 イッセー レベル・・???

 

 基礎ステータス

 

 力・けつばん

 耐久・アネ゙デパミ゙

 器用・ィ゛ゃゾ┛A

 敏捷・おじぞうバッヂ

 魔力・かいがらバッヂ

 

【魔法】無

 

【スキル】

 

 永久進化(エヴォリューション)(99%封印状態)

 別名無神臓(インフィニットヒーロー)

 あらゆる環境と状況に適応し、糧として吸収して進化をし続ける。

 

 赤龍帝の籠手(ブーステッドギア)

 二天龍の片割れが宿る神滅具。

 

 破壊の龍帝(デストロイ)

 全ての概念そのものを破壊し、破壊された者や物は二度と直せない。

 

 

 

 ベル・クラネルには血こそ繋がっては居ないが、兄の様に慕う青年が居る。

 だからちょっと甘えん坊だし、その甘えん坊さのせいかギルドの受付嬢辺りに物凄く受けが良い。

 

 圧倒的ともいえる力を保持するその青年みたいになって冒険者になりたい。そんな夢を持ってからというものベル少年は門前払いの果てに拾ってくれたヘスティアの為に粉骨砕身お返しをしようと、ギルド登録を中止させられてバイト生活を余儀なくされたイッセーに変わって今日もダンジョンに潜った。

 

 本当なら冒険者が単独でダンジョンに潜るのは自殺行為なのだが、地下1階層だけならと受付嬢を渋々納得させ、イッセーからもそう言われたのでゴブリン相手にレベルアップをするだけに留めるつもりだった。

 

 しかし少年というものは良くも悪くも好奇心旺盛であり、何よりイッセーという背中を知ってるからこその憧れがついうっかり突き動かす事が多くなりがちだ。

 

 つまりどういう事かというと……。

 

 

「ご、五階層まで降りたの!?」

 

「は、はい……アドバイザーのエイナさんに凄く怒られました……」

 

「そりゃそうだよ! 何でイッセーくんの忠告を守らずにそんな危険な事を!?」

 

 

 ベルは危うく死にかけ、受付嬢にこっぴどく怒られ、返り血まみれで所属ファミリアに戻ってまた怒られていた。

 ヘスティアの言うとおり、通常駆け出しの冒険者が五階層まで下りるのは自殺行為そのものであり、当然そこに潜むモンスターも強力なものが多い。

 故にヘスティアはベルの為を思って怒るし、ベル自身も忠告を破ったと後から気付いてボロボロの椅子に座ってるイッセーに不安げな眼差しを送る。

 

 

「生きてんだから良いだろ」

 

「い、イッセー……!」

 

 

 が、イッセーはどうやら別に怒ってる訳では無く、寧ろ生きて戻ってきたベルの頭を撫でながら、悪い癖を発動させていた。

 

 

「良くないよ!! 本当に死んでもおかしくなかったんだから!!」

 

「だから生きてんだから良いだろ」

 

「それは結果論!!」

 

 

 やっと出来た眷属に死なれたくないヘスティアが大騒ぎするが、結果論とはいえ生き残れたのだからそれで良いとイッセーはベルに『言うだけ言わせとけ』と耳打ちする。

 もっとも、これでもしベルが死んでいたら即座に都市ごと更地にしてた事を考えたらヘスティアより質は悪いが。

 

 

「で、流石に無傷で戻ってこれたのがベル坊の実力って訳では無いのは分かってる。

お前、誰かに助けてでも貰ったんだろ?」

 

「う……! う、うん……イッセーは鋭いね?」

 

「そりゃ頭は悪いが少し考えたら分かるしな」

 

 

 とはいえ、流石にこのベルが一人で五階層に赴いて無傷の生還を果たすのは無理で、誰かしらに助けられたと考えていたイッセーはベルに尋ねる。

 そして、おおよそ何処か別のファミリアの誰かに助けられたのだろうという予想は大当たりであり、頷くと同時に何やらもじもじし始めたベルからこんな言葉が飛び出た。

 

 

「アイズ・ヴァレンシュタインさんって人が助けてくれて……」

 

「ほー?」

 

「ロキの所の……」

 

 

 そのアイズ・ヴァレンシュタインとやらが誰かなのはわからないが、ベル少年の態度を見ると何となくその者に対する気持ちを察することが出来たイッセーは若干ニヤッとする横で急にまたヘスティアが椅子を倒す勢いで立ち上がりながらワナワナと震えだす。

 

 

「ヘスティア様はアイズさんの事を知ってるのですか!?」

 

「な、名前くらいなら……ぐっ」

 

 

 何てこったとヘスティアはキラキラした眼差しを向けてくるベルを前に頭を抱える。

 五階層に降りた事をこの際許しても良いが、よりにもよってあのむかつくロキの眷属の者に助けられただなんてヘスティアのプライド的な意味で許せなかった。

 しかもだ、このベルの反応を見てるとどうにもアイズ・ヴァレンシュタインに一目惚れしてる。

 それはもう最悪だった。

 

 

「他所のファミリアに所属してる女に惚れるのは別に良いが、色々と弊害があるんだろ?」

 

「そ、それは聞いたけど……」

 

「まぁ、だから諦めるのってのは無理だわな。

男はそれでこそ男だからな! わっはっはっはっ!」

 

「笑ってる場合じゃないってば!! お、おのれロキ、僕の家族を誑かすだなんて……!」

 

「別にそいつがベル坊を誑かした訳じゃないだろ……」

 

 

 イッセーの冷静な突っ込みにヘスティアは声を一瞬詰まらせるが、心象的にそう思ってしまうのだ。

 昔から馬が合わない相手なのだから余計に。

 

 

「しかしロキって名前、昔どこかで聞いた様な……?」

 

「なぬ!? イッセー君までそんな……!」

 

「え!? じゃあアイズさんの事とかもなにか!?」

 

「いや違う違う、この世界のロキってのは知らない。

俺が言ってるのは元の世界――あぁ、思い出した思い出した、ガキの頃力を取り戻した直後ぐらいに襲撃してきた神の中にロキと名乗る悪神が居たわ。

まぁ、手足粉々にして下水道に捨ててやったけど」

 

「「………」」

 

 

 いきり立つヘスティアとベルは軽く笑って過去の事を語ったイッセーにちょっと引いた。

 べつの世界の話とはいえ、神を半殺しにした挙げ句汚水のため池に投げ捨ててやっただなんて人間のする事じゃないのだ。

 とはいえ、別にこの世界のロキじゃないとはいえ、同じ名前をした存在がボコボコにされてると聞いて若干気分が晴れた気はした。

 

 

「取り敢えずだベル坊、その――誰だっけ?」

 

「アイズさん」

 

「そうそうそれ。

その女に惚れたってんならその女が潜る領域までとっとと成長して会いに行くべきだな」

 

「だ、ダメだよ! そんな事――むぐっ!?」

 

「男は度胸だ。取り敢えず攻めて攻めて攻めまくれぃ!」

 

「よ、よーし……!」

 

「むごごー!!!」

 

 

 前途多難なヘスティア・ファミリア。

 外から現れた龍帝によりどうなってしまうのか――不安しか無い現状だ。

 

 

終わり

 

 

 

 それは経験豊富だろうが恐怖を抱かせた。

 

 

「ウチのベル坊が色んな意味でお世話になったみたいだが……」

 

 

 本当に知らなかったし、チョロチョロと仲間の一人の周りを鬱陶しいから軽く現実を教えてやったつもりだったのだ。

 なのに……なのに――

 

 

「どうしよう? これ久々にイラッとしちゃってるよ俺。

カルシウム不足なのかな? そこんところどう思う?」

 

 

 出てきたのは人の形をした化け物。

 

 

「モンスターペアレントって奴かな、やっぱり俺って人間は人の親になるべきでは無いな」

 

 

 強すぎる力を持った人間。

 その力は全てを壊し、恐怖を植え付ける。

 だが同時にその力は人によっては憧れるものでもあった。

 

 

「あ、来た! 中々の趣味してんぜベル坊! ほら行け! アタックだアタック!!」

 

「ま、まま、待ってよ!! こ、心の準備が……!」

 

 

 見てしまった、見えてしまった、感じてしまった。

 災厄の権化、神話の様な力を保持する男を。

 そしてその力はあまりにも怖く……同時に憧れた。

 

 

「私を弟子にしてください!!」

 

「……………は?」

 

「え……」

 

 

 繋がりとは時としてタコ糸の様にこんがらがるものなのだ。

 

 

「弟子って……おいおい、俺は落語家じゃねーんだよ。あ、知らんか落語家は。

そんな事よりウチのベル坊の筆下ろしを……」

 

「筆ならあとで買いますから弟子に!」

 

「意味わかってねーなコイツ」

 

 

 別に興味は無いのでベル少年の為にと動けば動くほど変に拗れる話。

 

 

「ぜっっったいに反対!! 何でロキの眷属をイッセー君が弟子にするのさ! 絶対おかしい!」

 

「俺もそう思う。だから帰れ。あ、ベル坊に筆下ろししてから帰れ」

 

「それもダメだ!!」

 

 

 何故かベルじゃなくてイッセーに対して妙につきまとう誰かさん。

 そのせいでおかしな事にどんどん巻き込まれ――

 

 

「はいはいはい、ウチの子がエラいキミに拘ってるみたいやけど――」

 

戦闘力(おっぱい)たったの1……いやゼロだな。ふん、ゴミ以下め」

 

「………………」

 

 

 親玉出てきて思わず言っちゃって。

 

 

「ベル坊にちょっかい出したなテメー……」

 

 

 別の誰かさんがやらかしたせいで久々に切れて。

 

 

「天界に戻れると思うなよ? 死ね、ビッグバン・ドラゴン――」

 

「待った待った! それやられると僕がまずいんだってば!!」

 

 

 危うくの所で何とか止まったけどトラウマになったり。

 

 

「最近のヘスティアの渾名は駄女神らしく、その理由があの化け物眷属にめっちゃ甘やかされてるからとか……」

 

「おかしない? ウチなんか顔合わせたらゴミ扱いされるんよ? なのに何で?」

 

「さぁ? 私なんか本当の意味で殺されかけたわよ? 彼の判断基準がイマイチわからないわ」

 

「ウチの子の一人が物凄く懐いてもうたし……毎度毎度絶壁言われるしで……ウチってなんなんやろ……」

 

 

 基本的に懐に入れた相手に死ぬほど献身的になり、なまじ色々と力技で解決できるせいでそれにどっぷり甘える形になったヘスティアがどこぞの駄女神ルートに侵入したり。

 

 

「感覚を掴めベル坊」

 

「う、うん――ドラゴン波!!」

 

 

 ベルきゅんがスゴい魔改造をされたりと……まぁ概ね平和なのかもしれない。

 

 

「ど、ドラゴン波の使い方を――」

 

「剣士だろうがお前は! ええぃ寄るな! お前のせいでベル坊に疑われんだよ!」

 

「そ、そこを何とか!」

 

 

これで終わり

 

 




補足

ステータス表記の元ネタ・初代ポケモンバグ技


その2
シリーズ共通なのですが、一度でも懐に入れた相手は命を削ってでもその人の為に動く献身さが発動されます。

おかげでベルきゅんは当然ながら、口では何とでも言うヘスティア様に対しても発動され、なんだかどっかの駄女神様みたいな甘やかし具合が……。

その3
そしてベルきゅんの事になるとモンペみたいなのが発動され、その結果見られた事で付きまとわれ、意図せず変な三角関係に……。

ちなみにイッセー本人はベルきゅんを何とかくっつけてあげたいので彼女に興味はゼロ。
そして戦闘力1以下様相手だとストレスの捌け口の如く罵倒しまくり。


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