色々なIF集   作:超人類DX

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桐生ちゃ~ん!(某堂島の龍にあらず)

………。何故か感想にて藍華ちゃま覚醒フラグだと書かれまくる。


あれか、皆は藍華ちゃまが大好きなんだな!?(名推理)


リーアたんの事以外だとポンコツな男

 意図的に肉体のレベルを下げる事で匙から負った負傷についてだが、予期せぬ目撃をされてしまった相手である桐生藍華と別れて家に戻る頃には完全に折れた歯共々回復しており、家族に怪しまれる事は無かった。

 

 ただ復讐相手を殺す為だけに、全てを省みずに進化を続け、そのレベルを継承している現在でもゾンビとさえかつて揶揄される程の力は残っているのだ。

 

 それよりも問題なのは、見ていた桐生藍華に怪しまれているという点だ。

 

 

「おはよー藍華」

 

「おはようございます」

 

「はぁいおはよー……」

 

 

 常日頃凛達とは別々に登校しているイッセーはこの日も先んじて登校し、既に教室でボーッとしているのだが、その間ずっと凛とアーシアが来るまで桐生藍華はイッセーを気にする様な視線を何度か送り込んできていた。

 隣のクラスの男子に思いきり殴り飛ばされた現場を見たばかりか、誰にも言うなと口止めされもすれば仕方ない反応だし、実際イッセーはその時見てしまった彼女の扉の事もあって気付かないフリを通してきた。

 

 

「何となく突っ込まなかったけど、兵藤って凛とアーシアとは一緒に来ないわよね」

 

「ええっと、私とアーシアちゃんは何時もリアス部長達と一緒に来てるから……。勿論最初はイッセーも一緒にどうって誘ったんだけど、断られちゃって」

 

「ふーん」

 

 

 凛達の様子と、腫れていた筈なのに今は無かったかのように綺麗なイッセーの頬の具合を見る限り、昨日の事を知らないらしい。

 話すべきなのかもしれないが、藍華は取り敢えず黙っていることにした。

 

 第一、昨日のあの妙な真似については未だに頭の中に焼き付いて離れておらず、微妙に気恥ずかしいのだ。

 

 

「イッセーがどうかしたの?」

 

「いえ、ちょっと気になっただけよ」

 

 

 あの吸い込まれそうな目を思い出すだけで胸の中が擽られてしまう。

 自分はもう少し冷静なタイプだと思っていたが、割りとそうでも無いらしく、また微妙に悔しい。

 イッセー本人は昨日もそうだが、仮にも異性に対してあんな真似をした癖に物凄く冷めてるし……。

 

 

「それより球技大会が近いからって今日の体育は割りとハードみたいよ?」

 

 

 そんな微妙に納得できない藍華は、誤魔化す様に迫る球技大会の話題に切り替えた訳だが、良い意味でも悪い意味でも恩も怨みも忘れない性格をイッセーがしていたということをすぐに知ることになる。

 

 

 午前の授業や体育のハードさにより、イッセーについての事を少しは忘れていた藍華は、何時も通り凛とアーシアの二人とお昼を食べようと机をくっつけていた時だった。

 

 

「凛」

 

「うぇ!?」

 

 

 普段ほぼ間違いないというぐらいに声を発する事は無く、ましてや誰かに話しかけるという事すらしない筈のイッセーからお昼の準備をしていた三人に近付き、話し掛けてきた。

 あまりの唐突さに驚いて思わず変な声を出してしまった凛はちょっと恥ずかしげに頬を染めながらも何とか返事をする。

 

 

「ど、どうしたのイッセー?」

 

 

 匙と生徒会長の件による噂は相変わらずどこからともなく流れてくるし、てっきり少し滅入ってしまったのかもしれないと心配になってきた凛だが、表情筋が完全に仕事をサボっている程度には抑揚の無い顔をしていたイッセーは声を掛けられた事でちょっと忘れかけていた昨日の件を思い出してなんとも言えない顔をしている藍華に視線を向けながら一言。

 

 

「5――いや、3分で良いからちょっと桐生さんと話をさせてくれるか?」

 

「え……」

 

「あ、うん、藍華と話がしたかったんだね――――――えっ!?」

 

『!?』

 

 

 驚愕し、固まってしまう凛やアーシア。

 勿論藍華本人も驚いているし、何となく聞いてしまっていたクラスメート達も、殆ど喋ることがないイッセーといきなりな行動に一斉に視線が向いてしまう。

 

 

「な、何で……?」

 

 

 全く他人に無関心だったイッセーの口から飛び出たまさかの言葉に凛とその隣で聞いていたアーシアは驚きながら同じくびっくりしている藍華を見ながら何故だと聞くと、いきなり言い出して微妙な空気に教室を変えた本人たるイッセーはただただシレッとした顔で答える。

 

 

「昨日帰りにジュース買おうとしたら、自販機の下に小銭を落としたんだよ。

で、偶々通り掛かってた彼女が俺のしょうもない所に必死こいてる顔でも見て見かねたのか、金を出して貰ったんだ。

だからその礼っつーか、お返しに飲み物一本を買って返そうかなと……」

 

「そ、そうなの?」

 

 

 何時考えたのか、実に何処かで聞きそうなありきたりな理由を話すイッセーに、何も知らない凛とアーシアは少し驚きながらも藍華の方を向く。

 

 

「あー……別に気にしなくて良いって言ったんだけどねー」

 

 

 でっち上げた理由なのは当たり前だが承知している藍華はすぐに察して頷くと、そのまま立ち上がる。

 

 

「まぁでもこれから買う予定だったし、そのお言葉に甘えさせて貰おうかな?」

 

「ん」

 

 

 本当はそんな理由で自分を呼び出そうとしているのでは無いと分かってる上で敢えて乗った藍華は、唖然とする面々達を背に、そのまま教室を出ていくイッセーの後に付いていった。

 

 

「な、なぁんだ、授業で先生に指される以外殆ど喋らない兵藤君だから何事かとおもったけど……」

 

「でもびっくりしたよね……」

 

 

 二人が出ていった後、クラスの女子達が先程の出来事について話している中、男子の一部が妙な勘繰りをし始める。

 

 

「寧ろ怪しいな。殆ど喋らないアイツがいきなり桐生を誘うか?」

 

「それに、飲み物のお返しがしたかったら何が飲みたいのかを聞いてアイツ一人で買いに行けば良いしな」

 

「それをわざわざ一緒にっつーのが余計に怪しいぜ」

 

 

 

 クラスの変態組と揶揄される男子が中心となって、先程のやり取りの怪しさについてを話すと、どういう訳か女子の一部がムッとした顔をしてその男子達に口を挟む。

 

 

「何が怪しいのよ? 少なくともアンタ等みたいな性犯罪者共よりは千倍は怪しくないわ」

 

「そうよそうよ!」

 

 

 本来の兵藤一誠であるなら信じられない女子による擁護に、男子達はへっと鼻で笑う。

 

 

「おいおい、最近じゃ生徒会長と怪しい関係になってるって噂されてるんだぜ?」

 

「それに兵藤とて男だ。女体の一人や二人に興味を示したって可笑しくはない」

 

「……………」

 

「凛さん……?」

 

 

 同じ男だからわかるとドヤ顔する男子達のその言葉を聞いていた凛の表情が若干曇っている事に気付かず、男子達は礼の噂についてを引き合いに、イッセーが同じ穴の貉である事を主張する。

 

 

「そういや生徒会長も眼鏡だし、桐生も眼鏡だよな?」

 

「つー事はもしかして、アイツって眼鏡フェチなんじゃね?」

 

「おおっ!? 生徒会長はともかく桐生って趣味は微妙かもしれないが、そうに違いない!」

 

「勝手な事言ってんじゃないわよ!」

 

「そもそも生徒会長との噂だって殆どデマじゃない!」

 

 

 本人が居ないところで眼鏡フェチ扱いされているイッセー。

 凛が小さく『伊達眼鏡してみようかな……』とか呟いてるのを聞いてアーシアが何とも言えない顔をしていたりする訳だが、宣告通り二分――とまではいかなかったものの、五分程でイッセーと藍華は教室に戻ってきた。

 

 

「…………」

 

「え、何?」

 

 

 さっさと戻ってきた二人に視線が一斉に向けられ、少し驚く藍華は全員して興味津々な眼差しを向けてくるので少しだけ居心地の悪さを感じるが、反対にイッセーは何時もの通りの無気力顔だった。

 

 

「ど、どうだったの藍華!?」

 

「眼鏡萌えだったんだなお前!」

 

 

 そのまま自分の席に戻るイッセーと藍華にそれぞれ男子と女子が騒ぎ立て始める。

 

 

「……………」

 

「あーわかるわかる、桐生って趣味はちょっとどうかと思うけど、お前もちゃんと男だったとわかって俺達は嬉しいぜ? なぁ?」

 

 

 バシバシと無言でパンを食べようとするイッセーの背中を男子達がまるで歓迎するかの様に叩いている。

 返答も反応もしないが、然り気無く藍華が男子達から微妙に思われているらしい。

 

 

「おっと、あんまり桐生の事を言うのは悪いかな?」

 

「…………」

 

「まぁ、意外と悪くないしな、あっはっはっ!!」

 

「…………………………」

 

 

 何やら勘違いされているのだけは間違いない。

そうは思っても此処で否定した所で話を聞くタイプとは思えなかったイッセーは敢えて無言を貫き、男子達のからかいの的にされているのを眺めながら、女子達は次々と藍華に質問攻めをしていた。

 

 

「な、何か話とかしたの?」

 

「別に……『何が飲みたいんだ?』と聞かれたら答えるって程度よ。

というか、皆勘違いしてない?」

 

「わぁ、兵藤くんと話ができたんだ……。凛以外で話が出来たのがまさかの藍華とは……」

 

「い、イッセーとどんな事を話したの!? め、眼鏡なの!? 眼鏡が決め手!?」

 

「落ち着きなさいって凛。単に飲み物買って貰っただけだっての」

 

 

 そういう話が好きな年頃のせいか、嫌にイッセーと仲が良いという話に持っていきたがる女子や、嫌に興奮している凛を捌きながら、藍華は何もないとだけ返す。

 

 

「…………」

 

 

 どさくさに紛れ、イッセーと教室を出た時には持っていなかった小さな紙袋を鞄の中に入れ、ほんの少しだけ目を泳がせながら。

 

 

 その五分で何があったのか……。

 それは無論先日の借りを返す為によるものだった。

 

 

「お茶で良いよな?」

 

「えっと、うん……」

 

 

 いきなり呼び出しされた藍華も、流石に先日の事もあって内心動揺しながら、食堂横の自販機に小銭を入れて飲みたいものを確認してくるイッセーに頷く。

 

 

「ありがと……」

 

「ん」

 

 

 ボタンを押し、出てきた飲み物を手渡された藍華のお礼にイッセーは短く返し、自分は味が薬みたいだと巷で揶揄されているドマイナーな炭酸飲料を購入する。

 既に食堂近辺は生徒達でごった返しているが、誰もこの二人に注目するものは居ないし、藍華自身もちょっと気まずい気分なので早いとこ切り上げたかった。

 

 

「こっち」

 

「へ?」

 

 

 そんな折だった。

 急に小さくそう呟いたイッセーが、先日を思わせる唐突さで藍華の手を取ると、先程教室から食堂に来たルートとは別のルートを――具体的には教室のある本校舎から少し離れた場所まで連れ込まれてしまった。

 

 

「え……教室向こうなんだけと」

 

「知ってるよ。

けど、タイミングがどうにも図れなくてな、ほら昨日の件についてをだね」

 

 

 人気が無く、そんな所に連れ込まれたせいかほんの少しだけドキッとしてしまう中切り出されたのはやはり昨日の事だった。

 

 

「あの様子から見て、キミは黙っててくれたみたいで助かったよ」

 

「言うなって言われたしね」

 

 

 切っ掛けがあれば普通に喋るイッセーにそう返しながら、昨日殴られて確実に腫れる筈だろうと思っていたのが綺麗に治癒している頬を見る。

 

 

「そっちこそ、匙に殴られた箇所が随分と綺麗じゃない? 普通そんなに早く完治しないと思うけど」

 

「昔から傷の治りは良くてね。まぁ俺の話はどうでも良いだろう? それよりも昨日キミから借りたハンカチをだな……」

 

 

 明らかに話をはぐらかしたイッセーが、制服の胸ポケットから昨日貸したハンカチを取り出し、藍華に返却する。

 

 

「洗ってはあるから」

 

「そう、みたいね。わざわざどうも」

 

 

 汚れひとつとして無いハンカチから微かに香る柔軟剤みたいな匂いに、意外と律儀なのねと内心苦笑いしながら受け取る。

 わざわざ自分を呼び出したのはこのハンカチを返す為で、凛達に悟られずに理由をでっち上げたと思うと、割りと気にするタイプだったのだろう。

 

 

「それじゃあそろそろ戻りましょうか?」

 

 

 綺麗に折り畳まれたハンカチを仕舞った藍華も、話はこれで終わりだろうと思ったその時だ。

 戻ろうと声を掛けた藍華をイッセーが引き留めたかと思うと、ガサガサとポケットから今度は小さな紙袋を取り出し、それも藍華に渡してきたのだ。

 

 

「何これ?」

 

 

 電池とかの小物系をホームセンターで買うと店員さんが入れてくれそうな茶色の無骨な小紙袋を渡れ、少し面を食らう。

 

 

「洗って返すだけじゃアレだと思ったから」

 

「……。え、まさか私に買ったの?」

 

「まぁ……」

 

 

 どうやらハンカチを洗って返すだけじゃ悪いと本人なりに思ったのか、少々気恥ずかしそうに目を逸らしながら藍華の言葉に頷いたイッセーからのささやかなプレゼントらしい。

 

 

「…………見ても?」

 

「おう」

 

 

 またしても意外な面を知った藍華はその事に驚きつつも、中を見ても良いかと確認してから中身を取り出す。

 すると中身はボーリングのピンのストラップと、新品のハンカチだった。

 

 

「これ……」

 

「いや、俺の傷拭いたハンカチなんて洗おうが汚ねぇ事に変わり無いと思って……。

同じ柄っつーか色は無かったからこっちが勝手に選んだんだけど」

 

「こっちのストラップは?」

 

「それは買う時にレジの前にあって目に入ったから何となく……」

 

 

 自信無さげに話すイッセー。

 わざわざ新しいのまで買い、オマケまで付けている。

 藍華は知るよしも無いが、かつてリアスにしょっちゅうプレゼントをしてたのでこういう所の気配りは割りと出来てしまっている。

 ただ、問題はリアスだったらセンス性能が120%仕上がるのだが、他が相手だとそれが消えるというのか、ポンコツになってしまうというか……。

 

 

「あのさ、貰っておいてこんな事を言うのも失礼なのかもしれないんだけど……」

 

「……。引いたのか? まぁ、だよな。よく知りもしねぇ奴にいきなりこんな事されたら俺だって引く――」

 

「いやそうじゃなくて、これ男物のハンカチよ?」

 

「―――――へ?」

 

 

 深い藍色の――言ってしまえば紳士のオッサンが使いそうなハンカチを見せながら指摘する藍華にイッセーは目を丸くする。

 リアス相手なら確実にリアスに似合いそうなものを選べるのだが、そうでは無い相手だと取り敢えずそこの段階からおかしくなるらしく、男物のハンカチだと本人に指摘されるまで完全に気付いてない様子を見せるイッセーに、藍華は思わず吹き出してしまった。

 

 

「ぷっ、くくくっ! あははは!」

 

「それ返してくる……」

 

「ふふっ! い、いやいや、構わないわ……で、でも意外と抜けてるのね兵藤って……も、もう駄目っ……! あはははは!!」

 

「…………」

 

 

 ツボに入ったとばかりに笑う藍華に、借りもあるし指摘された手前、何も言い返せずに居る。

 

 

「はぁ、おもしろ……! でもわざわざありがとうね?」

 

「別に……間違えてるし」

 

「それはしょうがないし、別に使えない訳じゃないからありがたく貰うわ。

あ、そうだ、折角だしアンタにさっき返して貰った方のハンカチをあげるわ」

 

「は? 俺はハンカチなんか使わな――」

 

「私だって二つも使わないわよ。ほら、また匙に殴られたら使えば良いし」

 

「……」   

 

 

 少々強引ながらも、返して貰ったばかりの自分のハンカチを渡した藍華はどこか嬉しそうにイッセーから貰った男物のハンカチを紙袋に戻すと、偶々目に入ったから買ったらしいボーリングのピンのストラップを取る。

 

 

「ボーリングが趣味って訳じゃないけど、こっちは結構良いと思うわよ?」

 

「そうかい……」

 

「だからどっちもありがとう。さ、早く戻りましょう?」

 

「………………」

 

 

 意外と喋るし、意外と律儀で、ちょっとドキッとさせてくる不思議な奴だとこの件で完全にイッセーに対してのイメージを確立させる事が出来たおかげか、ちょっと楽しげな表情をしている藍華は教室へ戻ろうとイッセーの手を今度は自分から取り、引っ張りながら歩く。

 

 

 

 これが事の真相。

 だが敢えて藍華は凛にも話さない。

 

 

(少しわかったけど、何となくもっと深い意味で知れそうな気になるのは何でかしらね?)

 

「胸の大きさじゃなくて眼鏡を掛けた女の子が好みだとしたらチャンスはある筈!」

 

「そうだとするなら、私も眼鏡を掛ければ藍華さんみたいにお話ができるのでしょうか……?」

 

 

 あの時、らしくも無くドキドキさせられる距離で見た惹き込まれる目の意味を知るまではまだ……。

 

 

「そういえば、あの生徒会長さんももしかしたら……」

 

「え? 今何か言った?」

 

「いーえ何も、それより兵藤が眼鏡萌えって言われてるのは何で?」

 

「それはその……噂になっている生徒会長さんや、藍華さんが眼鏡を掛けてるので」

 

「ふーん……? 私と兵藤がデキてるって噂になっちゃったわけだ?」

 

「も、勿論デタラメだってわかってるよ?」

 

「まぁねぇ、別に何にも無いわけだし―――今のところは

 

 

 もう一回――いや、もしかしたら何度でもあの距離であの奥まで見据えてくる目を見たいのかもしれない。

 これで藍華との件は終わって二度と関わる事もないと思うイッセーの考えとは裏腹に、本人はますます気になって仕方無いのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「兵藤がクラスメートの女子にプレゼントをしてましたけど」

 

「………………は?」

 

 

 その先がとても危険だとしても……。




補足

かつてのリーアたんであるなら、完全に彼女に合うプレゼントなりなんなりを可能にしてましたけど、相手が違うとポンコツと化す。

その2
しかしそのポンコツさが桐生ちゃ~んの関心を強く買ってしまうという……。

その3
はい、見られ、嫉妬というか幻滅させようと報告したら戦争フラグになりました。











その4
藍華ちゃまー


………………と、いう皆さまからの人気っぷりを見てたら、たしかもう消したけど、何時だったかオマケか何かで書いた桐生ちゃんとイッセーがほのぼのと過ごす話でも書いてみたくなる気がしないでもない。

素養アリで赤龍帝だけど記憶とかそんなのを持ってない原作に近いイッセーが、同じ素養持ちの桐生さんと原作よりかなり仲がよく、別に付き合ってはないけど、周りから気持ち悪いくらい仲が良いと、善吉くんと不知火さんみたいな関係を築いてる。

神器持ちだからレイナーレさんが化けた女の子にデートを誘われるけど、桐生ちゃんとス◯ブラやりたいからアッサリ断って桐生ちゃんに呆れられたり……。

 なんやかんやあってオカルト研究部に目を付けられて勧誘されるけど、桐生ちゃんと放課後ファミレスで駄弁りたいからアッサリ断ったり。

 紆余曲折あって助けたアーシアさんが神器持ちなので、何か居たオカルト研究部さんに後を任せて、桐生ちゃんを家に誘って宿題したり。

 ライザーさんの件で焦りまくったリアスさんに素っ裸で『抱きなさい』と言われても、自分でも戸惑うレベルで無反応になったイッセーが逆に紳士的に接したり……。

 露骨に人気者のオカルト研究部さん達に絡まれ、軽く他のクラスの生徒達から嫉妬されても、イッセーと桐生ちゃんのクラスメートは既に気持ち悪いくらい二人が仲良しなので、遠い目をしてたり。

 ちょっと互いにラブコメっぽくなると初な中学生みたいになったり……。


………と考えたけど、こりゃ需要ねーな。

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