色々なIF集   作:超人類DX

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……うん。これやっぱ無理ゲーじゃね?


第3.5弾・美女と野獣コンビと壊された義母子

 最初に気付いた時、まず最初に行った行動は『隠れる』事だった。

 

 そして『観る』事だった。

 

 戦うことそのものを生き甲斐にしていた男がそれだけは『教訓』としていたというのもあって、上手いこと殺される事無く生き残る事に成功した。

 

 戦う事は好きなのは認める。

 そしてその性分が死んでも直る事が無いことも自覚しよう。

 だがしかし、意味のわからない貰い物の力で粋がる餓鬼共に殺されてやる気は更々無い男はとにかくその時をただひたすら待った。

 

 無論、ただダラダラと待っている訳ではなく、より強靭な進化を求めて貪欲に鍛え続けながら。

 

 

「漸く目処が立った」

 

 

 そしてその時は来た。

 一度は死を経験し、それでも地の底から這い戻った男は更なる進化を経て表舞台へと舞い戻ったのだ。

 

 背に漆黒の翼を持つ堕ちた天使は再び夜空へと飛び立つのだ。

 このイカれた世界から必ず抜け出す為に……。

 

 

 

 

 

 戦闘バカ。

 戦う事しか楽しみのない人。

 挙げ句女心は欠片も理解しない。

 

 それでも天使は天使にあるまじき気持ちを堕ちた天使に対して宿し、決して消える事のない炎として燃やし続けた。

 

 例え自分自身が堕ちても構わないという『覚悟』を持って、真剣に愛し続けた。

 その心が堕ちた天使を殺した転生者なる存在に対する報復心を宿し、また多くがその者によって堕ちていくのを前にしても決して揺るがぬ心を持てた。

 

 それはこれまでも、そしてこれからも変わらないただろう。

 『覚悟』を宿した天使はその背の翼を黒く染める事無く純白に永遠に輝かせ続けるだろう。

 

 

「本当に貴方は危なっかしいですね。

言った筈でしょう? 今度は地獄の底までアナタについて行くつもりだって」

 

「ガブリエル……お前……」

 

「は、はぁっ!? な、なんで天使のガブリエルがコイツに……!?」

 

「フッ、アナタ方の記憶とやらでの中の私がどんなイメージであるかは知りませんし、知りたいとも思いません。

ですが、私の大切な者を傷付ける者は例え神であろうが決して許しはしないし、戦う『覚悟』をもって生きてきた!」

 

 

 先の見えない暗闇であろうと、その道を誰かに示されて歩むのでは無く、進むべき道を自らの意思で切り開いて歩いていく。

 それが天使の『覚悟』であり、その覚悟が堕ちる事のない唯一完成された天使へと進化した彼女の今なのだ。

 

 

「アナタみたいな男にかつて彼は殺された。

ふふ、困惑した顔をしてますね? そうですよ、我々はアナタの知らない場所で生きた存在。

故にそんな知識はなんの役にも立ちはしない! さぁ、立ちなさい、アナタともあろう者がこんな相手に手こずるのではありませんよコカビエル!」

 

「チッ……本当に強かな女になってくれたものだ」

 

「当たり前です。

アナタが殺されてから、誰があの子の面倒を見たと思っているの?」

 

「くくく、そうだったな。

ああ……俺はとても今のお前にワクワクしているぞガブリエルッ!!!」

 

 

 美女と野獣コンビは再始動するのだ。

 

 

 

「合わせなさいコカビエル! 相手に力を使わせる前に始末するのです!!」

 

「見てみたい気はするが、つまらんものなのがオチだろうからなっ!! ――――ヌゥン!!」

 

「うわぁっ!? な、何だこの力は……!? こ、こんな強い筈が……! くっ、能力発―――」

 

「遅いっ!!」

 

「がふっ!? ば、バカな……お、俺がこんな……所で……」

 

 

 本来は天敵同士の奇跡のタッグはもう崩せない。

 

 

 

 

 長い年月を掛けて潜伏し、準備をしてきた天使と堕天使はとうとう表舞台へと舞い戻った。

 それに当たり、天使のガブリエルは所属するセラフを脱退し、平然と堕天使たるコカビエルと共に行動する様になった。

 

 

「さて、堂々たるスタートを切れた訳でですが、あまり状況は宜しくありませんね。

何せこの世界のセラフには聖書の神そのものが『存ておりますから」

 

「やはり奴は外の者なのか?」

 

「恐らくは。

ミカエルや以下の者達は完全に心酔してしまっていますからね……。

何度か他の女性天使と『寝ていた』様ですし」

 

「なるほどな」

 

 

 神の定めた理を超越した天使と、進化を果たした堕天使。

 相反する存在が作用し合い、森羅万象をも超越する―――かは定かでは無いものの、永きに渡る戦いの経験が追い掛けていただけだったガブリエルを超越の領域まで到達させたのは、皮肉な事に転生者による改竄だった。

 

 

「そんな神が居ても良いだろうとは思うが……」

 

「否定はしませんよ。

ただ、鬱陶しくなければの話ですがね」

 

 

 人間界のとある街にあるビジネスホテルの一室にて、どう見ても人を五、六人は食い殺してそうな悪人顔の男性と、見るものを誰だろうと振り向かせる程の金髪の美女が語り合っている。

 

 名を男性がコカビエル。

 女性がガブリエル。

 

 

「なんだ、誘惑でもされたのか?」

 

「お陰様でね。

もっとも、丁寧にお断りし続けていくのも我慢の限界だったので、アナタとの関係をわざと暴露して追放処分にさせて貰ったけど」

 

「……それはつまり、その聖書の神もどきに俺も狙われてしまうって事だよな?」

 

「そうなるけど構わないでしょう? どちらにせよ炙り出されるまで時間の問題だったのだし」

 

「それはそうだが……本当に強かな女になったなお前は」

 

「誰かさんが先に死んでしまったから苦労しただけよ……ふふふ」

 

「……………」

 

 

 本来は天敵同士である筈の種族が、まるで長年連れ添ったパートナーの様な近しいやり取りをしていて、コカビエルは若干ガブリエルの尻に敷かれてる様子ですらあった。

 

 

「追っ手を寄越さない辺りは、私達を嘗めてるのか、それとも泳がせているつもりなのか。

いずれにせよ時間は稼げるわ。その間に調査を進めてしまいましょう」

 

「調査か……。

この世界はどうやら()の様な存在がかなり多く居るらしいのはわかったが……」

 

「大人しくしているタマでは無いのは始末してきて分かっていますからね。

ただ、気になるのはグレモリー家が管理をしているあの街には彼等が居るという事ぐらいかしら?」

 

「一誠とリアスか……?」

 

「ええ、しかも一誠に顔がそっくりの謎の少年とソーナ・シトリーも」

 

「…………。一誠とリアスに関してはもしかしたら俺達の知る二人の可能性が高いが……」

 

「ええ、もう一人の一誠にそっくりな少年とソーナ・シトリーについては謎が多すぎるという事です」

 

 

 わりと狭いビジネスホテルの味気ないコーヒーを飲みながら二人は調査結果をまとめていく。

 

 

「それだけではなく、最近は別の箇所で独自に動いてるグループも確認できますね」

 

「そっちの方は何かわかったのか?」

 

「ええ、男女合わせて6人の小規模のグループで、どうやら全身に鎧を纏って戦う様です」

 

「鎧……与えられた力なのか?」

 

「それはまだわからないわね……。

そっちの方は()()()()に任せているから、報告待ちね」

 

「ふむ……」

 

 

 冷めたコーヒーを飲みながらコカビエルはこれからの行動についてを注意深く思案する。

 既に聖書の神が『奴等』の一人と断定できるし今すぐ殺しに行くのは簡単だが、決して無傷で勝てる程自惚れてはいない。

 後何人かの同志にさえ巡り会えるのであるならフォローも頼めるのでどうとでもなるが、今はかつての頃の様に同志の数があまりにも少なすぎるので行動に移せないのだ。

 

 

「サーゼクスとアザゼルさえ居れば……」

 

 

 その同志の一人だったサーゼクスとアザゼルもこの世界では転生者にある意味で潰されてしまっている。

 アザゼルは転生者の持つ力を研究したがる代わりに肩入れしてしまっているし、サーゼクスはかつての世界の様に嫁となっていた筈のグレイフィアを取られてしまって腑抜けてしまっている。

 

 

「バラキエルとその娘は連中の一人の力によって人間の嫁を蘇生された影響で絶対的な信頼を向けて心酔してしまっているし……割りとグリゴリの内部も滅茶苦茶だ」

 

「この分だと他の勢力にも居ると考えた方がいいわね」

 

「だろうな」

 

 

 今のところ信用できる同志は残り三人。

 一人はかつてコカビエルの弟子にて、コカビエルが殺された後は意思を継いだガブリエルの弟子でもあったハーフ悪魔の少年。

 そしてはもう二人は更に全く異なる世界を生きた――既に帰る世界すらも壊された者。

 

 

「朗報だコカビエルにガブリエル! やはりあの二人は一誠とリアスで間違いない! 俺達の知る二人だ!」

 

 

 名をヴァーリ・ルシファー

 二人の弟子にて、白龍皇の称号を持ち、歴代唯一宿敵たる赤龍帝の少年と明確な友情を育んだ最強の龍皇。

 

 

「あの二人にすぐ会いに行こう! 俺達だとわかって貰えればきっと力になってくれる筈だ!!」

 

「わかったから落ち着きなさいヴァーリ」

 

「これが落ち着いていられるか! 下手をしたらあの二人が危ないのかもしれないんだぞ!?」

 

「そう簡単にくたばるタマではないのはお前がよく知っているだろう? 良いから落ち着け。それにもう一人の一誠がどうなのかもまだわからないだろう?」

 

「そ、それなら心配ない。

どうやら彼等は安心院なじみが昔言っていた過負荷のスキルを持つ別世界を生きた一誠自身とソーナ・シトリーだと思う。

現に遠くから見てても一誠とリアスに協力をしているみたいだからな」

 

 

 友や師と引き剥がされた影響か、今まで以上に繋がりを大切にしている―――いや、し過ぎて少し心配性になってしまったヴァーリをとにかく落ち着かせるコカビエルとガブリエルは、後から静かにゆっくりと入ってきた燕尾服を着た青年と亜麻色の少女に話し掛ける。

 

 

「二人の意見はどうですか? ヴァーリと共にその二人組を見ていた筈ですが……」

 

「…………………」

 

 

 偶々出会し、利害の一致によって手を組む事になった二人組に対してガブリエルは少し言葉丁寧に訊ねると、ヒラヒラしたドレスを着ていた『少女』は無言で、しかも高速で容れた少年の紅茶を受け取りながら口を開いた。

 

 

「恐らくは彼の言うとおりかと……。

私とこの一――いえ、ギルバにとっては馴染みはありませんが、あの一誠少年とリアスはきっとアナタ方の知る二人ではありませんか? ただ、もう一人の負のオーラを常時放っている一誠少年とソーナちゃんに関しては判断しかねましたが……」

 

「………………」

 

 

 嫌に見た目のそぐわぬ冷静な口調の――どこかリアスに似ている少女は、右目が潰れて塞がり、剣による縦の切り傷を顔に刻んでいる少年にお茶のお礼を言いながら思った事を話す。

 

 

「……という事は彼等は二人の知る者ではないと?」

 

「ええ、一誠は勿論、ソーナちゃんはアレほど凄まじい負のオーラは持っていなかったわ」

 

「……………」

 

「という事は更に別の時間軸の兵藤一誠とソーナ・シトリーと見て間違いないという事か……」

 

「ならば問題はないだろう! あの二人も助けなければ何時また強大な力を引っ提げた者が現れてしまうか……!」

 

「慌てるんじゃあないヴァーリ! お前の言うことはわかるが、ここで慌てて騒ぎを起こしたら連中の的にされるのはアイツ等だ!」

 

「っ!? …………す、すまないコカビエル。

そうだな……奴等を相手に慎重になりすぎるという事は無いな……」

 

 

 コカビエルに一喝され、漸く昂っていた精神を落ち着かせていくヴァーリ。

 彼はもう二度と友を目の前で失いたくは無かった。

 

 

「今日はもう寝るぞ。

そんな疲弊した精神では冷静に考える事もできんだろう?」

 

「あ、あぁ……」

 

「そうしますか。

お二人もご協力感謝致します」

 

「いえ……あの子も良い友人に巡り会えた様ですね。

世界は違えど、あの子の()としては安心しましたわ」

 

「………………」

 

 

 ガシガシと不器用な父親の様な手つきでヴァーリの頭を撫でているコカビエルやガブリエルを見て少女は儚げに笑みを浮かべ、その後ろに控えた傷だらけの少年の表情はどこか後悔を思わせる顔だった。

 

 

 堕天使・コカビエル

 地の底から這い戻りし堕天使

 

 超戦者(ライズオブダークヒーロー)

 

 

 天使・ガブリエル

 どこまでもコカビエルを愛し続ける天使

 

 縦応無神(エンゼルモード)

 

 

 ヴァーリ・ルシファー

 親愛なる存在をもう二度と失いたくないハーフ悪魔にて白龍皇

 

 自由異思(オールリバティー)

 

 師であるコカビエルとガブリエルのスキルを受け継ぎしスキル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 完全に全てを壊された。

 もう戻る場所も無い。生きる居場所も無い。生きている価値すら見いだせない。

 

 敗北者と呼ばれても何も返せなくなるほどに惨めな人生だった少年は名前すらも捨てる他無かった。

 

 

「…………希望があるのはとても素晴らしい事ね」

 

 

 殺してくれ。

 楽にさせてくれ。

 かつての様な反骨精神すら消えてしまい、傷だらけとなってしまった少年を血の繋がらない母だけがそれでも守ろうと……支えようとした。

 

 自分を庇い、右目と右腕を失った少年の為に。

 

 

「でもだからといって腐ってはダメ。

私達には帰る場所はどこにも無いのかもしれないけど、生きる事を諦めてはいけないわ。

生きることは決して逃げない事なのだから……!」

 

 

 協力者である別世界のコカビエルとガブリエルとヴァーリと別れ、別の部屋へと入った少女は、疲れた様に部屋の隅っこに座って丸くなる傷だらけの少年の傍に座り込みながら元気づけようと気丈に振る舞う。

 

 

「でも俺のせいでババァの幸せすら壊した。

俺はもう生きてたってしょうがないだろ……アンタの幸せすら台無しにした俺なんか……」

 

 

 だが、完全に壊された事で心が折れてしまった少年の精神力はもうかつての頃には戻れなかった。

 少女に向かってババァと呼ぶ少年の容姿は変わり果てた面はあるけど確かに兵藤一誠に似ている部分もあるけど、右目は塞がり、右腕は欠損していて覇気もまるで無かった。

 

 

「でもアナタは私を守ってくれた。

小さかったアナタが私を最期まで守ってくれた……寧ろ子供であるアナタと共に抗えなかった私の責任なのこれは……」

 

「……………」

 

 

 越えるべき悪魔は居ない。

 卑屈な己に構ってくれた友は目の前の彼女以外の全てを壊された。

 そんは自分を責めるなと言われても無理だし、母と最期までしつこいレベルで自称し続けた血の繋がりの無い彼女だって一緒に壊されていれば幸せだったのかもしれない。

 

 だから彼はどこまでも自分を責め続け、何時しか確立させていた精神すらも自らの手で永遠に葬り去ってしまった。

 

 

「しかも聞けばこの世界のババァは壊すかもしれない相手に肩入れまでしてる。

リアスもソーナはどうやら違う俺と行動してるみたいだけど、他はもう……。

ふふふ、くくはははは! やっぱり死ねば良かったんだよ俺は! 何で死ねないんだよ俺はっ!!」

 

 

 こんな状態にで何を目標に生きたら良いのかがわからない。

 かつて一誠という名を持っていた少年は狂った様に笑い始め、どこまでも痛々しかった。

 

 だから亜麻色の――本来の姿と比べて相当若返った容姿の少女はケタケタと一人気が狂った様に嗤う少年の頬を叩いた。

 

 

「自分を責め続けてそれで許されると思っているのなら大きな間違いです。

良い? 私達は託されたの、あの子達に――皆に生きる事を託されたの! それを無駄にすることは神が許してもこの私が決して許さないっ!」

 

「ば、ババァ……」

 

「そう、私はアナタにとってババァと呼ばれる者よ。

『ヴェネラナ』という名前も失った今、私が私として居られるのはアナタの前だけなの。

だから死ぬ事は許さない……! 決して死なせない、命を賭けて私を守ってくれたアナタを今度は私が守るから……!」

 

 

 血の繋がりは関係無い。

 一人残った家族として、彼を立ち直らせ、そして生きる。

 どんな惨めになろうも、どんなにひもじい思いをしようとも絶対に生きることを諦めてはならない。

 

 かつてヴェネラナ・グレモリーという名だった悪魔の少女はその身に息子と娘と同じ力を覚醒させながら不貞腐れた義理の息子の尻をひっぱたく。

 

 

「一人にはさせないわ。

地獄の底だろうと一緒よ……。アナタが払った犠牲を今度は私が払う番……」

 

「ババァ……」

 

 

 それがヴェネラナ・グレモリーだった少女の今。

 日之影一誠だった少年の今。

 

 

「そうと決まれば寝て忘れましょう! まったく、どさくさ紛れにババァと呼んでくれちゃって?

今の私はピチピチしてるでしょう? ババァは無いでしょうがババァは……」

 

「でもババァはババァだろ」

 

「あ、また言った! じゃあそのババァに今からなにをされてもババァなんだからどうとも思わないわよね? それなら今すぐ添い寝をしてあげるわ!」

 

「………」

 

 

 取り戻せないけど、生きる為に抗う生き様。

 

 

「ふぅ、若返ってもババァなんて失礼しちゃうわ……。

でも、呼ばれ慣れすぎてるせいか、却って言われないと違和感も感じてしまうのよね……」

 

「すー……すー……」

 

「ごめんなさいね、私が弱かったせいでアナタ目と腕を……。だから今度は私が……」

 

「ババァだけは……ヴェネラナのババァだけは……守……るんだ……!」

 

「! はぁ……体が若返ってるせいなのか、反抗期が終わったせいか、素直になったせいなのか……たまにドキッとさせてくるなんて生意気な子ね……ふふふ。

ほら、私は此処にちゃんと居ますよ?」

 

「う……ぐ……すー……すー……」

 

「む……今日は脱がせてちゅーってして来ないわね。

ちぇ……ちょっと期待してたのに―――――って、あらやだ私ったら、子にこんな事思っちゃうのはイケないわ……」

 

 

 ギルバ

 スキル・完全消滅

 

 右目と右腕を壊されて、生き残ってしまった執事さん。

 現在は大体リアスと同い年くらいになってるヴェネラナだった少女の執事。

 

 

 ヴェネラナ・グレモリー

 スキル・? ? ?

 

 ボロボロになりながらも最期まで守ってくれた子の為に支える覚悟をしている義母。

 

最近の悩み。

 卑屈ながら反抗期が終わってるのと、自分しかすがれる相手が居ないからか、滅茶苦茶独占欲が強い義息子に若干どきまぎさせれる。

 

 

 二人の所属。

チーム・コカビーの偵察隊みたいなポジ。

 




補足
コカビーとガブリーとヴァーリきゅんは問題ないとしても……執事と若返りBBA――もといお母さんは大分戦力的には微妙ですね。

てのも、ほぼ執事の精神がへし折れてお母さんにすがりついてないともう生きるのも無理だし、肉体的にも再起不能な面が……。

その2
ただし! お母さんの方が覚悟した結果、肉体的にも若返ってるので成長できる可能性はあるぜ!

最近、かなり素直な息子にどぎまぎさせられてるけどな!!

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