色々なIF集   作:超人類DX

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このゲスなペアから『女子だから』とか『主人公補正だから』とかそんな理由で生き残るのはかなり難しいのである。


※胸糞展開注意


結果、吐き気を催す邪悪その3

 力にはそれ以上の力を。

 理不尽には、それを越えた不条理さを。

 

 ゲスには吐き気を催す程の邪悪さを。

 

 見下されて来た分、たっぷりと見下しながら、絶望に染まって死に行く姿を見たい。

 他人の顔色を一々伺い、この力を制御するだなんてアホらしい事はしない。

 

 そうでなければ他人の死を目の前で見ることなんて出来やしないのだから。

 

 だから、私はただ先輩がゲスいけど強いから傍に居たいと思っている訳じゃあない。

 私自身もまた、先輩と同じ事を思っている――ただそれだけの事。

 

 

 

 

 奇病とも取れる死に直結する謎の症状の元は一体どこから発生しているのか、コカビエルとバルパーガリレイとフリード・セルゼンが血反吐を吐き、溶ける様に絶命した事で大惨事と化した駒王学園の校舎へと逃げ込んだリアス・グレモリー達は、コカビエル達との戦いの際に起こり得ただろう周辺の被害を防ぐ為に学園周辺に所謂バリアー的なものを張っていたソーナ・シトリーとその眷属達と合流すべく、生徒会室へと駆け込み、事の詳細を説明した。

 

 

「奇病、ですって?」

 

「そうとしか言えないわ。

何せ突然、コカビエル達が血を吐きながらズルズルに溶けてしまったのよ」

 

 

 幼馴染みとも云うべきソーナにリアスが説明をすると、ソーナは解せないといった顔だった。

 

 

「仮に本当に奇病だとしたら、何故三人だけが? 近くに居たアナタ達がその奇病に感染している可能性があるという事よね?」

 

『!』

 

 

 奇病と仮定したソーナの言葉に、ソーナの眷属達の大半が脊髄反射的にリアス達から距離を取る。

 

 

「……まあ、症状を聞いている限りでは感染はしていないみたいだから大丈夫だとは思うけど」

 

 

 自分の眷属達を安心させる意味で話したソーナに一旦はぴりついた空気も緩くなる。

 

 

「それで、その奇病とやらを発生させるなにかがこの近くにあるとアナタ達は考えているのね?」

 

「ええ、ここに入る前、屋上から私達を誰かが見ていたって私の『戦車』が言ったわ」

 

「…………」

 

 

 リアスの説明を聞いたソーナ達の視線がその戦車――黒歌に集まり、黒歌も頷きながら口を開く。

 

 

「一瞬だけだったけど、間違いなく人影が見えたわ。

最低でも二人以上だったわ……」

 

「なるほど……」

 

 

 仙術という珍しい力を扱える黒歌の言葉にソーナは、自分達の察知能力を掻い潜って学園に入り込んでいる二人以上の何者かが、少なくともただの一般人ではないと判断する。

 

 

「状況から考えて、その者達が何かをしてコカビエル達を殺したと考えても良いわね。

……問題はその者達が今も屋上に居るかだけど」

 

「居ないと考えた方が良いですね……確認はするべきですが」

 

「ええ、それは勿論」

 

 

 転生者の男の意見にソーナが頷く。

 どちらにせよ身柄を抑えてみなければ目的はおろか、何者であるかもわからない。

 こうしてソーナ達とリアス達は互いに協力することになったのだが……。

 

 

「団結をしている所悪いが、少し良いか?」

 

 

 そんな皆の輪から少し離れた場所から見ていた一人の人物が、それまでの沈黙を破って声を出す。

 

 

「コカビエル達を殺した者達を探るのはお前達の勝手だが、私達はただ奴等が強奪した聖剣を回収できればそれで任務が完了する」

 

「つまり、私達にとって別に誰がやったとか興味が無いのよね。

だから聖剣を回収してさっさと帰りたいんだけど、別に構わないでしょ?」

 

 

 前髪に少し緑のメッシュが入った青髪の悪魔祓いことゼノヴィアと、明るめの茶髪の悪魔祓いこと紫藤イリナの事実他人事のような言動に、リアスの騎士である木場祐斗がムッとした顔をする。

 

 

「君達にとってはそうなのかもしれないけど、今外に放置されてる聖剣が囮って可能性もあるんだぞ?」

 

「木場の言うとおりだ、君等にしたら悪魔である俺達の近くに居るのは嫌なのかもしれないけど、俺達が黒歌の見た連中を捕まえるまでは外に出るべきじゃないと思う」

 

 

 木場祐斗に続く様に転生者の男も言う。

 特に転生者の男にしてみれば、この直ぐ後にゼノヴィアが騎士として仲間になる理由となる事実をコカビエルが話す前に死なれてしまったので、どうやって引き込むかという思惑も入っている。

 

 何せ今のゼノヴィアは最初の頃と変わらず、盲目的に神を信仰する精神状態のままなのだから。

 

 

「言いたいことはわかった。

しかしお前達に協力する気は無い」

 

「捕まえるにしても私達は私達で勝手にやらせて貰うわ」

 

「ま、待て!」

 

 

 結果、悪魔祓いの二人は生徒会室を転生者の男の言葉を無視して出ていってしまうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでどうするのゼノヴィア? 聖剣は勿論回収するにしても、あの悪魔達の言ってることもある意味正しいわ」

 

「……。確かに、ここから見える聖剣を囮にして誘き寄せようとしている線は無くもない。

だが悪魔と協力する気にはなれんよ」

 

「ま、それもそうね。

こうなったら、連中よりも早く取っ捕まえて気絶でもさせて聖剣を回収しましょう!」

 

 

 生徒会室を出て真っ暗な廊下を、電灯で照らしつつ屋上を目指して歩くゼノヴィアとイリナ。

 ここ数日は、敵対関係である悪魔と一時的に協力して聖剣をしていたが、コカビエル達がどんな奇妙な理由にせよ死に、現在聖剣も無事校庭に放置されているのだから、これ以上の協力をする理由はない。

 

 だから二人でこの騒ぎを起こしているだろう者を捕まえてしまおうと真っ暗な校舎を歩く悪魔祓いの二人組。

 

 

「けどゼノヴィア、あのコカビエル達の死に方は普通じゃないわよね?」

 

「……。ああ、まるで内側から溶ける様に死んだからな。

何らからの力が作用したか……もしくは悪魔達の言っていた通り、人為的な奇病なのか……」

 

「連中の態度からして、仲間では無いっぽいもんね」

 

「私達が無事であるということを考えると、何かしらの『条件』が揃わないとああはならないと思うのだが……」

 

 

 足元を明かりで照らしながら階段を上がっていくゼノヴィアとイリナは自分達なりに考察をしていく。

 それはある意味で当たってはいる……。

 

 そう――()()()()では。

 だが、この状況を起こした者の精神がどうしようもなく邪悪なゲスである事。

 街ひとつ巻き込んで大量殺戮を引き起こす事になんの躊躇いもない、精神的なブレーキの壊れた、『邪悪の限界が無い』存在である事まではわからない。

 

 いや、わかってしまったらそれこそ―――

 

 

「! 誰かが向こうから近づいてくる……」

 

「……。連中が見たってのは本当だったのね」

 

「……………………………」

 

 

 人間の持つ悪意の底無しさを知ることになるのだ。

 

 

「? こんな格好した奴等なんて居たか白音? 悪魔じゃないみたいだが……」

 

「確かコカビエルとかいう堕天使が持ってた聖剣を回収する為に天界から派遣された人間の悪魔祓いです」

 

「へー? まあ、関係ないか。

人間だろうが悪魔だろうが、その他であろうがなァ……クククッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コイツ等が……そうなのか? いや、どちらにせよ―――」

 

「………………い、イッセー……くん……?」

 

「―――イリナ?」

 

 

 吐き気を催す邪悪という意味で。

 そしてそれはより深い絶望を……。

 

 

「どう殺るか……。輪切りにしてホルマリン漬け――は芸が無い。

白音、リクエストはあるか?」

 

「バラバラにしてから溝川に捨てるがコイツ等にはちょうど良いのでは?」

 

「……? なんだ、妙に機嫌が悪いが―――――

 

「イッセーくん!? イッセーくん……よね!?」

 

「あァ? 何だお前……? なんで俺の名前を……」

 

 

 既に精神が最高に最悪に滾りまくってるイッセーは、目の前に居るとかそんな理由だけで警戒している青髪の女性と亜麻色に近い明るめの茶髪の女性を殺害する気でニヤニヤし、白音に殺害方法のリクエストを聞いてみるも、何故か白音は不機嫌そうだった。

 ……………その女性達の胸を見ながら。

 

 そして不機嫌な理由がわからずに首を傾げていると、突然明るめの茶髪をツインテールに纏めてる女性に驚かれた様な顔で名前を呼ばれたのだ。

 

 これには横に居たゼノヴィアも、呼ばれた本人も其々驚き……そして白音はその金色の瞳の瞳孔を縦に開く。

 

 

「や、やっぱりそうだ……。あ、アナタ、兵藤一誠君よね……?」

 

「……。だから、何でお前が俺の名前を知ってやがる? そもそもオメーは誰だ?」

 

「わ、私よ! えっと、小さい頃は髪もこんなに長くなかったから分からないと思うけど、イリナよ!」

 

「イリナァ……?」

 

「お、おいイリナ、その……知り合いなのか?」

 

「……………………」

 

 

 イリナと名乗る少女に、軽く上を見上げながら過去の記憶――正直あんまり思い出したくはない過去を思い返していくイッセーは、確かにその昔、両親が健在であった頃によく近所の公園で遊んだ者の中にイリナといった名前の子供が居た事を思い出す。

 

 

「イリナ……あー……少し思い出したかもしれない。

なんかそんな名前の子としょっちゅう遊んでたよーな……」

 

「! や、やっぱり! そう、そうよ! あの時の子供が私よ!」

「ふーん……?」

 

「そ、その……!

今まで消息が掴めなくて、この街に来た時も探したのだけど、見つからなくて……」

 

「俺を探していただと? 何故?」

 

「だ、だって会いたかったから!」

 

 

 『知らなかった』と驚くゼノヴィアを横に、イリナはそのままイッセーに抱きついたのだ。

 

 

「は……!?」

 

「あ、会いたかった……! 本当に会いたかった……!」

 

「……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」

 

 

 その瞬間、流石に戸惑いが勝って抵抗することを忘れてしまったイッセーが抱き着かれてるのを見た白音の瞳が殺意の炎が宿る。

 そうとは知らずに死んだとすら言われていた幼馴染みと再会出来た感動で密着し続けるイリナ。

 

 

「でもこんな所で何をしてるのイッセーくん? こんな夜更けに……」

 

「……」

 

「いえ、そんな事もどうでもいいわ。

今どこに住んでるの? おじさんとおばさんは元気?」

 

「…………………………」

 

 

 イリナ本人に悪気なんてある訳はない。

 しかしその質問はイッセーにとって最悪なレベルの『地雷』であった。

 

 

「……………」

 

「イッセーくん……?」

 

「待てイリナ! 様子がおかしい! そもそもコイツとそこの奴がこんな時間にこんな場所に居るということは、ひょっとして――――」

 

 

 コイツ等が犯人なのかもしれない――そう言おうとしたまさにその瞬間だった。

 

 

「ゴフッ!?」

 

 

 ゼノヴィアは目と口からあり得ぬ量の血を吹き出した。

 

 

「な……!? こ、これ……は……!」

 

 

 自分の身体から吐き出された夥しい量の血が床に広がっていくのを、目を見開きながら驚愕するゼノヴィアは、自身の手が溶け始めているのも見て、この二人の仕業であると確信するが……もう遅かった。

 

 

「ぜ、ゼノヴィア!」

 

「に、逃げろ……イリナ……! こ、コイツ等がコカビエルを……!」

 

「そ、そんな……! ほ、本当にイッセーくんが……!?」

 

 

 嘘であって欲しいとすがる様な表情で下を向いていたイッセーに問うイリナ。

 するとイッセーは顔を上げ……………。

 

 

「本当に幸せを感じるって状況ってあるよな、白音?

『幸せ』には…………『2つの場合』があると思うんだ」

 

 

 嗤っていた。イリナが大切していた思い出にあった、幼き頃の無邪気な笑顔とは真逆の、邪悪そのものともいえる凶悪な形相の笑みを浮かべていた。

 

「ひとつは、絶望が希望に変わった時が幸せだと感じる。

そこの女が俺の思い出したくもねぇ過去をほじくり返してきた時は結構マジにパニクった。過去を思い返すと気持ち悪くなって吐き気が止まらなくって絶望に思うからな」

 

「わかってます……私はわかってますよ先輩」

 

「な、何を言ってるのイッセーくん? ねぇ! どうしたのよ!? ゼノヴィアに何を――――」

 

 

 既に全身に感染した殺人ウイルスによってドロドロに皮膚が溶け始めてるゼノヴィアを前に、嗤いながらイリナ―――ではなく、横に立つ白音に話すイッセーに、イリナが詰め寄ろうとする。

 だが……。

 

 

「高々過去にちょっとあった程度の雌が先輩に触れんじゃねぇ!!!!」

 

「あがっ!?」

 

 

 触れようとしたその瞬間白音が、凄まじい怒りの形相と共に、目にも止まらぬ速度でイリナの脇腹に拳を叩き込み、骨を砕きながら吹き飛ばしたのだ。

 

 

「あ、あぐぅ……!」

 

 

 壁に背中を打ち付け、崩れるイリナは、会いたかった幼馴染みとの再会によって獲た『希望』が瞬く間に『絶望』へと変わっていく。

 

 

「だが消えてしまえばそんな事も無くなる。

それってマジに『幸せ』だと思うんだ」

 

 

 ニヤニヤとゲスな笑みを浮かべながらイリナの前へと立つ。

 

 

「そして二つめは、希望を抱いた奴が、絶望のどん底落ちながら死んでいく姿を目の前で見ることだ……! クククッ、さっきまでお前は俺と再会できて幸福を抱いた様だが、今は絶望に変わってる。

くくくっ! ククハハハハ! 良いぞ、その表情! そういう顔をしながら死んでいくのを俺はもっと見たいんだよォォォッ!!!」

 

 

 そして絶望の表情のイリナの首を掴んで掴み上げると、白音によって折られた脇腹に拳を貫かせる。

 

 

「最後に教えてやるよ女。

お前らが奇病と思ってるこれは、確かに俺の力だ。

俺の血から殺人ウィルスを生成し、対象者に感染させる……今の俺の力だ」

 

「…………………」

 

「だがお前には感染させない。

奴等へのメッセージとして使ってやる……精々奴等へのメッセンジャーとなって死ね……!」

 

 

 鮮血が飛び散る中、完全に溶けて無くなったゼノヴィアの最期を見ながら意識を手放すイリナ。

 会いたかった者がその精神を破綻させ、他人の死を見ることに無上の喜びを感じるサイコパスとなってしまったという『絶望』をその身をもってあじわいながら……。

 

 

「ふん、過去の俺と知り合いだから何だってんだ? 弱かった頃の俺の思い出なぞなんの価値も無いというのに……」

 

「チッ、先輩に抱きついた雌は私が直接殺してやりたかったのに……」

 

「ああ、すまねぇな。いきなりの事で俺も驚いてしまってつい抵抗を忘れた。

ちゃんと御詫びはする……ほら、今日はマーブルチョコを投げてやろう」

 

 

 

 完全に溶けて消えたゼノヴィアと、脇腹を貫かれて絶命したイリナの死体を横に、突然ふざけだす。

 

 

 

「……! ホントですか!?」

 

「本当だとも。何粒だ? 三粒くらいか?」

 

「ご、五粒! 五粒が良いです!」

 

「五粒? 甘いの五粒も欲しいのか!?」

 

「はい!」

 

「いやしんぼめっ! 良いだろう、行くぞ白音、五粒行くぞ! そらっ!」

 

「はむっ! はむっ!!」

 

 

 死体の横で投げられた粒チョコを五粒口だけで器用にキャッチする白音。

 するとイッセーが白音を抱き寄せて互いの頬をくっ付けながらペットでも撫でる様に撫で回すのだ。

 

 

「よーっし! よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし! 上手だぞ白音~!」

 

「あぁん……♪」

 

 

 嬉しそうに身をくねらせる白音。

 イリナとかいう自分より胸の大きな女はこの手で殺せなかったが、イッセーによしよしされたのでそれはそれで良いと妥協することにしたのだ。

 

 

(あぅ……先輩のモノにされる感じがたまらないよぉ……。

欲しい……先輩がもっと欲しいぃ……!)

 

 

 何せ、こうされてるとと、なんというか……お腹が熱くなって幸せと感じるのだから。

 

 

「さて、そろそろ動き出した悪魔共もついでに殺すとしよう。

まずはこの女の死体を奴等に投げつけてみようか……ひきつる顔が目に浮かぶぜ」

 

「ああ、姉は私が直接殺しますので」

 

「わかってる白音。

よし、行くぞ……」

 

 

 だから邪魔する奴は殺す。

 例え肉親であろうと――――いや、過去を知る肉親であるからこそ確実に消す。

 

 他人の死を見ることに喜びを見出だすゲスだけど惹かれる彼ともっと先の領域に進む為に。

 

 

終わり




補足

この二人にとって『過去』は地雷。

踏まれた瞬間、確実に殺すまで追い詰めます。


その2
ヒロインになれるフラグをベキベキにへし折られる(この世からという意味でも)イリナさん。

ゼノヴィアさんに至っては『近くに居たお前が悪い(王蛇さん)』感覚で殺されるという悲惨さ。


うーん……ゲスい!


その3
そう、それはまるでDIO様に運悪く目をつけられた挙げ句ぶん投げられた上院議員さんの様に扱われるだろう運命のイリナさんなのだ。

その4

ちょっとでも異性がイッセーに接触しようものならガチギレする白音たん。
胸が大きいと尚殺意度上昇。
尚、実の姉の胸の大きさについては『ぶち殺し確定』らしい……。




よしよしされると発情しちゃう困ったちゃんだけど。

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