神流朝海です!
長らく書いていませんでした!
ほんとすみません。私にも宿題やら部活やら応募するための小説とかとかがあるのです……。
そして超短いです。
長いのを書こうとすると、先延ばし、先延ばしとなってしまうので、これからはこんな量で書いていきます。すみません。
ではでは、どうぞ
私が学校についたときには、すでに昇降口には人だかりができていた。
ふたりの言い争う人間を囲んで、ドーナツ状の人垣が出来ていた。
私の横を、何人かの生徒が通る。
その会話は、
「なにどうしたの?」「ほら三組の子いたでしょ。あの子、実はガストレアウィルスの保菌者だったんだって」「うそー、あの子に触れられたことあるかも。どうしよう」「私前から嫌いだったよー。なんかちょっとナマイキだったしー」
延珠ちゃんに対する嫌悪の会話だった。
ひっぱたきなるような衝動を、手を握り締めることによって押さえ、言い争いが起こっているドーナツ状の人垣に近づく。
二人とも大声で叫んでいるが、その展開は一方的だった。
少年とおぼしき声が叫ぶと、周りはエールのようにざわめき、少女が叫ぶと、批難がましい沈黙が降りた。
一方的な拒絶。反論しても、誰も聴く者がおらず、その意見は弾かれる。
その光景に、私がとうとう耐えられなくなったとき、その輪の中に入っていった少女が言った。
「あなたたちは、なぜこんなことをするんですか? してなにになるんですか?」
「んだよ、こいつのお友達かよ。なら離れたほうがいいぞ。こいつ、ガストレアウィルス持ってるからな」
「はい、そうですが、なにか? あなたは触れられただけで、近くにいるだけでそのウィルスに感染するとでも思ってるんですか? ばかばかしい。そんなのはありえない。学校の授業で習わないのですか」
「それがなんだよ!? いつガストレアになって俺たちを殺すかもしれないやつの近くになんていれるわけねぇーだろ!」
そーだそーだ!
と、周りがその言葉に乗っかる。
私もその輪の中に入ろうとしたとき、月夜の発言に驚いて、その足が止まった。
「ガストレアウィルス感染者だから、なんだというのですか? あなたがたを、親を、家族をガストレアから守っているのは、聖天子様じゃない。軍でもない。私たち民警なの! ……それがわからないんだったら、もういい。私はなにも言わない。延珠の友達だった人も、“たかだが”それくらいのこともわからなかったんだというだけ。そんな人が友達を名乗る資格なんていない。私は延珠がガストレアウィルスに感染していようがしていまいが、友達でいる。外から見てるだけの人に延珠をどうこういう資格なんてない。あるとすれば、延珠と言い争っていたあなただけ。でも、私たちは同じ子供。そんなくだらないことで、時間を無駄にするのはもったいない。……いいですか? これ以上は延珠が攻撃されていると見なし、守るために武力行使をします」
「ちょ、ストップ月夜!」
ちょっと危なくなってきたのでストップ。
月夜は、本当に延珠ちゃんのことを考えてくれてるんだね。
一同の視線が私に向く。
「私からも言わせてもらうよ。私たちは民警。エリア内外で起きるガストレア事件を解決する組織の一員。彼女達は、『呪われた子供たち』は、無理やりとはいかないけど、ほぼ強制的に戦場に駆り出されている。君達は、それをどうとも思わない? 例えば君」
延珠ちゃんと言い争っていた少年を指差し、問う。
差された彼は突然のことに驚いているようだった。
「あなたは、ガストレアを倒すために戦場に来いといわれたら、行くのかな?」
「行くわけねぇだろ!なんのために民警と軍があるんだよ!」
「そう、行かない。例え、君が延珠ちゃんみたいに特殊な力を持っていたとしても、絶対にいかない。でも、延珠ちゃんは戦場に行く。理由はわかる? ……いや、そういう『呪われた子供たち』がどういう気持ちで戦っているか、考えたことある? そりゃ個人によって変わるけど、延珠ちゃんの場合は、『友達をガストレアから守るため』だよ。どう? そこの柱に隠れてるあなたは、これを聞いてどう思う?」
答えは返ってこない。おそらくこの場で意見を言うのが怖いのだろう。
だがもう、答えを待つ時間はなくなった。
「延珠!」
「ッ! 蓮太郎!」
ほらね、もう私の出番は終了だ。
里見君が息を切らせながら走ってきて、飛び込む延珠を抱きかかえた。
里見君は、落胆している表情と、よかった、という表情が交じり合っていた。
「ありがとな、神流、月夜。延珠、もう行こうか」
「もう、戻れないのだな……」
里見君は、延珠ちゃんのまた溜まりかけた涙を指でぬぐい、微笑んで見せた。
里見君も言いたいことはあっただろうに、ごめんね。私たちが全部言っちゃった。
「さ、退場の時くらい胸張んぞ」
「でも、教室にまだ鞄が」
「そんなもん、どうでもいいじゃねぇか」
「う、うむ! そうだなッ! 行くぞッ、月夜、海晴!」
延珠ちゃんは、袖で今にも零れそうな涙を拭って、快活そうに振舞った。
なら、私たちもあわせなきゃね。
「うん。じゃあ行こうか、延珠ちゃん」
「はい、そうですね。ちょうど“お迎え”が来ましたし」
遠くからかすかに聞こえる、ブロロロロロという、ローター音が聞こえてくる。
その機体は、精白に青い染め抜き。中央には、杖に巻きついた一匹の蛇が描かれている、医神アスクレピオスの徽章。
……お迎えってこれ呼んだの!?
あれ、でも木更さんってお金、そんなに持ってたっけ?
あれを呼ぶなんて、そこそこお金かかるよね?
私たちの目の前に降り立ったドクターヘリに、その場にいた人たちは唖然としていた。
え~と、前書きに書いたとおりの短さです。
いろんな都合上、この様な形で連載していきます!
まだまだよろしくね!
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なくても感想ほしいです!
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読んでくれてありがとうございました!