魔法少女リリカルなのは-4人目の転生者-   作:Wisadm

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5.俺、何か悪いことしましたか?

あのあと、魅音達を探したが一向に見つからず、索敵スキルを使って何とか二人を発見した。

2人の話によると、魅音がこの娘の悩みを聞いて無事解決し友達になって2人で遊んでいたところ、あの変なヤツがやってきて気持ちが悪かったので逃げてきたらしい。

 

「と言うか、魅音?逃げるのはいいんだけど、大人を呼んできてくれるとかしてくれても罰は当たらないと思うよ?」

「あはは…ごめん凪にぃ、それであいつは?」

 

そう言って、きょろきょろと周りを見回す魅音。

 

「もちろんしとめたさ。これで」

 

そんなことを言いつつ取り出したるは、フライパン。

すると魅音はキョトンとした顔で、

 

「凪にぃって強かったんだね、意外と」

「意外とか、心外だ」

 

いつものように軽口を叩き合う。

 

「えぇと、魅音ちゃん?この綺麗な人誰なの」

 

ああ、そういえば俺も知りたかったんだよね。

この子のこと。

 

「この人は私のお兄ちゃんで、凪斗って言うんだ」

「こんにちは。葛梨 凪斗(くずり なぎと)って言うんだよろしく」

 

しかし、帰ってきたのはよろしくとかではなく。

 

「な、なんだか良く判らないの」

 

と言う疑問の声だった。

 

「へ?何が?」

「葛梨さんは女の子だからお兄ちゃんじゃなくてお姉さんなの」

「ぷっ、あは、あははは…だってさ?お姉ちゃん?」

 

すると女の子はいきなり笑い出した魅音に良く判らない顔をした。

魅音め、後で覚えておくといい。

 

「残念ながら、俺は男なんだよね…」

「え?えぇぇえぇぇぇぇぇぇ!?」

 

その後、懇切丁寧に説明したら理解はしてくれた。

納得はしてくれなかったが…

曰く、私より綺麗なのに男の子なんて認めないのだそうだ。

そんなことを言われても困る。

 

「それで、君の名前は何て言うんだ?」

「なのは、高町なのはです」

「そうか、高町さんか。でも、きっと同い年ぐらいだから敬語はやめてくれる?」

「はい。じゃなくて、うん。よろしく葛梨君」

「凪斗でいいよ、くすぐったい」

「じゃあ私も、なのはって呼んで」

「そう?よろしく、なのは」

「うん、よろしくなの。凪斗君」

 

そういえば、なのはの両親は?

家は俺が来ているけど、普通はこのぐらいの年齢のときは親が一緒に来たりするもんじゃないのか?

 

「なあ、なのは?なのはの両親って何してる人?」

「え、えっとね。翠屋っていう喫茶店をやってるの…でもお父さんが怪我して入院しちゃって…それで」

 

え、何で泣きそう?俺地雷踏んだ!?

 

「そ、そうだ。今度、一緒にお見舞いに行こうよ。そうすればきっとお父さんも元気になるって」

「ほんとう?」

「ああ、絶対に」

「うん!今度一緒に行くの」

 

ふう、ちょっと顔が赤い気もするけど何とか笑顔に戻ってくれたか…

女の子泣かすとか、魅鐘さんに殺される。

 

「…ねぇ凪にぃ?」

「ん?何?」

 

振り向くと、不機嫌そうな魅音。

本当にどうしたの?

メガスワッテルヨ?

 

「凪にぃは誑しだったんだね…知らなかったよ」

「何のことd…」

「O☆HA☆NA☆SI、シヨッカ?」

「い、いや…」

「ウフフ、大丈夫だよ?死なないようにするから」

 

魅音それ、ただの拷問だよ?

肉体以外は大丈夫な要素が見当たらないよ?

 

「なのは、助け…」

「ごめんなさいなの、それは無理」

 

なのはもガタガタしてた…

あ、詰んだなこれ。

 

「ぎゃあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!!?!?!??!!」

 

その日、公園の近くで悲鳴が上がったが誰もおらず、近くにいた少女に聞いたところ震えながら何も見なかったと語ったという。

 




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