東方傷心記   作:咲き人

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どうもだ。遅くなってすまねえ☆

今回新キャラが出ます。


其の四拾捌「絶えた常識」

幻想符「境界ファンタジア」

 

 

絶の足元にそのスペルカードが落ちる。光り輝くそれは地面に落ちた瞬間に消え、それと同時に無数の弾幕が一斉に絶の背後から現れ、一直線へと飛ぶ。それだけの単純な弾幕ではない、ものすごい速度なのだ。まるで道路のカーブですらそれを突き抜けるかのように猪突猛進な弾幕が終わると次に赤と青の弾幕が放たれる。

 

 

リリはすぐさまそれを見切り、シャッシャッと避け、雷剣(サンダーブレード)を振る。すると、球体状になった電気が大量に放たれる原理はよくわからないが、とてつもない攻撃である(割り切り)。

 

 

電気球が赤の弾幕にぶつかろうとするとスカッと赤の弾幕が半透明となり、お互いにすり抜ける。どうやら赤の弾幕は偽り……つまり幻想だ。そして絶のスペルカードの最後の弾幕に入ると、

 

 

「さあ、満たせ満たせ(オレンジ)の灯火よ。さあ、染まれ染まれ藍色の空よ。」

 

 

ボッボッボッと絶の背後に橙色の炎が大量に現れ、そして遥か上空は藍色の炎で一面が覆い尽くされる。そして空からスキマが突如として開き、現れでたのは巨大な隕石。まるでぶ厚い雲を壊すかのように行く手を阻むものを押しのけ、リリの頭上へと飛来する。だが、衝突する瞬間、リリはスペルカードを取り出していた。

 

 

 

 

廃墟と化した元病院についた皆原兄妹。すぐさま入り口に入るとたくさんのリリの部下であろう者たちが襲いかかってくる……だが、

 

 

「どけっ!雑魚共!」

 

 

晴は時の速度を0にして動き出す。時が止まった状態では晴以外の生命体が動けるわけもなく、晴は手刀で全ての敵の首元に炸裂させる。

 

 

そして時は動き出す……

 

 

まあ、結果は目に見えているとおりである。その場にいた敵(笑)は全滅。残っているのは全滅をやってのけた人物とあまりの一瞬の出来事にただただ呆然とするしかない人物だけであった。その人物(リリ)がはっと我に還ったのは遠くの方からミサイルのようなものが落ちたかのような爆音であった。場所はさっき絶と漣と別れた店のほうであった。きっと大丈夫だと晴は言い、奥へと進む。晴の考えはこうだ。恐らくさっきの音は弾幕ごっこの時のあれだろうから、どっちかがやったのだろう。だが、どっちであろうと今はとにかく目の前のこと(珀雲の救出)が先決である……そう判断したのだった。

 

 

病院の中をゆっくりと捜索して二階、三階へと階段を駆け上がる。

 

 

そしてついに三階のとある病室からなにやら騒いでいるような声が聞こえる。その扉を少しだけ開いて中を覗くと、

 

 

「」

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