東方傷心記   作:咲き人

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どうも咲き人です。いやぁ……前回は酷すぎた。それの続き……というか消えました。ハーメルンさん……ということで新オリキャラは今回でます。


其の肆拾玖「前回の続き(喪失分)」

病院の三階の手術室……そこにいたのは……

 

 

(珀雲……!…………に幼女?)

 

 

「なぁ、【ウィル】。ポケットに入ってるナイフを取ってくれ。」

 

「こ、これでどうすればいいですか!?手首を掻っ切った方がいいですか!?」

 

「怖えよ!?手錠だ!手錠!切るのはそっちだ!」

 

「(カキーン)はぅわ!無理です~~!」

 

「全っ然力入ってねーじゃねーか!もういい!俺に渡せ!」

 

「あ、あああ……き、緊張して手が……」

 

「切っ先こっちに向けんな危ねえ!」

 

 

(…………ナンダコレ?)

 

 

珀雲が幼女と戯れている?

何が起きているのか現状が把握できていない晴はとりあえず、幼女が気になるが、そんなことよりも……

 

 

(魔理沙や璃紗が【コレ】を見たらなんていうか……)

 

 

―――――と、恐る恐る後ろにいるはずの璃紗を見やる……すると、

 

 

(せ、石化してるーーーー!?)

 

 

あまりに衝撃的な現実に石化してしまった璃紗。それにびっくりした兄の晴は手術室の扉を動かしてしまう。その音に気付いたのか珀雲がばっと起き上がり、こちらへと向かいに行く。

 

 

「晴!」

 

「お、おお珀雲……助けに来たぜ。」

 

「いや、すまん。捕まるなんてドジ踏んじまった。」

 

「どうせお前のせいじゃないんだろう?」

 

「いやぁ俺のせいだ。まさか【ウィル】が敵に捕まるとはなぁ……」

 

「ウィル?ウィルって、さっきの幼女のことか?」

 

「ああ、あいつは……って、ああ……もう全くあいつときたら……それよりも俺にもいうべきことがあるんじゃないか?」

 

「お、おお……やっぱりまずかったか?」

 

 

そう言って晴は後ろを振り向く。そこには先ほどと同様に石化している璃紗を見やる。珀雲は昔、璃紗によって学校という名の行き場を失い、晴と璃紗の両親の耳にまで届いてしまい、そこから珀雲の人生が大きく変わってしまった。魔理沙に出会えたからその分の幸せが返ってきたようなものだが。

 

 

「いや、いい。それよりも【この世界】から出た方がいいだろう。」

 

「【この世界】?」

 

「どうやら異世界だ。偶然入り込めるような別口があるらしい。」

 

「あっ!」

 

 

もしかしてレストラン?レストランの入り口に入ったときからおかしいとは思っていたし、店員も敵だった。十分に別口とやらの可能性は

あるだろう。絶や漣も分かっていたのだ。そういうことかと一人呟いていると、璃紗が目を覚ます。

 

 

「っは!?あっ!珀雲お兄ちゃん!」

 

「よぉ……」

 

「う……あ……えっと。」

 

「気にすんな。お前が心配する必要はない。ここから繋がっている世界が幻想郷だけらしいし、別口からは出られないからな。」

 

「幻想郷にたどり着いてしまうのか……璃紗は……」

 

「行く!絶対行くからね!晴お兄ちゃん!珀雲お兄ちゃん!」

 

「はぁ……こうなったら璃紗は話を聞かないからな……」

 

「仕方ないだろう……まぁ……俺の初恋相手ってことで大目に見てやるか……」

 

「「え!?」」

 

「お、お兄ちゃんは認めてませんよ……?」

 

「「初恋ぐらい自由にさせてよ。」」




ということで新キャラでした。以前コラボした方から頂いたキャラですので、楽しんで使いまわしていきたいと思います。絵も描きたいな。

次回はもっとまともにしたい。
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