二人の青年がいた。今回は、その青年達の、戦いである――――――――
それでは、どうぞ!
ここはとある世界の、とある場所――――
「かれこれ、あんたと本格的に戦うのは、初めてだな。」
黒髪の長髪の青年―――ユーリ・ローウェルが言った。そして、その前にいる――――白い髪に一部黒が混ざっている髪の青年―――ルドガー・ウィル・クルスニクも口を開いて、
「そういえば、そうだったな。」
と答えた。そして、その会話が終わると、二人共剣を出す。そして、少し経つと、二人同時に相手に向かって、駆け出した。
「はぁっ!」
まず、先に仕掛けたのはルドガーだ。ユーリに向かって、片方の剣を降り下ろす。ユーリはそれを、剣を横に構えて防いだ。しかし、ルドガーの攻撃はおさまらない。
「鳴時雨!」
ルドガーは、連続の斬撃のあと、蹴りを放った。ユーリもさすがに防ぎきれず、吹き飛ばされる。しかし、ユーリも黙ってやられない。すぐに体勢を戻すと、
「絶風刃!」
と十字の風を纏った斬撃をルドガーに飛ばした。それが、ルドガーに当たる。
「なかなかやるじゃねーか、ルドガー。」
ユーリが笑みを浮かべて言う。ルドガーは、その言葉に、
「そっちこそ、強いな。」
と返した。そして、
「だけど、負けられないからな、ごめん、ユーリ。」
と続けて、懐中時計を目の前に掲げる。そして、
「はああ・・・・・・!」
と言うと、ルドガーの体が黒い鎧のようなもので包まれた。
「それが、骸殻ってやつか?なかなか強そうじゃねぇか。」
ユーリは笑みを浮かべたまま、言った。すると、突然ルドガーの姿が消えた。そして、
「絶影!」
と、ルドガーの声が上から聞こえた。ユーリは、とっさにバックステップすると、先程まで自分がいた場所に、ルドガーが黒い槍を刺していた。殺す気はないだろうが、相手が本気と分かると、ユーリの額から冷や汗が流れた。その時、
「ユーリ・ローウェルぅぅぅ!」
と叫んで、短剣を投げてくる男が現れた。ユーリは、呆れた顔で、
「こんなとこまで来たのかよ・・・。ザギ!」
と言った。ザギは、
「知らんな、そんなのは。俺は。お前と戦えれば、それでいい!」
と言った。ルドガーが、骸殻を解いて、
「ユーリ、なんなんだ、こいつは?」
と聞いた。ユーリは、
「俺と戦いたがる奴だよ。」
と答えると、
「来るぞ!」
と叫んで、バックステップをした。そして、ザギが凄い速さで追撃して、斬撃を繰り出す。ユーリはそれを防ぎ続けた。
「・・・ユーリ!俺とリンクを試してみよう!上手くいけば・・・!」
ルドガーはユーリに言った。ユーリは、笑って、
「んじゃ、頼むぜ、ルドガー!」
と言った。そして、二人の間に線が表れた。リンクが成功したのだ。ユーリが、
「円閃牙!」
と叫んで、斬撃を一回出して、剣を回転させた。それで相手を斬りつける。
「いくぞ!」
ユーリが叫んだ。そして、斬撃を繰り出して回転させたあと、ルドガーがハンマーを降り下ろす。その技は―――――
「「円閃襲落!」」
だ。本来はユーリ単体で使う技だが、ルドガーのハンマー攻撃が加わったことで、威力が増している。そして、ルドガーはさらに、
「サイカトリス!」
と叫んで、そこに陣を描いた。そこから光が出て、傷を癒す。しかし、ユーリがその陣に、剣を刺した。そして、
「「守護氷槍陣!」」
と二人同時に叫んだ。すると、その陣が突然凍りだし、氷の剣がザギを襲う。ザギは、足がやられて、上手く動けていなかった。そして、二人は、リンクを解くと、ルドガーは骸殻、ユーリはオーバーリミッツをして、
「マターデストラクト!」
「漸毅狼影陣!」
と、秘奥義を繰り出した。ザギは、そのまま吹き飛ばされて、どこかへと行った。
「はぁ、はぁ・・・。」
ルドガーが、肩で息をしていた。ユーリも、肩で息をしながら、
「ったく・・・。余計なところで邪魔しやがって・・・。ルドガー、勝負はお預けだ。」
と言って、今日は別れた。
そして、それから数日――――――――
「さぁ、ここなら誰の邪魔も入らない。」
ルドガーが言った。ここは、エレンピオスのクランスピア社、地下だ。適度な広さがあり、修行にも使える。
「よっし、んじゃ、始めるか!」
ユーリはそう言って、剣を構えた。ルドガーも剣を構え、戦闘を始めた――――――
どうでしたか?よろしかったら、感想などお願いいたします!
それでは。