草壁さんが明日の準備ために出掛けたしー
雲雀先輩に相談しよ……
草壁さんの前では言えなかったし……
「あの……買い物したいんですけど……」
「ダメだよ」
「……どうしてもですか?」
「風早優も狙われてるって言ったよね」
……雲雀先輩の前でもはっきり言えないのに!
「その……女性にはいろいろ必要な物が……」
この時代の下着はあわないの……
昨日、部屋でお風呂に入って困ったし
また風を使って乾かしたりしたよ
こっちに来る時に持ってきたら良かったなー……
「あるよ」
「へ?」
「この時代の優が用意してたよ」
あ、なるほど
未来の私は偉いねー
「それは助かりました……」
まぁ用意してたことを
雲雀先輩が知ってるのが少し抵抗があるけどね
でも伝えないと私が困る内容だったからしょがないか……
「ケイタイも一緒に置いてるって言ってたよ」
「そうなんですか?」
「寝た部屋に置いてるはずだよ」
「昨日は……そこまで頭がまわらなくて……」
衝撃がありすぎて……(笑)
「それに今日はいろいろ考えてたので……」
「そう」
「ちょっと見てきますねー」
あ、これかな?
……すごい……いろいろ用意してくれてるよ
おお!小さくなる抱き枕まである!(笑)
これは移動用なのかな?
だってこの部屋にも抱き枕があるんだもん
あれ?ケイタイが2個?なんでだろ……
それもほとんど違いがないんだよねー
んー雲雀先輩に聞いてみよー
助かった
まだいてたよ
「雲雀先輩ー」
「なに」
「ケイタイが2個あるんですが……」
「こっちが風早優でこっちがヴェント」
「え!? わざわざかえてたんですか?」
「ヴェントの方は
盗聴や足取りが全くわからないようになってるからね」
「……なるほど」
確かにそれは必要か……
「それも作ってもらったって聞いたけど」
あー神様ってすごい……
このケイタイは絶対盗聴とか出来ないんだろうねー
「そうですかー」
後で作ってもらおう……
未来から帰ってきた時のために……
「……優」
「はい?」
「…………気をつけてね」
「なにがですか?」
「狙われてるのを忘れないでよ」
10年たっても心配性はかわってないのか……
「わかってますよー
ちゃんと逃げますよー」
「そう」
「心配しなくても大丈夫ですよー
私の匣兵器のスケボーは
逃げるために作られてるんですからー」
「そうだね」
「はい
それに戦うのが嫌いなんでちょうど良かったですよ」
「優がヴェントになるときは
知り合いに会いに行くときぐらいだったよ」
ん?ヴァリアーやクロームちゃんのことかな?
「へぇーってことは……
私はボンゴレの仕事あんまりしてなかったのかな?」
「……してたよ」
「そうなんですか?」
「……そうだよ」
あれ?ちょっと機嫌悪くなった……
なんでだろ?
やめとこう……これは聞かないほうがいい
まぁ未来の私はみんなの役に立ってるって
わかっただけ良かったしねー
・・・・
「どうしたの?」
あ、顔をじーっと見てたのがばれたみたい
「やっぱり雲雀先輩は雲雀先輩ですね」
「?」
「少し安心しただけです」
よくわかってなさそうだけど教えないー
「そう」
聞かれなくて助かった(笑)
だって、草壁さんと話してた時の雲雀先輩は
10年前と変わってないんだもん
ひどいと思ったけどなんか凄く安心したんだよねー
「雲雀先輩」
「なに」
「……やっぱりいいです」
聞きたかったけど聞く勇気が出なかった……
あー失敗したかも
途中でやめると無理にでも聞くよね
「わかった」
あれ?聞いてこなかったよ
「優が言いたくなるまで待つよ」
「ありがとう……」
凄く優しくて安心する……
やっぱり10年後の雲雀先輩だったら聞けるかも……
でももう少し勇気が出てからにしよう……
雲雀さんが大人www
書いていて凄く違和感があるw