リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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未来の私 8

「ただいまです!」

 

「おかえり」

 

あ……昨日は遅かったから言わなかったけど

おかえりってあれからずっと言ってくれてるのかも……

 

「どうしたの?」

 

「ふふ♪ なんでもないですよ♪」

 

「そう」

 

「今、草壁さんいないんですよね」

 

「そうだよ」

 

「えっと……確認したいんですけど……」

 

「なに」

 

「入江君が記憶戻った時に……

 私の時間は少しずれてもいいっていうのを

 思い出しました?」

 

あれ?雲雀先輩が驚いた

 

「えっと……変なこといいました?」

 

「……優のいうとおりだよ

 入江正一が記憶戻った時に

 それも思い出したって言ってたよ

 優だけ指示通りの時間に当てれなくて

 ずっと気にしてたけど

 記憶を戻った時に問題ないって知ったみたいだよ」

 

「そうですかー……」

 

「なに」

 

「うーん……(パラレルワールドの)未来の私って

 いろいろ考えてたんだなって思いましてー……」

 

やっぱり……そうだったんだ……

全部私の行動をよめてたんだ

出来るだけ私に時間をくれたんだ……

 

「……そう」

 

あれ?雲雀先輩が心配そうな顔した

 

「雲雀先輩どうしたんですか?」

 

「この時代の優がその話をきいた時と同じ顔をしてる」

 

「そうですか……」

 

やっぱりそうだよね……

この世界の未来の私も

自分がここにいてはいけないって思ってたんだ……

そうだよね……

やっぱり私がここにいるのはおかしいよね……

 

「……雲雀先輩

 お願いしてもいいですか?」

 

「なに」

 

「少しの間……手を握ってもらえませんか……?」

 

「はぁ……」

 

ダメだったみたい……

少しでいいから雲雀先輩の体温を感じたかったなー……

私はここにいるってわかるから……

 

グイッ

 

「うわっ」

 

あれ?雲雀先輩に抱きしめられてない?

まぁ体格が違いすぎるせいか

半分抱きかかえられてる気がするけど……

……ええええ!?////

 

「もっと素直になりなよ

 泣きたいんだよね」

 

あー……もう全部お見通しみたい……

雲雀先輩があったかいよ……

 

「…………ありがとぅ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泣いてすっきりして……落ち着いたけど……

どうしよう……この状態が……

すっごく恥ずかしくなってきた////

まぁ散々泣いてしがみついたから

今更な気もすっごいするけどさ!!

でも恥ずかしいのは恥ずかしいの!!!

 

「あ、あの……もう……大丈夫です……///」

 

「そう」

 

…………離してくれないんですけど

 

「……雲雀先輩?///」

 

「優」

 

「なんですか?///」

 

「僕に言えないことが多いから

 嘘ついてるみたいで

 辛いと思ってるかもしれないけど

 僕は気にしてないからね」

 

…………やばい

今までずっと思ってたのを言われた……

 

「…………先輩……

 もう1度私を泣かす気ですか……?」

 

「今、泣くかも知れないけど

 はっきり言った方がこれから楽になるからね」

 

「…………」

 

「それに過去の僕が素直に言えるとは思わない

 だから今、僕が言った方がいいと思ったんだ

 ……優 気にしなくて大丈夫だよ

 過去の僕も言わないだけで思ってるよ」

 

「……雲雀先輩は……優しすぎです……」

 

「優にしかしないよ」

 

「……ありがとぅ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……1日でどれぐらい泣いたんだろ……

 

「……目が腫れそうです」

 

というか、もう腫れてるか……

 

「そうだね」

 

「明日は1日中こっちでいます」

 

フードかぶって過ごしてもいいけど……

正体を知ってる人の前でもかぶってたらおかしいし……

 

「明日からだよね」

 

「へ?」

 

「僕が気付いてないとでも?」

 

「えっと……どういう意味ですか?」

 

「優の実力だったら

 スケボーは1日で使いこなせるよ」

 

…………もしかして……

明日からこっちで過ごすために

今日は何も言わなかったの!?

 

「図星みたいだね」

 

「……そうですけど……

 たまには向こう行きますよ……?」

 

「少しの時間だけね」

 

……なんてわがままなんだ……

でもしばらく雲雀先輩に頭が上がらない……

それに修行はここでも出来るし……

 

「…………わかりました

 明日からこっちのこと覚えて料理とかしますね」

 

「楽しみにしてるよ」

 

……楽しみにしてくれるんだ

頑張ろう……!

 

「はい! 頑張ります!!」

 

あ……笑った……///

 




10年後の雲雀さんは大人です
主人公の負担を出来るだけ軽くしようと思ってます
この未来は主人公にとっては辛い未来ですからね

そして実はまだウジウジモードから脱出できていません
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