「ただいまです」
「おかえり」
やっぱり嬉しいなー♪
あ……ちょっとほっとした顔したかも……
「みんなから元気をもらいました」
「……そう」
「……雲雀先輩」
「なに」
本当に大丈夫なのかなぁ……
獄寺君……嫌われたら慰めてよ
「あの……もうお願いしちゃダメですか……?」
あ……機嫌悪い……
やっぱり迷惑だよね……
「……ごめんなさい
もう迷惑かけません」
部屋に戻ろう……ダメだ
迷惑がかかるよ
もうこのアジトにいないほうがいい
……どこに行こう
ツナ君のところに行けば修行の邪魔になるし……
……居場所がない
違う……私にはそんな場所はなかったんだ
「うわっ!?」
急に引っ張られた!?
……抱きしめられてない……?
抱きかかえられてるの方が正しいか……
……それはどっちでもいいよ!
「あ、あの……」
「何度も呼んでるのに無視しないでよ」
「え!?
ご、ごめんなさい……」
いつ呼んだんだろ……気付いてなかった
「僕が怒ったのは優が思ってるようなことじゃないよ」
「え……?」
「優の願いをいつ僕は迷惑と言った?
どうして『もう』なの?
いつでも言えばいいよ」
「……いいんですか……?」
「いいよ
それに……」
うわぁぁ!力が強くなった!!
凄く密着してるーーーー
「この役は誰にも譲らない」
・・・・・
・・・・・
・・・・・
「ひ、雲雀先輩……」
「なに」
「今のは……反則です……////」
ど、どうしよう……
一瞬でいろいろ吹き飛んだ……
今、凄く恥ずかしいけど……
「しばらくこのままがいいなぁ……」
凄くあったかいんだもん……
「いいよ」
「で、でも泣きたいわけじゃないんですよ……?」
「それは関係ないよ」
「……ありがとう」
安心しすぎだ……
ちょっと眠くなったよ……
「雲雀先輩……もう大丈夫です」
「そう」
……時間が長ければ長いほど
この離れた瞬間が恥ずかしいかも……///
急いで自分の席に戻らなければ……!
顔が真っ赤な気がするし手で扇ごう
うぅ……笑ってる……///
「優はわざわざ扇がなくていいよね?」
あ!そうだった……は、恥ずかしい!!
「そ、そこは気分です!!」
うー笑ってるーー!!
「10年後の優もたまにするよ」
……10年たっても成長しないのか……
それは聞きたくなかった……
あれ……もしかして……
「あの、雲雀先輩」
「なに」
「未来の私は強いですか?」
うわ!頭を撫でられた
「……僕の前では弱いよ
だから強がらなくていいんだよ」
つまり……10年たっても成長してないと……
「……よく泣いてるんですね」
10年後の私は大丈夫なのか……?
ちょっと不安になってきた……
「……それはある時を境に少なくなったよ」
「ある時?」
「そうだよ
これは言えないよ」
それもそうだよねー
今雲雀先輩に教えてもらっても意味がないと思う……
その時が来て意味があることだと思う
「その時を楽しみに待ってます」
少しでも強くなる日が来るんだ……
「必ずその時が来るよ」
「はい!
でもそれでも泣いちゃうんですね」
「優は泣き虫だからね」
「……そうですねー
雲雀先輩の前でよく泣きますね」
うん……
泣きすぎっていうぐらい泣いてる……(笑)
「僕の前以外では泣かないでね」
びっくりだ……そんなこと言うんだ……
でも……
「……もう雲雀先輩の前以外で
多分泣くことできないです」
「そう」
無理だと思う……
泣きそうと思うことは何度もあるし……
少しぐずった時もあるけど……
泣き顔は見られてないし……見られたくないのかも……
「もし雲雀先輩がいない時は
誰にも見られないように泣いてますよ」
「……その時は僕にいいなよ」
「大丈夫ですよ
雲雀先輩と付き合ってからは
まともに1人で泣いたことないですから」
結局我慢してても見破られてたもんね……
「そう」
本当に付き合ってから
まともに1人で泣いたことないや……
つまりそれだけ雲雀先輩を頼ってるんだ……
今、思うと……
ツナ君に雲雀先輩が怖くないか聞かれた時
殴られる怖さじゃないけど怖いって思ったのは
嫌われたら怖いっていう意味だったのかも……
……私はあの時にはもう頼ってたんだ
雲雀先輩はそんな私と付き合う気になったんだ
あーもう本当に今更だ
そう思うとなんで躊躇したんだろ……
なんか急にバカらしくなってきた
うん。獄寺君というとおり私はバカだねー
ってか、あの頃から好きになってたんだ……
まったく気付いてなかったけど(笑)
「なに考えてるの」
あ、顔に出てたのかもー
「んーちょっと昔を思い出しました」
「なに」
「そうですねー
いつ雲雀先輩を好きになったのかなと思いまして」
「そう」
あれ?聞いてこないってことは
未来の私が話したのかな?
いつか私も雲雀先輩に言おう……
あ、急にすっきりしたのかお腹が減ってきた
そういえばそろそろ時間だね
「ご飯、作ってきますね」
「楽しみにしてるよ」
「はい!」
話が暗くなるとその後に反動で甘い話を書きたくなるw
必ずなるのが不思議ww
ちなみに好きな人に抱きしめられると眠くなるのは作者の経験w
理由はわかっていませんww