リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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未来の私 12

あ、聞くの忘れてたよ

未来の雲雀先輩の間に聞かないとダメだ

まぁまだ時間はあるけど……

 

「あの……」

 

「なに」

 

「入江君の記憶が戻った時に

 私が他のパラレルワールドでどうしてたか聞きました?

 捕まってないんだったら……何かか知ってる……」

 

最後まで言えなかった

なんか雲雀先輩の雰囲気が変わった気がして……

 

「えっと……また変なこと聞きました?」

 

「……僕達には教えてくれなかった」

 

「え……?」

 

「入江正一が教えてくれたのは

 白蘭が世界征服を成し遂げた独裁者の演説の話だよ

 僕達には優のことは教えなかった」

 

僕達ってことは……

 

「つまり未来の私だけ教えてくれたんですか?」

 

「……そうだよ」

 

……かなりひどいのかも知れない……

パラレルワールドの私の状況が……

多分独裁者の演説が起きてからも何かしてるんだ

 

「この計画を成功させて

 白蘭さんと戦う前に入江君に聞きますね」

 

あ……なんか辛そうな顔をした……?

 

「……雲雀先輩……?」

 

「……僕と沢田綱吉が聞いていないのは

 優が入江正一に口止めをしたからだよ

 つまり……」

 

雲雀先輩も想像ついてるのか……

それもそうだよね

私だけ捕まってないっていうのでさえ

かなりやばい状態だよねー

 

「大丈夫ですよ

 その時には計画成功してますしー」

 

いや……ある意味失敗するけどね

でもこの計画を実行しないと

真6弔花に勝てる可能性が低いだもん

出来るだけ安全に経験を積みたいし……

原作通りに進めたほうが予測が立てやすい

だから未来の私はこの計画を実行したんだろうね

 

「辛くなった時は

 過去からきた雲雀先輩を頼ります」

 

「……わかった」

 

んー何とか信用してくれたって感じだね

 

「未来の私が聞いた時の反応が

 そんなに辛そうでした?」

 

「……僕にもわからなかった」

 

雲雀先輩にもわからないってことは

本気で演技してるのかもしれない……

原作知ってるのからっていうのは

無意識に本気で演技してしまう

そうじゃないとばれたとき大変だからね

 

「……わかりました

 覚悟しておきます」

 

「……そう」

 

まぁこの世界が勝てば元に戻るからね

それまで持ちこたえながら

頑張ってるはずだよねー……あれ?

 

「雲雀先輩?」

 

なんか凄く辛そうに見えるよ

 

「きゃっ!」

 

ど、どうしたんだ!?

凄い力で引っ張られて抱きしめられた!!

 

・・・・・

 

本当にどうしたんだろ……

今回は私をからかってるわけじゃなさそう

 

「雲雀先輩……?」

 

あ、離れたよ

 

「……少し痛かったよね」

 

「大丈夫ですけど……」

 

「……そう

 お風呂に入ってくるよ」

 

「あ、はい」

 

夜じゃないのに入るなんて珍しいねー

うーん、何かがあったけど話す気はないってことか……

……私は頼りにならないしね

ツナ君の修行を見に行こうと思ったけど……

やめといたほうがいいのかな?

それとも1人にさせたほうがいいのかな?

うーん……雲雀先輩の機嫌が良さそうなら行こう

結局それが1番いいよね(笑)

 

 

あれ……?そういえばいつ聞けばいいんだ?

私の記憶では入江君はずっとなにか作ってたような……

んーチョイスが始まるまでに聞けるかなぁ……

ここは草壁さんに聞きに行くべきかなー

 

あ、草壁さんにお礼をしないと……

ずっと気をつかってくれてたんだろうなー

だって私が思いっきり泣いた日から

まともに会ってないもん

多分、私が用事をしてる時を狙って

雲雀先輩にいろいろ報告してるんだろうねー

もう大丈夫っていう意味で会いに行こう

 

 

 

 

あ、ここだね

うーん、障子だからノック出来ないし

外から声をかければいいか……

そういえば……なんで私の部屋は和風のドアなんだろ?

他にも私の部屋だけ違うのがあるんだよねー

あ!そっか

外から全く見えないようにしてるのか……

もし着替えてる時に少し開いてると困るもんね

 

「草壁さん 今、大丈夫ですか?」

 

「どうかしましたか?」

 

はやっ!?出てくるのはやっ!?

扉の近くでずっと待機してるのかな……

 

「今、ヴェントが日本にいる情報は

 どれぐらい流れています?」

 

「いえ、流れていません

 大丈夫ですよ」

 

「え? 大丈夫なんですか?」

 

「はい。何かありましたか?」

 

「ミルフィオーレに見られたので……」

 

「恐らく情報を独占しているのでしょう」

 

あ、なるほど

情報を流せば競争率があがるもんね

場合によっては流す感じか……

これならチョイス前に入江君と話せるかもね

 

「わかりましたー

 それと……もう大丈夫ですよ」

 

「……ですが」

 

「でも、たまに気をつかってもらいます

 だから迷惑はかけますよ?」

 

「それは問題ありません

 恭さんは風早さんに頼られることを望んでいます」

 

「……望んではいないでしょ……」

 

ついツッコミをいれてしまった

いや、だって私の頼るはみんなと違うと思う……

絶対、めんどくさいタイプだよ

 

「望んでいます」

 

……草壁さんが譲らないよ

つまり本当に思ってるのか……

 

「……わかりました

 もっと頼ることにします」

 

「はい」

 




主人公は完全復活?したので
今回の話でウジウジモードは終了?です

ちなみに、ディーノさんがいれば復活はもっと早かったです
ディーノさんは過去の世界でも部下がいれば頼りにしてますので。
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