朝早くから雲雀先輩は出掛けたんだよねー
多分並盛をうろうろしてるか
学校に行ってるんだと思うんだよねー
私はみんなに説明しないといけないかなー
あれ?誰かこっちのアジトに来るよ
フードをかぶらないと……
「久しぶりだな」
「ディーノさん達かー」
「なんだよ
その反応ー」
「あ、ごめんなさい
そういう意味じゃなくて
ヴェントのフリしないといけない人物かな?
とかいろいろ思いましてー」
「なるほどな」
「はい
10年後のディーノさん達は
さらにかっこよくなってますねー」
「へへっ
優に言われると悪い気がしねーな」
「それは良かったです♪
んー私に話があるんですよね?」
検討はつくけどねー
「……ああ
なんで優がマーレリング持ってんだ」
見せたほうがいいか……
ゴソゴソ
「これが風のマーレリングです
えっと……前に……といっても
ディーノさんは10年前ですけど……
事件があってその時に
いろいろ縛られたって言いましたよね?」
「ああ」
「それより半年ぐらい前にもらいました」
「そんな前からなのか!?」
「そうなんですよー
たまたま道を歩いたら落し物を拾ってー
じゃぁ蓋があいちゃって落とした人にいったら
これは私が持っておくものって言われて……」
「……なるほど
ボンゴレリングと一緒で
封印されていたのか……」
「今、考えるとそうだと思います
私が触ったことによって
封印が解けたんだと思います」
「……そうか」
「過去から持ってきたものを
この時代で勝手に放棄することは出来ないんで……
私に渡した人は過去ではまだ生きてますし……
白蘭さんの言い方では多分未来の私は放棄してます
そして私が放棄しないように釘を刺したんですよ」
いや……未来の私も放棄せず持ってるけどね
使ってないだけだし……
「ああ
リボーンもそう思ったみたいだ」
やっぱりリボーン君も思ったんだよねー
私のこと全く気にしてなかったのは
私が白蘭さんの守護者になりたくないことを
わかってるからだと思う
「ですよね?
この時代ではその人がもう亡くなってるから
未来の私は放棄することが出来たと思います
で、私に渡した人が多分日記かなんかで
肌身離さずもっておくように言ったのを書いてて
白蘭さんが見つけたんでばれたんですよ
この時代ではマーレリングの持ち主のボスが
白蘭さんなので無理矢理中立の立場にされた
って感じです……」
「……なるほど」
「そうなんですよねー
まぁ私に渡した人の名前を知らないんですけどね」
未だにわかりません……
優しい笑顔が似合うきれいな女性です
γさんに聞けばよかったなー
「そうなのか!?」
「はい
ただ指輪を渡されただけですよ
会った時間なんて1分もないですよー
だからこの時代に来て
ファミリーの名前をはじめて知りましたよ」
これも私の原作知識で覚えてるわけないじゃん
これを覚えてたらルッス姐さんの名前を覚えてるよ(笑)
「それ以前にマフィアというのも
この時代に来て知りましたよ」
まぁこれは原作知識で知ってたけどね
でも知らないことになってるしー
「……それもそうだな
優が知っていたらボンゴレか
オレのところに入りたいって言わないよな……」
「そうですよー
でもあの人が助けてほしいって言ったら
私は喜んで助けに行きたいと思うような人でした
すごく暖かい人でしたよ」
「そうか」
「だから守護者って言われても
間違ってないと思います」
「わかった」
「多分未来の私を捕獲しようとしてた理由は
他にもいろいろ考えれますけどー
1つはこのマーレリングも狙ってたんですよ
で、捕まえて過去の私を呼びたかったはずです
そして守護者にさせたかったんですよ」
「確かに……」
「雲雀先輩には道歩いてたらもらったっていう話を
前にしていたので全然気にしてないですしー
クロームちゃんはそういうことは気にしてないみたいです
多分クロームちゃんも微妙な立場だからだと思います
ツナ君は多分よくわかってないんですけど
私のこと信用してくれてるので
問題ないといえばないんですけど……」
「……そうか」
「まぁ……他のみんなはちょっと混乱しましたね」
「……みたいだな」
「私も正直巻き込まれた形なので……
ちょっと混乱してますよ」
まさかこんなことになるとは思わなかった……
白蘭さんにやられたよ……
少しでもいいから誤解させて
私達が混乱させるのも狙いだったと思う
移動させた後にさらに捕まえやすくなるからねー
まぁ助かったけどね
「それもそうだろ
優は悪くないぜ」
「……ありがとうございます
みんなにも話をしないといけないですね……」
「ああ」
「最初がディーノさんで良かったです」
「そうなのか?」
「はい
だって1ミリも私を疑ってないですよね?」
「当たり前だろ」
「みんなは少し混乱しちゃったので……」
「……気にするな
話をすればわかってもらえる なっ?」
うわー頭をポンポンされた!!
「……はい!」
宣言通りディーノさんが登場でした
雲雀さんが大人じゃなくなったんで
大人のディーノさんが話を聞いてくれて
主人公を支える形になりました
まぁ雲雀さんは支えてるんですけど
みんなとの掛け合いはしてくれないので……w