あ、ちょうど良かったー
2人一緒にいるねー
んーハルちゃんは泣いたっぽいね
だって目が赤いもん
“どうも”
「あ……ヴェント君……」
“今、いけるか?”
「「うん」」
“場所をかえるぞ”
ここは誰でも入って来れるからねー
ランボ君がきたらまずいもん
“あーこの前君達が盗み聞きした時に言ってた
僕が無理矢理に白蘭の守護者にされて
巻き込まれてる状況の意味はわかったか?”
「「うん」」
“そうか”
これはチョイスに関わることだから説明したんだね
つまり私が言いにくい内容だけが残ってるのか……
まぁ私が言わないでって言ったんだけどね
「ヴェント君 フードとらないの?」
「そうですよー
ハル達はもう全部知ったんですよ?」
“悪い……
僕のはもっと複雑だ”
「「え……」」
あーやばい
話す覚悟をしてきたつもりなのに
2人の反応を見ると逃げたくなってきたよ……
……気丈に振舞わないと2人が困るんだ
頑張らないと……
“……僕のことを話すから
それでフードをとってほしいか決めてくれ
君達が決めたことに僕は反対しないよ”
「「うん」」
“あー……ただし……
2人の意見を一致させてくれ”
「「うん」」
“まず僕はかなり縛られている状況だ”
「どういう意味ですか?」
“話せないことがあるんだ……
もし間違って話をすれば僕に関わった人が全員死ぬ”
2人とも固まったな……
……そうだよね……怖いよね
“……心配するな
僕はそんなヘマはしない 絶対に”
大丈夫……
言いそうになったら神様が止めてくれる
それにもうすぐ私の知ってる範囲が終わるし
もうほとんど覚えてないから問題ない……
「「……うん」」
“つまり……どうして?と
質問されても話せないことがあるから
そのことは話せないとしか言えないんだ
それは勘弁してくれ”
2人ともうなずいたね……
“僕がへましないって言っても
僕とこれ以上関わりたくないし
話したくもないなら言ってくれ
これは君達に選ぶ権利がある
あー全部僕が悪いから気に病む必要はないからな”
あ……2人とも悲しそうな顔した……
“……話を続けるか……?”
……うなずいた
“あー先に僕の能力話すの忘れてた”
「「能力?」」
んーそこにある本を浮かべよう
フワッ
「はひ! 超能力です!!」
“違うぞ
僕は風を操れるんだ
風で本を浮かせただけだよ”
「すごいね!」
「ヴェント君すごいですー!」
2人とも無理に話しかけてくれてるのかなぁ……
それとも普通に話してくれてるのかなぁ……
もうわからなくなってきた……
私の願望が強すぎる……
“……前に笹川京子を送り迎えした時に
誰にも会わなかっただろ?”
「そういえば……」
“僕が風を操って人の気配を探って
誰にも会わないように道を探したんだ”
「はひ! そんなこともできるんですかー」
“ああ
君達が盗み聞きしてたのがわかったのもそれだ”
「そうだったんだね」
“なんでこの能力が使えるようになったのも
話せないから聞かないでくれ”
「「うん」」
“次は僕を探してる人が多いって言っただろ?”
「そうだね
何度か聞いたよ」
“僕を探してるのはマフィアだ”
「「え」」
“この時代ではリングの力で戦ってるんだが……”
ボワッ
「はひ! 炎が出ました!!」
“この炎で戦ってていて
いろいろ種類があるんだが……
僕は世界で唯一この色の炎を出せる”
「ヴェント君ってすごいんだね」
“みたいだよ
だが……そのせいでマフィアが僕を探している”
「どういうことですか?」
“つまりかなりレアなんだ
どういう体の構造になってるとか
知りたい奴がいっぱいいるってことだ”
「それって……」
“……そう
僕を捕まえて人体実験でもしたいんだろうな”
あ、2人とも顔が真っ青になった……
“心配するな
僕の正体を知ってるのは
信用している人にしか話してない
それに僕の正体は過去の世界でも
ボンゴレの機密になっているぐらいだ”
「ツナさんのところですよね」
“そうだよ
多分この時代では
かなりのトップシークレットだよ”
「よかった……」
あ……2人ともほっとした……
“まぁ機密になった理由は僕のわがままだが……
それは正体をばらした場合に話すよ”
「「うん……?」」
これカットしないの?と思った人もいると思いますが
主人公が自分の口から嫌われたくない人に初めて話す
という内容なので……カットしませんでした
ディーノさんは仲良くなった日にちが短いので少し違います
日常編で1度しか絡めなかったのはこの理由でした
ヴァリアーに嫌われた場合はしょうがないと思っていたので
それはカット出来ました