リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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複雑 3

私がいれば相談しにくいか……

出て行くべきかも……

 

「京子ちゃん……」

 

「ハルちゃん……」

 

あ、決めたかも……

 

「「……知りたいです」」

 

知りたいんだ……

 

“……そうか

 知りたい理由を聞いてもいいか?”

 

「私と会ったことあるんだよね……

 これから何も知らずに……

 ヴェント君だけ辛い思いさせたくないよ……」

 

「ハルも……一緒に苦しみたいです……」

 

2人とも優しいなぁ……

 

“……わかった

 あーあんまり驚かないでくれよ?”

 

「「うん」」

 

フードを取ろうと思ったけど……手が震えてる……

……大丈夫……大丈夫……

よし……取ろう!

 

パサッ

 

「「え……」」

 

「ごめんね……

 京子ちゃん、ハルちゃん今まで黙ってて……」

 

あ……2人とも泣いちゃった……

 

「泣かせるつもりはなかったんだけどねー

 困ったなー……」

 

「なんで……優ちゃんが……」

 

「なんでだろうねー

 まぁ心当たりあるけどそれは言えないよ」

 

本当にどうしよう……

泣かせるつもりじゃなかったんだけど……

 

「最近やっとツナ君達に縛られてるって

 わかってもらったばっかりなのにねー

 この時代に来たらもっと大変な環境でさー

 私もさすがにびっくりしたよー(笑)」

 

2人とも泣いてて返事がない……

 

「んーそんなに心配しなくても

 私は簡単には捕まらないよー

 未来の私は普通に過ごせてたしー」

 

困ったなー……

 

「優ちゃんは……なんで……

 笑っていられるの……?」

 

「え? わかんない?」

 

「「うん……」」

 

「みんながいるからだよ

 私はみんなに支えられてるから笑っていられるの

 正直しばられた時に姿を消そうとしたけど

 許さない人がいたんだよねー

 しばらく書類の山を渡されて監禁状態だったよ(笑)」

 

まぁ私が書類するって言ったのもあるけど……

あの量はおかしかったもん……

でも雲雀先輩は本当に凄いよねー

あの時に私を逃がしたら多分何も話さず

どこかへ消えると思ったんだと思う……

原作を知らない雲雀先輩からしたら

私が姿を消してもおかしくない状況だった……

雲雀先輩が止めなかったら

もしかしたらみんなが危ない時しか

現れなかったかも知れないし……

 

「その後にツナ君達に

 受け入れられたのもおおきいかな?

 縛られてることをツナ君達が知って……

 避けられたらどうしようかな

 って思ったらすっごく怖かったしねー」

 

ツナ君達には感謝しきれないよねー

 

「あ、そうそうさっき言ってたわがままはね

 私はこういう一般生徒?と

 一緒に学校通うのは本当はダメなんだ」

 

「「え……?」」

 

ゴソゴソ

 

「この袋におしゃぶりが入っててね

 これをもってる人はマフィアって決まってるんだ

 でも学校を通いたいっていう私のわがままで

 もう1人の自分を作ったんだ

 みんなに協力してもらって学校に通えているんだ」

 

「……そうなんだ……」

 

「京子ちゃんのお兄ちゃんが

 私の名前を間違う可能性が低いのは

 名前を間違えたら学校通えなくなるでしょ?」

 

「うん……」

 

「私が学校通えなくと

 京子ちゃんが悲しむから苦手だけど

 頑張ってヴェントって呼んでくれてるんだ

 今まで1度も間違ったことがないんだよ?」

 

「……お兄ちゃん……」

 

あ……また泣いちゃった……

 

「ハ……ハル達が……この時代に来て……

 辛い環境って言って心配してくれてたけど……

 優ちゃんの方が……

 もっと……辛いじゃないですかーーー!!」

 

「んー……私も最初この時代に来た時に

 考える時間をたくさんもらったよ?

 しばらく顔を出さなかったでしょ?

 あれは考える時間をもらってたんだよ」

 

あの時リボーン君が雲雀先輩に頼むまで

こっちに来なかったのはツナ君のこともあるけど……

多分私にも時間を与えてたと思う……

いろいろ気を使ってくれたんだと思うんだよね

いやー本当に感謝しきれないよねー

 

「それに泣きたい時は

 受け止めてくれる人がいるからねー

 だから大丈夫だよ?」

 

うーん……本当に困ったな……

泣いて返事がない……

女の子を泣いた時はどうしたらいいかわからない

 

「京子ちゃんとハルちゃんにも何度も救われたよ?

 ただ話がしたくて用もないのに帰りによったりして……

 ダメってわかってたんだけどねー……

 本当にゴメン……」

 

……泣いてて返事が出来ないからか……

必死に首に振ってくれてる……

 

「……2人とも私を許さなくてもいい

 でもまた一緒に遊びに行きたいと

 思うことだけは許してほしい」

 

「何言ってるんですかーー!!

 また遊びに行きます!!」

 

「そうだよ!!」

 

「…………ありがとう」

 

あ……さらに泣いちゃったよ……

このままちょっと待とうかな……

2人が泣いて困ったけど……

泣いてくれたことも嬉しいんだ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「落ち着いた?」

 

「「……うん」」

 

「んー……無事に過去に戻って

 また一緒に遊びに行こうね?」

 

「約束ですよー!!」

 

「そうだね!!」

 

「うん♪

 じゃぁツナ君達のサポートをお願いするね?」

 

「ハル達に任せてください!!」

 

「お願いするねー

 あ! そうそうー」

 

「どうしたの?」

 

「私の匣兵器を紹介しとくよー」

 

「はひ! なんですかー?」

 

カチッ

 

ガルッ♪

 

「かわいいね!」

 

「キュートです!」

 

「でしょ♪

 ミントって言うんだー」

 

よしよしー

 

ガルルル♪

 

「恐竜ですか?」

 

「一応そうだよー」

 

「「一応?」」

 

「えっと……正しく言うと風竜だよ」

 

「風の竜なの?」

 

「そうだよー

 口から竜巻つきだしたりするよー」

 

「はひ! それはすごいです……」

 

「でしょー

 この子もこれからよろしくね♪」

 

ガルッ♪

 

「「うん」」

 




正体をばらす気満々でしたけど
どういう理由で知りたいのかいろいろ悩みました
会ったことがある人の未来がわかってしまって
かなり苦しむってわかると思いますからね
支えてあげたいって思う理由が1番だと思いました
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