やっぱりそうなるよね……
「これによりチョイスバトルの
勝者が決まりました
勝者はーーミルフィオーレファミリーです!!」
……決まった……行こう
ガシッ
これは……雲雀先輩か……
腕をつかまれちゃったよ
「行かせないよ」
“僕も行くつもりないよ
入江正一を助けに行くだけだ”
「僕も行く」
“無理するな
人が多いぞ?”
群れることになっちゃうからねー
「…………それでも行く」
“……わかった”
「パラレルワールドだな」
「みんな!! 早く正一君の処置を!!
あ……スパナは!?」
「もう向こうで毒サソリ達が処置をしている!
正一はオレが診てやる」
“僕も手伝うよ”
これはひどい……
応急処置で済む範囲を超えている……
「了平 晴れゴテを開匣しろ」
「おう!!」
“僕の体力も使ってくれ”
「すまない
リボーンさん……ヴェント君……
それより……パラレルワールドの説明を……」
途中までは多分原作と一緒だと思う
細かいところまで覚えてないけど
これから絶対違うところがあるんだよね
「この時は僕も何がなんだがわからなかったさ……
白蘭サンがこの時手に入れた能力は
この後のタイムトラベルでわかることになる……」
「後って……また行ったの?」
「ミュージシャンになった
あの未来を許せなくてね……
夢をあきらめて再び大学を目指したんだ……
そして一年後にどうしても未来を確認したくなったんだ……
……ところが……
3回目のタイムトラベルで見た未来は僕の想像をまた裏切った
世界が荒廃しかけていたんだ」
「え!?」
「みんなパニックになってる中で……
ヴェント君に会ったんだ」
まさかここで入江君と会うとは
私も思わなかったけどねー
「え!? どういうこと!?」
「彼がみんなを守りながら逃がしていたんだ
最初は何かの撮影かと思ったんだ……
動かなかった僕はもう少しで死ぬところだった
それで現実と気付いたのはいいけど……
今度は腰を抜かして動けなくなったところを
ヴェント君に助けてもらったんだ……」
本当によく助けたよね……
これを聞いた時は少し焦った……
私がもし助けてなかったらやばかったと思う
「しばらく……僕はこの未来を受け入れなかった……
でも……ヴェント君が気になって……
助けてもらったのにお礼も言ってなかったし……
だから3週間後にもう一度行ったんだ」
そう私がいるから少しずれたんだよね
未来編はじまるのがほんの少し遅くなった理由だよ
「次に行ったときには完全に世界は荒廃し……
戦争で焼け野原となっていた……
携帯端末から流れてくるのはこの戦争を起こし
世界征服を成し遂げた独裁者の演説だけだった……
白蘭という男のね」
「そんな!!」
「なぜ奴が!?」
「僕も何かの間違いだと思ったよ……
悪い夢だとね……
だからその後できる限りの変化を起こして
何度もタイムトラベルを試みた……
だが 何度試してもわずかな違いこそあれ
すべての未来が白蘭サンに支配されてしまっていたんだ……」
「白蘭の奴 何をしたんだ」
「僕が目覚めさせてしまった能力を……
己の欲のために悪用したんだ……
彼は……どのパラレルワールドでも誰よりも知識を有し
先端技術を獲得し強力な軍隊を作った……」
「そ……そんなこと……」
「パラレルワールドとは現実と
並行して存在している独立した別の世界だ……
どんな人間も他のパラレルワールドにいる
自分のことは知る術もないし交わったり
関わったりしたりすることはない
だが白蘭サンは同時刻のパラレルワールドにいる
すべての自分の知識と思惟を共有できるんだ」
本当に恐ろしい能力だよ……
この能力のせいで私の行動もかなり縛られてる……
パラレルワールドの私はかなり大変だったと思うよ……
ちょっと主人公が空気でした
すみません……
主人公がいることによって
入江君が出来る限りの変化をするのにかかる時間が
ちょっとずつ長くなったため
未来編が始まるのが遅くなりました
白蘭が能力を知ってるからこそ行動が縛られます
多分読んでる人もわかると思いますけど
数話後にパラレルワールドの主人公が縛られた理由を載せます
白蘭の能力は本当に恐ろしい能力と思います