リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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パラレルワールド 2

「すべてのもしもを体験できるんだぞ

 その知識と体験を他のパラレルワールドで使ってみろ

 この世の中情報に勝る武器はねぇ

 だが……それだと……」

 

“リボーンはもう気付いたのか……”

 

「……ああ」

 

リボーン君は頭の回転が速すぎるよ

 

「え!? なになに!?」

 

まぁ……ツナ君はわからないよねー

雲雀先輩は今わかったかな?

 

“疑問が出来るんだ”

 

「へ?」

 

「……なんで白蘭は

 ヴェントの正体がわからねぇんだ?」

 

「「「!?」」」

 

やっとみんな疑問に気付いたね

 

「リボーンさんの疑問の答えは……

 ヴェント君は全てのパラレルワールドで

 正体を隠したまま白蘭サンから逃げ切っている」

 

「そ、そんなことあるの!?」

 

「僕が見た未来の景色では独裁者の演説の映像の中で

 ヴェント君の写真が出され捜索がされていたよ」

 

“僕も驚いたよ

 でも白蘭の能力を聞いて

 僕の正体がわからないのはそれしか考えられない

 でも……白蘭の能力には勝てない

 逃げることが精一杯だと思う

 彼は誰よりも有利に生きられるからな”

 

「……誰よりも……有利に……」

 

「ありえねぇことも起こせるってわけだ」

 

「その通りだ・・

 白蘭サンは他のパラレルワールドで得た知識を使い

 まだその世界で発見されていない

 ワクチンの知識を知っていたり

 日陰の身でかくしていた王族を発見したり

 何百という偶然の発明なくしては

 生まれない兵器の開発に技術を提供し

 猛スピードで完成させたんだ……」

 

“そう

 白蘭の能力で匣兵器がうまれたんだ

 ここでまた僕が捕まってない証明が出来るんだ”

 

「どういうこと!?」

 

“僕はどのパラレルワールドでもレアだ

 どのパターンの未来になっても

 僕しか風の波動を持つものはいないぞ”

 

「う……うん

 関係あるの……?」

 

“あるぞ

 この世界で匣兵器は作られたのに

 風属性の匣兵器だけは開発されなかった”

 

「え!?」

 

“10年後の雲雀恭弥は

 匣兵器の調査をしてたのは覚えてるだろ?

 彼が風属性の匣兵器だけは

 全く開発されなかったって言ったよ”

 

「で、でもヴェントは持ってるよね!?」

 

“これは僕の仲間が作ったんだ

 前に言っただろ? 僕の師匠は天才だよ”

 

「……そんなこと可能なのか?」

 

“リボーンの疑問もわかるが……

 師匠は天才だぞ

 匣兵器ぐらい簡単に作れるよ

 僕は匣兵器より凄いのをみたことがあるよ

 ただ……掟でしばられていて

 僕以外に会えないし僕以外に手助けが禁止だ”

 

「どういうことだ!?」

 

“僕の唯一のおしゃぶりを持ってる理由や

 呪いを全て知ってる人物だよ

 師匠は僕のために自ら掟に縛られた

 あまりにかわいそうってことでな

 まぁ信じるも信じないのかはそっちに任せる”

 

これは信じろって言っても難しいと思う

信じた雲雀先輩が凄いよねー

 

「……わかったぞ」

 

“話を戻す

 僕が捕まっていないから風の波動がわからなく

 風の匣兵器は全く開発されなかった

 恐らくこれは徹底的に調べてくれたと思うよ”

 

まぁ私も手伝ったと思うけどねー

白蘭さんの能力を知ってる私はわかってたけど……

その時は雲雀先輩は知らなかったと思うしね

白蘭さんの能力で作られたとわかった時の雲雀先輩は

どんな気持ちだったのかなー?

私が捕まってない証明にもなるけど

私以外に風の波動がいない証明にもなるんだよねー

 

「……だが白蘭が能力に気付いたのは

 ほんの少し前ということになるぞ

 わずかな時間でこれだけのことをするのは不可能だぞ」

 

「……それは……

 タイムトラベルで行き来するうちに

 僕が過去の白蘭サンにまで

 能力を気付かせてしまったからなんだ……」

 

「過去の!?」

 

「え?

 ど……どーいうこと?」

 

「僕が過去に戻るときに白蘭サンの手のものに

 発信装置を仕掛けられて

 過去の白蘭サンにメッセージを伝えてしまったんだ……」

 

「ってことは白蘭は10年前から

 その能力を使えたの?」

 

“そういうことだ

 そしてこの時に僕の情報も伝えただろうな”

 

つまり……10年前から私は……

レアとばれてる可能性が高い

白蘭さんが少しでも力をつけた瞬間に

ヴェントの行動は難しくなったんだろうな……

 

「入江!!

 その間お前はなにをしておったのだ!!

 白蘭の悪事を知りながらほっておいたのか?」

 

「お兄さん!!」

 

“あまり責めないでやってくれ……

 彼は記憶を失ってたんだ”

 

「え!?」

 

「9度目のタイムトラベルで

 未来へ行った時10年後の世界で

 未来の僕と未来のヴェント君が

 仕掛けた装置によってタイムトラベルと

 白蘭サンについての記憶を

 抹消されたんだ……5年間ね……」




このメンバーで頭の回転が速いのはリボーンです
断トツと思います

主人公は白蘭から見ると要注意人物です
過去にメッセージを伝えた時に
必ずヴェントの情報も伝えてます
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