リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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9代目

最近ヴェント用のケイタイがよく鳴るねー

あれ?リボーン君からだ

 

『ちゃおッス』

 

「どうしたの? リボーン君」

 

『9代目が日本についてな

 優に会いたがってるぞ』

 

「わかったー

 着いてすぐでもいいの?」

 

イタリアから来たら疲れてるんじゃないの?

 

『ああ』

 

んーわざとこのタイミングにしたのかな?

ヴェントと9代目の接触を避けたいマフィアがいそうだしねー

うん……ありえそう……

ツナ君が継いだとしてもまだ若いからね

絶対9代目の力がまだ必要になるし……

意表をついて着いてすぐにしたのかもねー

 

『オレもいきてぇが

 シモンの連中を観察してぇんだ』

 

「……わかった

 まぁ私は1人で大丈夫だよ」

 

『そうか

 場所はメールで地図送るぞ

 時間も一緒に送るからな』

 

「わかったー

 リボーン君も頑張ってねー」

 

『気をつけろよ』

 

「大丈夫だよー

 そんなに簡単に捕まらないよー

 じゃぁメールよろしくー」

 

『ああ』

 

リボーン君……絶対気をつかってくれたね……

ヴェントがレアってばれて危ないのに

無茶してでも9代目に会う理由をわかってるんだろうね

リボーン君がいれば話しにくい内容だしね……

 

あ、メールきたー

流石……ボンゴレ……高級ホテルだ……(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

最初から警戒して屋根とかを走っていれば

意外とばれないなー

まぁ風で探れるから大丈夫なんだろうけどね

 

おおー

なんか凄そうな人達がホテルの前で待ってるよ!

多分9代目の守護者だよねー

 

“ヴェントだ”

 

リボーン君にもらったメール見せたら

問題ないって書いてから見せたけどー

見せる前まですっごい警戒されたよ……

まぁ怪しいからねー

 

「お待ちしてました

 こちらです ヴェント様

 9代目は最上階におりますので」

 

……様はいらないよ……気持ち悪い……(笑)

 

 

 

おーやっぱりボンゴレはすごいなー

広すぎだよーー

 

「よく来てくれたね

 待っていたよ ヴェント君」

 

というか……もう個室だし普通でいいかな?

 

パサッ

 

って……あれ?

守護者の人達がビックリしてる……

 

「こんにちは 9代目

 もうヴェントじゃなくていいですよ?」

 

「そうかそうか

 優ちゃんだったかのう」

 

「はい♪

 9代目の守護者?の方達は

 私の正体を話してなかったんですね」

 

私の顔を見てビックリしたから

女子って知らなかったんだと思う

 

「そうじゃのう

 君が信用できない人には

 話さない方がいいと思ってのう」

 

「すみません……」

 

「君が謝ることではないよ」

 

……それもそうか……

それにしても優しいおじいちゃんって感じの人だよねー

XANXUSさんとは今はどうなんだろう……

聞きたいけど……私が聞いちゃいけない内容だよねー

聞いたのがもしばれるとカッ消されそうだし(笑)

 

「助かります」

 

今、思ったよ……

もう少しマナーを知っておくべきだった!

とりあえず9代目に席を座るように言われるまで

待ってたりしたら……硬くならなくていいとか言われた……

それほど怪しい行動してたかも……

XANXUSさん……今度教えてくれないかな……

だって1番詳しそう……

まぁ知ってるけど使ってないとは思うけどね(笑)

でもやっぱりこういうのは知ってる人に教えてもらいたいしー

あ!もしかしてリボーン君が知ってるかも!

うん!XANXUSさんより教えてもらえそうだ(笑)

スパルタな気がするけど……って大事な話をしないと!

 

「……9代目」

 

「なんじゃ?」

 

「もし私の正体がばれたときはお願いします」

 

頭を下げれば顔をあげてほしいって言わたから

顔をあげれば少し悲しそうな顔してたね……

9代目とツナ君ってやっぱり似てるよねー

 

「……もう覚悟してるんだね……」

 

「……はい

 正直……明日が怖いですよ」

 

「綱吉君がボンゴレを継いでくれたら

 問題ないんじゃがのう」

 

そうだよねー

みんなに絶対会えるからねー

 

「それは難しいですよー

 ツナ君は友達思いですしー

 あ! ツナ君には私をつかって

 脅迫とかしないでくださいよ?(笑)」

 

本当に優しい笑顔だよねー

 

「君がそんなこと望んでないのは

 わかってるつもりじゃよ」

 

「そうですかー良かったです♪

 実はそれが1番心配だったんですよねー

 ツナ君には私がこのおしゃぶりをゲットした時から

 こうなる運命だったって言ったんですけど

 私を巻き込んだことを1番気にしてそうで……」

 

「綱吉君は優しいからのう」

 

「そうなんですよねー

 でも、そこがいいんですけどね♪」

 

「そうじゃのう」

 

やっぱりツナ君のことわかってるねー

 

「あ、9代目

 私はこのリングに選ばれちゃったみたいなので

 これは私が持っててもいいですか?」

 

「好きにしなさい

 優ちゃん以外が持ってても意味がないからのう

 それに君には守る力が必要だ」

 

それもそうだねー

私以外に風の波動の人はいないもんねー

 

「ありがとうございます!

 すごく助かります!」

 

よかったー!

お願いしたいことが全部通ったー!

 

「優ちゃんを見てると

 Ⅰ世が枷を外した理由もうなずけるのう」

 

「へ?」

 

あ、思いっきり目上の人にマヌケな声出しちゃった……

思わず手で口を押さえてしまったよ……

まぁ9代目は優しい顔してるからいいとしよう……

 

「仲間思いで優しすぎる」

 

んーそうかなー……

 

「リボーンは優ちゃんがウソを平気でつくから

 わからないと言っていたのう」

 

「……すみません」

 

私はウソつきなんです……

 

「責めてるわけじゃないんじゃよ

 全て仲間を思ってやってることじゃろ?

 少し自分のことを後回しにしてるみたいじゃが……

 限度はわきまえてるみたいだしのう」

 

買いかぶりすぎだと思う……

よく雲雀先輩の機嫌を悪くしちゃうもん……

 

「だから枷を外したんじゃろう」

 

「はぁ……?」

 

うん。全く納得出来なかった(笑)

買いかぶりすぎにしか思えない!

 

「ここからは老いぼれの意見として聞いてくれたらいい」

 

おお!なんか真面目な話っぽい!

 

「はい」

 

「もう少し甘えなさい」

 

「へ?」

 

あ、またマヌケな声を出しちゃった……

 

「大切な人のためにつくウソもいいんじゃよ

 でも本音をいうのも大事じゃよ

 綱吉君と優ちゃんは似ている

 それを知ってるから言えないんじゃろ?

 本音を言えば彼は一層悩むだろう

 でも彼は君が黙ってるほうが悲しむはずじゃ」

 

「……はい」

 

「急ぐ必要はない

 君のスピードでいいんじゃ」

 

「……わかりました」

 

「偉そうなことを言ったが

 ただの老いぼれの意見じゃがのう」

 

いやいやいや……偉い人の意見だと思う……

だってボンゴレのボスだし……それに……

 

「すごく気が楽になりました

 ありがとうございます」

 

本当に優しい顔をする人だなー……

……ん?

しまった……ケイタイの振動がーー!

うー!切るのを忘れてたー!

 

「出ていいよ」

 

「……すみません」

 

うぅ……本当に申し訳ないです……

 

「……もしもし?」

 

『優 どこにいてるの』

 

「えーっと……ちょっと活動中です」

 

この電話は盗聴できるからねー

ヴェントっていえないやー

 

『……どういうこと』

 

「この前いってた約束ですよー

 心配しなくても大丈夫ですよ?」

 

『……わかった』

 

「もしかして私の家ですか?」

 

『そうだよ』

 

「すみません……

 出掛けるって声かけていけばよかったですね……」

 

「優ちゃん 私と話してる時間より

 今を過ごせる時間を大事にしなさい

 頼みごとがあればリボーンに伝えればいい」

 

「え……でも……」

 

「いいんじゃよ

 わしは会えただけで十分じゃからのう」

 

「……ありがとうございます」

 

『優?』

 

「あ、すみません

 今から帰るので少し待っててもらえますか?」

 

『わかった

 気をつけてよ』

 

「はい!

 じゃぁまた後でー」

 

『待ってるよ』

 

ふぅ……急いで帰らないと……

 

「すみません……9代目……」

 

「大丈夫じゃよ

 さぁもう帰りなさい

 待ってくれてる人がいるんじゃ」

 

「はい!

 失礼しますね」

 

「気をつけて帰るんだよ」

 

「大丈夫ですよー

 私にはお師匠さんという天才の味方がいますし

 スケボー作ってくれたので

 もしもの時はとばして撒きます」

 

「そうか

 それはよかったよ」

 

「はい♪

 では失礼しました♪」

 

それにしても本当に優しい人だったねー

話せてよかったー♪

 




区切れなかったのでちょっと長めでした
主人公のことがあるので9代目は原作より早く日本に来てます
まぁ主人公は気付いていませんが……w
ここで小話を読んだ人の中に気付いた人もいると思いますが
未来編に出てきた未来と違うという意味もこめています
ちなみにバズーカで入れ替わりの時とも違う未来になりますよー
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