これは鈴木アーデルハイトが学校の治安を守るために
現時点で学校の風紀を守ってる
風紀委員について情報を集めていた時のことである……
「……風紀委員を恐れているのに
なぜあなた方は雲雀恭弥の彼女に手を出さないのですか?
あなた方の話によるとただの弱い女性と聞きましたが……」
鈴木アーデルハイトの言い分はもっともである
現に並中の生徒以外から優は狙われている
実際のところ優はただの弱い女性ではないので
素人に捕まる可能性はゼロなので無駄な努力である
「はははっ!
この学校にいる奴は出すわけないぜ
出す奴はよっぽどのバカだよな?」
「ああ
風早さんには世話になった奴が多いよな」
しかし鈴木アーデルハイトの意見を彼らは笑い飛ばした
「世話とは……?」
「風早さんが風紀委員に入ってから
すげー学校がよくなったよな?」
「そうそうー
委員会やクラブの意見を聞くために
話を聞きに来てくれたりてさー
オレ達はサッカー部でボールが悪くなってたけど
部費が足りなくて我慢してたけど
風早さんが新品を用意くれたんだよなー」
「あったあった
部費なんて風紀委員が決めてるし
もちろん風早さんにもオレ達はそんなこと言えるわけねぇし
部の奴が話してたのをたまたま聞いたらしくてさ
ボールの状態を確認したと思ったら
次の日には持ってきてくれたんだよ」
「あのボールは店の人に頭下げて
安くしてもらったらしいしー」
「おい! オレそれ初耳!!」
「知らなかったのか?
それで安くしてもらった代わりに
なんか頼みごとをきいたとか聞いたぜ?」
「まじ?」
「ああ
まっそんな感じでオレ達サッカー部だけじゃなく
他の奴も世話になってるんだ」
「そうそうー」
「今では普通に相談したりするしなー
はっきり言いにくいこととかは
風早さんの靴箱に手紙を置く奴とかもいるぜ」
「風早さんが風紀委員に入ってから
心の中で不満に思ってた奴は減ったと思うんだよ
だから手を出せば困る奴が大勢いるから
そいつらから恨まれることになる」
「そしてヒバリさんにぜってぇ咬み殺されるんだろ?
この学校で風早さんに手を出す奴はバカっていうのが
オレ達の常識って感じだぜ」
「ああ」
これは本当の話である
今までの風紀委員では出来ない方法で優は風紀をよくした
ただし、生徒達は勘違いをしている
優は風紀をよくするために動いたわけではない
風紀委員に認めてもらうために動いただけである
いくら雲雀が決めたといっても納得しない人物もいる
もちろん咬み殺されるので態度には出さないが……
優は全員に認めてもらうのは無理と分かっている
だが風紀さえよくなれば認める人もいるのだ
出来るだけ味方は増やしておくべきと考えていた
なぜなら正体を隠すためには
風紀委員の協力が必要だと気付いていたからである
そしてそのためには生徒を味方につけようとした
生徒達は今まで力で抑えられていた分、鬱憤がたまってた
そこに暴力を振るわず話を聞いてくれる人物が出来れば
生徒達には女神に見れるだろう……
優は私ってひどいね(笑)と思いながら
アメとムチの図を完成させた
もちろん優がアメでムチが雲雀である
「……でも……」
「……なにか?」
「ラブレターを書いた奴がいたけど
冗談で書いちゃいけないって言われて
返された奴がいるらしい」
「……ああ」
「すごい鈍感らしい
そういうところがいいって言う奴もいるけどな」
「……ああ」
「オレからすれば
咬み殺される可能性が高いのによくやるぜ……
まっヒバリさんには伝わったっていう噂は
1度も聞いたことないけどな」
生徒達の間で優が鈍感というのは有名であった
しかし優は鈍感のレベルを超えていた
優は雲雀の彼女なのに弱そうだからなめられて
手紙でからかわれてると思っている
だから自分の問題だと思い雲雀には話していないだけである
そのことをもし手紙を渡した生徒達が知れば
恐らく涙を流すだろう……
「……そう
助かったわ
(これ以上聞いても無意味だわ
さっきの女子生徒も同じような流れだわ)」
スタスタスタ……
「ああ
でも……なんで雲雀さんの彼女なんだ……?」
「雲雀さんの一歩後ろをいつも歩いてる姿といい
昔の日本人って感じじゃねぇ?」
「ああ
それに噂によると2人の時は隣を歩いてるとか聞くぜ?」
「まじかよ!
雲雀さんを引き立てるために
オレ達の前はわざわざしてるのか!?」
「らしいぜ」
「……お前……風早さんのこと……
よく知ってるな……」
「……オレも返されたんだ……」
「…………何かおごる」
こうして優は雲雀の彼女なのに
鈴木アーデルハイトに絡まれることがなかった
たまにこういう話を書きたくなるんですw
主人公の書類以外の風紀委員の活動でした
原作より風紀委員と生徒の関係がいいです
まぁどうでもいい話ww
でも絡まれなかった理由はわかったと思いますw