「今日9代目に言われたんだ
継承式前日の明日までにボスになるかどうか決めろって……
……9代目は好きにしろって言ってくれたけど
本当はオレに継がせて初代が自警団として組織した時みたいに
平和で抗争のないファミリーにして欲しいみたいで……」
あれは……本心から言ってた……
「ボンゴレの9代目が?」
「うん
でも……エンマ君はわかってると思うけど
オレにマフィアのボスなんて絶対ムリだよ!
勉強も運動もダメなとこばっかりだし……
人の上に立って指示するような仕事は
向いてないと思うし……」
「なんで僕に相談するの?」
「え? あっごっ……ごめん
マフィアのことなんて相談できる人……いなくて……」
「優さんは?」
「ゆ、優は……オレの意思を尊重してくれるよ……
継ぎたくなければ継がなくていいって……
でも優には相談しちゃいけない気がして……」
「どうして?」
「無理してるんだ……」
「え……?」
「今日会うまでは気付かなかったけど……
無理して元気出してたみたい……」
普段の優は……最後までついてきてくれたり……
話を聞いたりしてくれるんだよな……
そりゃヒバリさんからの呼び出しがあれば
ヒバリさんを優先するけど……
それはオレ達を咬み殺しちゃうからだし……
だからこの前は少し変だった……
エンマ君に押し付けた形にすることなんてしないよ……
多分……ヒバリさんは気付いていたんだ……
だから風紀委員の書類の仕事を増やしたりして
優と一緒にいてるんだ……
「……そうなんだ」
「……うん
相談したいって言えば優は絶対聞いてくれるけど……
これ以上……無理させたくないし……
獄寺君達はオレがボスをやるべきだと思ってるし――」
クシュン!!
なんか私の噂でもしてるのかなー……
全く有名人になりすぎだよねー
「風邪?」
「多分違いますよ
誰かが私の噂でもしてるんですよ」
「そう」
「はい
私は滅多に風邪ひかないですよ
副作用で倒れるか体力あげすぎて
ずっと寝てるぐらいしかありませんよ?」
「それも僕は嫌だけどね」
「すみません……」
「でも僕が止めても優はするよね」
「あ、ばれちゃいました?」
「はぁ……」
あらー呆れちゃった……(笑)
「副作用の方は流石につらいので
滅多なことではとりませんよ?」
まさかあんなにも辛いとは思わなかったからね……
「……わかった」
「はい
体力あげるのもいいんですけどー
限界までいくと寝てる時が無防備すぎるので……
これからはなかなかできないかもです」
いつヴェントが優ってばれるかわからないしねー
のんきに寝ることすら出来なくなったよ
「そう」
「雲雀先輩が近くにいるなら
話は別なんですけどねー
雲雀先輩がいるなら安心して寝れますしー」
あ……笑った……///
「優」
「なんですか?」
「僕がいたら安心して寝れるんだ」
「そうですね……///
雲雀先輩が寝るまでは緊張しますけど……
1度寝たら何かあっても
雲雀先輩がいるので……安心できます……///」
だって絶対守ってくれるもん……///
「……僕は男だよ」
「へ?」
「あんまり安心しても困るってことだよ」
「えっと……」
どういう意味?
「……わからなくていいよ」
うーん……この反応は……
わからないとダメな気がする……
「お腹すいた」
「あ、すみません……
準備は出来てるんですぐ作りますね」
「楽しみにしてるよ」
「はい!」
実はビミョーに普段の主人公とは違う行動をしてました
ツナ君がヴェントの情報を流れて気にするだけだったら
主人公は思い出さないように話を誘導できます
用事もないのに相談の途中で帰る行動は少しおかしかったんです