ここは……?あれ……?
「草壁さん……?」
「お気づきになりましたか!?」
なんで草壁さんが……?
そ、そうだ!!起きないと!!
クピッ!!
「風早さん!? 無理してはいけません!」
「……大丈夫です
雲雀先輩は学校ですか?」
「……はい」
「……すみません
草壁さんも学校に行きたいですよね……」
私についているように指示したのは
雲雀先輩だと思うし……
「大丈夫ですよ
それに詳しいことは私には……」
あ……そっか……
雲雀先輩のことだから……
マフィア関係の可能性が高いってわかるか……
それに話さないようにリボーン君に言われてるのかも……
まぁそれを聞いたとしても
今日は学校を離れたくはないと思うしね……
「……そうですか
でもここにいるように頼んだのは
草壁さんだけですよね?」
「はい」
大丈夫だね
やっぱり草壁さんは雲雀先輩のことをわかってる
草壁さんじゃないと私を任せることが出来なかったと思う……
狙われてる可能性がある自分と一緒にいるのは危ないし
学校には事件が起きた場所ってことで
私を連れて行くのはさらに危険だからね……
まぁもしもの時のためにロールを置いていってるし……
「ロールもありがとうね」
クピッ♪
「私は大丈夫だから
もう雲雀先輩のところに戻っていいよ
家に帰ってミントと一緒にいるよ」
あら……首を振ってるね
「一緒にいるように言われてるの?」
クピッ
動くなってことかも……
「……わかった
ちょっとだけ用事を済ませたら
ゆっくり寝て回復させるよ
それだと戻ってもいいよね?」
クピッ
つまり体力回復させるまで一緒にいるように
雲雀先輩に言われてるんだね
「用事とは……?」
あら……こっちにも心配してる人が……
雲雀先輩の命令っていうのもあると思うけど
本気で心配してるよ……
「わかっています
この病院からは出るつもりはありません」
「……わかりました」
カバンの中にヴェントグッズを入れてて正解だった……
炎真君から呼び出されなかったら入ってなかったよ……
あの場にいたオレが話さなければ……
「最初に山本を発見したのはオレと風早だ……
風早が山本に用事があるっていってな
部室にいると呼べないからって一緒についていったんだ
野球部の部室の扉だけが開いていてのぞいてみると……
一面が血の海で山本が……すぐに救急車を呼び
オレの我流の晴の活性の炎で治療を試みたが……
あまりに……キズがひどく……
……風早は山本を見て気を失ったんだ
念のため一緒に救急車に運ばれて病室で寝ている」
本当は特殊能力の副作用で寝てるだけだが……
「……風早さんは大丈夫ですか?」
鈴木アーデルハイトは風早と知り合いだったのか……
「……ああ
まだ目は覚めてはいないが……
今、風早には風紀委員がついているぞ
もし起きればオレに連絡するように頼んでいる」
「そうですか……」
「で……リボーンさん
どんな手掛かりがあったんスか?」
“待ってくれ 僕も聞く”
「「「「ヴェント!?」」」」
あ、このメンバーだったら普通にしゃべっていいか……
シモンファミリーがいると思ったから
変装したけど意味がなかったね……
「お前 起きてて大丈夫なのか!?」
「少し眠いけど大丈夫だよ」
「そうか……」
「リボーン君、進めていいよ」
「ああ
山本は意識を失う間際に血でメッセージを残してたんだ」
「そういえば……あった気がする……
でもほとんど消えてたよね?」
「ああ
恐らく犯人の正体の確信をつく部分だったのだろう……
何者かが証拠を隠滅したらしい」
うーん……そういえばそうだったかも……
「しかしその横に小さくひらがなで
書かれた“でりとと”って文字が確認できたんだ」
「でり……とと……?」
「わけわかんねーだろ?
消した奴もそのわけわかんねー文字は
見逃しちまったんだな
オレも最初はわかんなかったが
ローマ字にしてみるとdelittoとなる」
「罪?って読めるよね?」
「そうだぞ
イタリア語で罪という単語だ」
「そう言われてみりゃたしかに!!」
「……うん」
「しかし罪と言われても……どう手掛かりに?」
話を聞いてると原作通りっぽいね……
犯人は継承式に現れるってリボーン君が言ってるし……
「9代目に継承式を開いてもらう
犯人はきっとまたオレの友達を……仲間を襲ってくる
それだけは許さない!
山本をあんな目にあわせた奴を……
絶対に捕まえるんだ!! オレは継承式に行く!!」
やっぱりそうなるよね……
「ツナ君、山本君が油断してたとしても
そんな簡単にやられるわけないってわかるよね
正直、私は反対だよ」
「風早! 10代目の決定だぞ!!
それに今回のことを何も思ってねぇのかよ!」
「獄寺君、落ち着いて
優はオレ達の心配をしてるんだよ」
「……ですが……」
「……獄寺君の言うとおりだね
私もこの方法が1番いいのは
頭ではわかってるのに言ったんだ……」
「どういうことだよ!」
「……リボーン君
継承式にヴェントは出る予定ではなかったよね?」
「……ああ
正装になるからな……」
やっぱりね……
「継承式でおびき出そうとすると私は……」
「……悪かった」
覚悟を決める時かもね……
「ヴェントの参加はなしだ
参加すると言えば継承式は開かねぇぞ」
釘を刺されたか……
「優! オレ達に任せて!!
絶対捕まえるから!!」
「そうだぞ!!
極限に任せろ!!」
「…………うん」
やっぱり山本君は幻覚か……
みんな帰っていったし……相談しよう……
「リボーン君、私も継承式に行きたい
風早優としてでいいから……」
「……わかったぞ
ディーノにこのことを隠して優のことだけ頼むぞ」
「ありがとう
じゃぁ私は寝るよ
明日のために……」
「ああ」
あれ……?
私がさっき起きたのは神様が起こしてくれたのかな?
誰かに起こしてもらわないと起きれないし
お礼を言わないと……
雲雀さんが出ていないのにいるような感じになりましたw
原作で雲雀さんがいなかった理由を学校にいたことにしました
この可能性が一番高いと思ったんです