アットノベルス様に追いついたので
本日より1日1話更新になります
……ああ……これは夢だ
あれは小さい私だ
部屋のスミでいつも体育座りをしていた
怒られないようにじっとしていた
いつも思ってた
どうして私には親がいないんだろう……
実は顔も知らない
母親の親戚なら写真ぐらいあってもいいと思うのに……
でも母親は結構優秀だったらしい
「だった」というのは知らない間に私を産んで
親戚に押し付けていなくなったから
それから母親の話題は親戚内ではタブーだった
つまり父親も誰か知らない
誰の子かわからないとよく言われたから多分父親似なのかな?
大人になったら探そうと思ったけど
今となっては知る方法もないよねー
あーあ……この夢は終わらないかなー……
1人しかいないみたいで嫌だ
私には居場所が出来たから
スミにいなくていいって教えてあげたいなー
ガルルルーー!!
ん?ミントが呼んでる?
嫌な夢を見てると気付いて私を起こしてくれてるのかも……
今すぐ起きるから心配しなくていいよ?
……あれ?起きれないよ
なんでだろう……
あ、またミントが呼んでるよ
心配させちゃってるねー
うーん……これは困った……
「あーあー」
マイクのテスト中ーって感じで冗談でしたら
まさかの声が出せた
え?夢の中で声って出せるの?
それとも寝言って感じで声が出てるとか?
よくわからないなー
『今は夢ではないわ』
あれ?この声って……
私を呼んだ人だよね?
つまりリングの力なのか……
「えっと、こんばんは?」
時間の感覚があるのかわからないから
少し疑問系になってしまった……
まぁいいか……
「えっと、私は寝てたと思うんですけど……」
うん。確か……あの後は寝たよね
洗濯とか溜まってるのに寝ちゃったもん
『あなたの夢に入り込もうとした人がいたから
私がこっちの世界に呼んだのよ』
へーそんなことも出来るんだ
夢に入り込むねー
私が転生したっていう内容を見られそうだったとか?
『でもどうしてもあなたと接触したいみたい
あなたはどうしたい?
私の力でつなげればあなたの夢は見られないわ』
ふむ……
夢って精神世界みたいなものだよねー
つまり骸君かな?
「会います」
『……私から1つ助言よ』
うーん……これを鵜呑みにしていいのかな?
この人は誰かわかってないし……
でももう原作を知らないからヒントがほしいよねー
『わがままを言えばいいわ』
えーこれってヒントなの……?
もう少し原作とかそういう内容で……
『……まぁ私が言っていい言葉ではないわね』
言っていい言葉じゃない?
もう少し説明してほしい……
『気をつけてね』
「あ、はい」
おお!なんか扉が目の前に……
この中に入れば会えるってことか……
鉄の帽子の男……
オレ達に虹の呪いを解きたいか聞いて
いったい何を企んでんだ?
「おや リボーン君は?」
「オレは信用できねぇ奴と話したくねぇ
勝手に呪っといて呪いを解きたいかじゃねーぞ」
「相変わらずクールな男だ
だが君達が虹の呪いを嫌悪しているのはよくわかったよ
……このまま話を進めようと思ったが
私と会う気になったみたいだ」
オレ達の前に扉が現れた
開くということは誰かが来るのか?まさか……
「あれ? リボーン君たちが私に会いたかったの?」
やはり優だったか……
「私だ」
「えっと、はじめましてですよね?
私の夢に進入しようとした人はあなたでいいんですね?」
「なるほど
やはり風のアルコバレーノに選ばれただけはある」
「……リボーン君この人は誰?」
「オレ達を呪った奴だぞ」
優の態度が急に変わった
鉄の帽子の男の言動といい
優が言った通りオレ達と優を呪った奴は別なのか……
「慌てるな
私は呪いを解かないかと提案しにきたんだ
もちろん君も含めてだ」
「……あなたは私を呪った人ではない」
「原理は一緒だ」
「……わかりました
話は聞きます」
こいつの話を信じることは出来ねーが……
他の奴らが参加するのか……
「……質問してもいいですか?」
「詳細は後日になるがいいだろう」
「途中リタイアは可能ですか?」
「もちろん
だがその場合は一生虹の呪いが解けることはない」
「そうですかー
私は呪いを解く気がないので
途中リタイアしますが参加しますねー」
これはどういうことだ?
恐らくもしもの時のことを考えて参加を決めただろう
優は頭がいいからな
オレと同じような事も考えているんだろう
だが……優らしくねぇな……
後で優と話すべきだな
「リボーン君は?」
ツナのテスト……ちょうどいいかもな
オレじゃなく優の代理でもいいが……
本人がやる気じゃねーみてぇだからな
「やる」
「ん……」
ここは私のベッドか……
夢は終わったみたいだねー
「優」
あれ?雲雀先輩だ
ガルルー
そういえばミントに起こされたのに起きれなかったね
心配したミントが雲雀先輩を呼んだみたい
「すみません
心配かけたみたいで……熟睡してました」
「嫌な夢でも見た?
うなされてたけど……」
「そんな感じですね
あ、雲雀先輩に聞きたいことがあります」
「なに」
「前にお城で言った私の弱音を覚えています?」
「覚えているよ」
「……弱音を言った理由を話す勇気は出ません
でも雲雀先輩を道しるべにしてもいいですか……?」
「……言ったよね
見失ったらここに戻っておいでって」
「……ありがとぅ」
ぎゅ
……朝から泣いて迷惑かけちゃったよね……
でももう少しこのままいたい……
原作でわかってるところはカットしました
書いてもしょうがないんでねー