リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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亀裂

「ツナ君♪」

 

「うわっ!? ゆ、優!?」

 

ビックリしたー

急に後ろから声かけられたから

情けない声を出しちゃった……

 

「風早! 10代目にいきなり何してるんだ!!」

 

「ご、獄寺君大丈夫だよ!!

 それより優!!」

 

「どうしたの?」

 

小さい声で言うべきだよな……

 

「ヴァリアーが優を呼んだって聞いたけど……

 大丈夫だったの……?」

 

「ツナ君が心配するような内容じゃなかったよ

 新人のスカウトの成功率をあげるために

 呼び出されただけだよー」

 

「そ、そうだったんだ……」

 

よかったー

優は無茶してないみたいで……

 

「風紀委員の仕事が溜まってるんだけどねー

 でもクロームちゃんが転校してきたでしょ?

 休憩の許可をもらって様子を見にきたんだ」

 

優は風紀委員だから知ってたのかな?

 

「そうなんだ……

 優はクロームが来るって知ってたんだ」

 

「知ってはなかったけど知ってた?」

 

どういうことだろ??

 

「どういうことだ?」

 

「日本語を話せ バカ」

 

獄寺君……それは言い過ぎじゃ……

 

「骸君がツナ君にあずけるつもりって言ってたよ?

 だから転校してくるのも予想の範囲?」

 

「ええええ!?

 優は知ってたのーーー!?」

 

「てめぇなんで黙ってやがった!!」

 

「まぁまぁ落ち着けって」

 

「骸君に聞いた後すぐにヴァリアーに呼び出されて……

 タイミングを失った感じなんだ……」

 

そうだったんだ……

骸は優に頼んでたんだ……

やっぱり骸はクロームのことを大事にしてるんだ!

 

「それに骸君に世話するなって言われたんだよねー」

 

「な……なんで……」

 

骸はクロームを大事にしてたんじゃ……

それに優もそれを納得するなんて……

 

「あ! 違うからね!!

 私はダメだけどツナ君達には世話してほしいみたい」

 

「え……?」

 

「私はやりすぎるからダメって言われてねー

 だからコソッと様子を見に来たんだ

 まぁ思ってたよりは元気そうでよかったよ」

 

骸には何か考えがあるのかな……

優が納得するぐらいだし……

 

ガラッ

 

ヒ、ヒバリさん!?

 

「あれ? どうかしましたか?」

 

こっちに来るし優に用事なのかな?

 

ガッ

 

「きゃっ!」

 

「ゆ、優!?」

 

ヒバリさんが優を壁に突き飛ばした!?

一体何があったの!?

 

「どうして黙ってたの」

 

「何のことですか……?」

 

「赤ん坊から聞いた」

 

赤ん坊ってリボーンだよな……?

ヒバリさんにあいつ何をいったんだよ!?

 

「……そのことですか……」

 

「いつでも話せたよね?

 どうして僕に頼まなかったの?」

 

「それは……」

 

「……彼に頼む気だったの?」

 

今、オレの方を見たよな……?

 

ガンッ!

 

優の顔のすぐ横にトンファーが……

た、大変だ!!

あいつヒバリさんに何を言ったんだよ!!!

いつも仲がいい2人が……

みんなビックリして固まってる……オレが止めないと!!

 

「ヒ、ヒバリさん!!」

 

「…………」

 

返事はなかったけどよかった……

トンファーをなおした……

 

「……ごめんなさい」

 

あ……ヒバリさんが教室を出て行く……

優がついていこうとしてるけど大丈夫かな……

オレも一緒に行こう

そりゃ怖いけど……オレも一緒にいたほうが……

 

「……来ないで」

 

これはオレにじゃない……優に言ってる

あ……行っちゃった……

 

「ゆ、優!?」

 

優が動かない……

みんな声をかけてるのに……

 

「……お前何したんだよ

 ヒバリがお前にあそこまでするなんてよっぽどだ」

 

獄寺君の言うとおりだ……

優に当てなかったとしても

トンファーで攻撃しようとしたんだ……

 

「……雲雀先輩には頼む気がしなかったんだ……」

 

そういえばさっきヒバリさんもそんなことを……

 

「みんなゴメンね? それとありがとう

 ……今日は帰ることにするよ」

 

「で、でも……」

 

今の優を1人にするわけには……

 

「少し考えたいんだ

 もう時間がないと思うしね」

 

「時間がないって?」

 

「はやく仲直りしないと

 雲雀先輩がみんなを咬み殺しちゃうでしょ?」

 

そ、そうかも……

 

「流石にあそこまで怒らちゃったら

 私も少し考えないといけないからねー」

 

「わ、わかった……

 何かあったらいつでも言ってよ!!」

 

「ありがとー

 じゃぁね」

 

「う、うん!

 またね!!」

 

 

 

この時、どうしてオレは優と一緒いなかったんだろう……

オレはこの日の夜に後悔した……

 




しばらくツナ君視点が多くなりますよー
虹のアルコバレーノ編では
笑いを入れる隙間がなさそうな気がしてきました
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