バミューダっていう人に言われた通りに
時計を置いて行っちゃったけど大丈夫だよね?
まぁ大丈夫か……
「風早優君は一体どこまでわかっているんだい?」
「……この代理戦争で誰かの呪いを解けるのがウソ」
「え!?」
リボーン君はあんまり動揺してないね
「リボーン君達を呪った人を信用することが出来なかった
だから私は様子を見るために代理戦争に参加した
もし本当に誰かが解ければその時はそれでいいしねー
解ける可能性が低いと判断したのは
バミューダ……さんが手違いで呪いを受けているって聞いた時
手違いだったらチェッカーフェイス……さんが
元に戻せばいいのにしなかったからね
つまり出来ない可能性がある
でもその場合あなた達は呪いが解けないことを知っていたことになる
あまりにも普通に話すからすぐに確信をもてなかったけどね」
「だからチェッカーフェイスと組んでるか聞いたのか?」
リボーン君はあの質問が大事なことって気付いていたんだ……
「そうだよ」
少しでも動揺すればわかりやすいと思った感じで聞いたけどね
「ちょっと待ってよ!!
もし本当に呪いが解けないことを知っていたなら
どうして復讐者が代理戦争に参加したり闇討ちとかしたの!?」
ツナ君はかなり動揺してるねー
「復讐が目的だよ」
「復讐……」
「復讐のためにいるって言ってるんだ
だから復讐者が自ら動いたことでそれはもう証明になる
私はずっと復讐の内容を考えていた
真っ先に浮かんだのは優勝して呪いが解くこと
でもこの場合は復讐という言葉を選ばないからないと思った」
目的のために動くとかならわかるけどね
復讐という言葉は絶対あわないもん
だからこれは一瞬で候補から外したんだよねー
「次に浮かんだのは呪いを解ければ復讐が達成しやすくなる
この場合はさっきと同じ疑問が出てくるんだ
手違いならチェッカーフェイスさんに頼んで解いてもらえばいい」
「じゃ、じゃぁ目的って……」
「今まで言ったことを踏まえて考えると
代理戦争に参加することが目的の可能性が出てくる
で、参加することが目的だった場合は……
2つの可能性がすぐ浮かんだ」
「ふ、ふたつ……?」
「チェッカーフェイスさんを殺すため」
……空気が少し変わった気がする
「もしくはユニちゃんがバミューダの強い怒りが
虹に向けられているって言ったから
私達アルコバレーノを殺すこと」
「ちょ……ちょっと待ってよ!」
「でもどっちも否定する情報の方が多かった
殺そうと思ってる人と普通に話せるとは思えない
ユニちゃんが虹に向けられるとは言わないと思う
アルコバレーノを殺すためだったら
未来で白蘭さんがアルコバーレノに手を出す前に
復讐者が自ら手を下そうとするはずだからね」
復讐することを目的にしているのに
誰かにとられるのは嫌だと思うしー
「まぁこの代理戦争中に殺すのが条件だった場合は
スカル君をあの時に殺していると思うしね」
「よ……良かった……」
安心するのはまだだと思うよー
「答えがわかったのは復讐者の姿だった……」
復讐者は過去のアルコバレーノの人達……
復讐は自分達を呪ったチェッカーフェエイスを殺すこと
そして呪われたからこそ……
この悲劇を繰り返さないように
おしゃぶりのシステムを壊すつもりなんだ
これでユニちゃんが言った意味が理解できるんだ
虹の赤ん坊じゃなくシステムに強い怒りを向けていたってね
「フハハハ 素晴らしい
ここまで気付いているとは思わなかった」
ほめられても全く嬉しくないよ
「そう 復讐者はアルコバレーノの果ての姿」
「そんな!!」
やっぱりね……
「大昔からいつの時代にも最強の赤ん坊
アルコバレーノ7人は存在していた
でも風のアルコバレーノだけは存在しなかったよ
君は凄く特殊な人物さ」
それは私が最初って神様が言ったから知ってたけどね
まぁその前に……
リボーン君の頭の良さでもはっきりわからないことを
私が堂々とここまで話せたのは……ぶっちゃけ話……
最初からこの代理戦争の話が変だと思ってたんだよ
これは私が知らないだけで原作の話だと思うもん
アルコバレーノの呪いのことだしねー
じゃぁ1人だけ呪いが解けるっていう時点で絶対おかしいもん
リボーン君の呪いだけ解けてハッピーエンド?
これはハッピーエンドになる?
やっぱりここはみんなの呪いが解けてハッピーエンドだよ
だからこの代理戦争では何かあるっていうのはわかってたよ
まぁ復讐者が何かしてくるのは予想外だったけど……
最初はチェッカーフェイスさんが何かしてくると思ったからね
復讐者が乱入してきた時点で……
このハッピーエンドが確定したと思ったよ……
それでも違う可能性にかけたかった
だからリタイアせずにツナ君達と一緒にいることを選んだ
だって主人公はツナ君とリボーン君だもん
物語が動くのはこの2人といる時と思うし……
でも復讐者の姿を見て確信したよ
呪いを解かなければ復讐者と同じようになる
だからどうするかは知らないけどツナ君達がみんなの呪いを解く
その時に私も呪いを解けってことでしょ
みんながおしゃぶりから離れたのに
私が離さなかったら多分また世界のバランスが崩れる
……私がツナ君達の世界を壊せるわけないじゃん……
解かなければ私は復讐者と同じようになるし……
それに異の者の私がいなくなればこの世界は全て元に戻る
まぁ転生者がいるけど……もうツナ君達を守る必要がない
強くなっちゃったからね……
みんな強くなった……私の役目は終わったんだ……
あーやっぱり1度はどこかで約束を破りたかった
隣に戻ってくる約束はもう守れない
……そんなこと雲雀先輩に言えるわけないもん……
リボーンより主人公の方がいろいろ気付くのが早かったのは
最初から全員呪いが解ける可能性が高いと思っていたからでした
原作知識がなくても予想できると思いますからね
このことを軸に考えると簡単に謎が解けると思います
ただ主人公は出来るだけこの未来を直視しないようにしていました
でも復讐者の姿を見て直視しか出来ないようになり
簡単に解けてしまったって感じですね