……ワオ……
目を開けたらロールが目の前にいたよ……
クピィーーー!!!
あれ?何で叫んでるんだろう?
ってか、その前になんでロールがいるの?
……ちょっと待って……ここどこ?
テントっぽいけど……
あ、外に出ようとする前にファスナーが下がったよ
「……おはよう」
「えっと、おはようございます」
やっぱり雲雀先輩だったね
「……外に水があるから顔を洗えるよ」
「本当ですか!?
それは助かります!」
やっぱり寝起きの顔のままいるのは嫌だしね
お言葉に甘えて顔を洗いに行こう
ん?テントから出たらディーノさんもいた
「……大丈夫か?」
「へ?」
何が大丈夫なの?
「……寝心地悪くなかったか?」
「はい
熟睡したみたいです」
もう体調は大丈夫だね
さっさと顔を洗ってどうしてここにいるのか聞こう
神様がここまで運んでくれたのか……
私が会いたいと思っていたからかな?
でもこうして会うと……決心が揺らぎそうだよ……
「……雲雀先輩
あ、そのままでいいですよ?」
「そう なに?」
「よくねぇだろ!?」
だって雲雀先輩は戦いたいと思うしー
私は雲雀先輩の行動を止めるつもりはないから
ディーノさんは自力で頑張ってください(笑)
「私のこと……好きですか?」
うわー2人とも動きが止まったよ(笑)
でもどうしても聞きたかったんだよねー
「……オレ達がいないところで聞けよ……」
「1人の人間としてっていう意味ですよ?
ディーノさんはどうです?
正直に言ってくれていいですよー?」
そういう意味で聞いてないことがわかったら
2人で安心したような顔をしたよ(笑)
まぁ雲雀先輩はわかりにくかったけどね
意外とこの2人って似てるのかな?
バトル好きだしー
「もちろん好きだぜ
まっ もう少し自分を大事にしてほしいけどな
オレ達のためにすぐ1人で無茶するだろ?
昨日は優がぐったりした姿を見て焦ったぜ……」
「……少しは役に立ちたいですからねー
私が出来ることは限られていますししょうがないですよ」
私を好きになってくれた人達のために覚悟しないと……
「……それは間違ってる」
「へ?」
ディーノさんどうしたんだろ?
少し怒ってそうな気がする……
「オレ達は優が役に立つから好きじゃないんだ
もし優が特殊能力を使えなかったり
風を操れなくて弱くてもオレ達は優が好きだ
それは断言できるぜ」
あー……もうダメだ……
「お……おい……」
どうしよう……
私が泣いたからみんな困ってる……
それに雲雀先輩が怒っちゃうかもしれない……
でも涙を止めることが出来ない……
「!? ツナか!」
あ……どうしよう……
ツナ君まで来ちゃった……
「優、良かった……ここにいたんだ!!」
「……ツナ君……」
あ……私が泣いてるからツナ君も動揺しちゃった……
そういえば雲雀先輩の前でしか泣いたことないんだった……
「ご……ごめん!!
オレ……先にここに来ればよかった……
ディーノさんとヒバリさんは協力してくれると思って……
本当にゴメン!! 優が辛いってわかってたのに……」
違う……ツナ君が悪いんじゃない……
それにツナ君はここに私がいるって知らなかったし……
言いたいけど言葉に出来ない……
首を横に振るしかない……
「……何があったんだ」
「……昨日何があったのか話します
その前に時計をはずしてくれませんか?」
「……わかった」
正しい炎を注入するか……
「……その方法だと優は無理だろ」
「優の代理人が風の波動を使えるみたいで……
だから……可能性はあると……」
あー神様だったら使えるだろうね
でも……
「……君、それをすればおしゃぶりは外れるの?」
「え? おしゃぶりですか?
今は無理かもしれないけど……そのつもりです
おしゃぶりが外れないとまた同じことが起きてしまいます
だからそのこともタルボじいさんに
相談して考えてもらっている所です」
「そうだよねー
正しい炎を注入しても応急処置みたいなものだもんね
いい案が浮かんで今回のタイミングで
外せるようになるのが1番いいよねー」
「そうなんだ」
つまり……外れないとハッピーエンドにならないか……
原作ではこの戦いで勝って外れたんだろうね
タルボじいさんが頑張って考えてくれたんだ
「あ……あのさ……優……」
「どうしたの?」
急に不安な声だして……
さっきまで自信満々みたいに話してたのにねー
「リボーンはオレが戦う事に反対なんだ……」
「……ツナ君がみんなのためにいっぱい考えてくれたんだよ?
私がその手助けをしないわけないじゃん♪」
「優!! ありがとう!!」
……ツナ君ごめんね
今までありがとう……
「……代理戦争では役に立たないかもしれないけど
私もイェーガーっていう人と少し手を合わせたし
ツナ君との意見をあわせたら
少しは参考になるかもしれないよね?」
「そうだよ!!
あ……! ディーノさん、ヒバリさん!
リボーンと優……アルコバレーノのみんなのために
一緒に戦ってくれませんか?」
「ああ もちろんだぜ」
「いやだ」
……ん?雲雀先輩がいやだって言わなかった?
みんなビックリしてるし私の聞き間違いじゃないっぽい……
えーーー!?なんで!?
主人公はディーノさんに一瞬だけ負けましたね
それでも頑固です
ネガティブの頑固って最悪ですね