リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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笑いあい

みんな帰っちゃったけどこの作戦で大丈夫かなぁ……

 

「優」

 

「どうしたの? ツナ君」

 

凄く真剣な顔をしてるけど……

 

「少しいい?

 優と一緒に行きたいところがあるんだ」

 

「うん わかった」

 

ツナ君が私と一緒にねー

うーん……どこだろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさかこことは……

 

「覚えてる?」

 

「覚えてるよー

 私とツナ君が初めて話した場所だもん」

 

ここでツナ君がいじめられたんだよね

うわー懐かしすぎる……

ってか、私が覚えてるのはわかるけど

ツナ君が覚えてたのはビックリだ

 

「……初めてだったんだ」

 

「へ?」

 

「オレはダメダメだから失敗したり何かしたりすると

 みんなに絶対笑われるんだ

 そんなオレに優は話しかけて助けてくれた……

 嬉しかった……ありがとう」

 

「……私はツナ君が思ってるほどいい人じゃないよ

 何か目的があってツナ君に近づいたかもしれないよ?」

 

私はツナ君が主人公って知ってたしー

 

「優はそんなこと思わないよ」

 

ここまで信用されると罪悪感が……

 

「オレは優が無頓着なところがあるって知ってるよ

 でも優は誰かが困っていれば必ず助けるんだ

 ……いつも思うんだ

 オレがダメダメじゃなかったら優と友達になれなかったって

 だから……もしオレがダメダメじゃなくなったら……

 友達じゃなくなるかもしれない……

 もちろんオレは優とずっと友達と思ってるよ

 でも優はそう思ってない気がするんだ……」

 

違うって言おうとしたけど声が出ない……

 

「……オレは優と出会ってから少しは強くなったと思う

 でもオレはまだまだダメツナだよ

 優もテストの点数見ただろ?

 今回だってオレ1人じゃダメでみんなの力が必要だし……

 えーっと……つまりオレはダメツナなんだ」

 

「……自分でダメツナっていうのは止めようよ」

 

「本当のことだからいいんだ

 オレはダメツナだから……これからも助けてほしい」

 

……やっぱりツナ君には一生勝てない気がする

 

「あれ……?

 オレ……すごく情けないこと言ってる……?」

 

「そうだねー」

 

あ、凄くガーンって顔になった

 

「ち、違うんだ……!

 えっと……オ、オレは優に……」

 

「大丈夫だよ

 ツナ君が言いたいことはわかったから」

 

「そ、そう……?」

 

「うん♪」

 

あ、良かったーって感じでヘロヘロになった(笑)

 

「ツナ君、教えてほしい?」

 

「ん? なにを?」

 

「まだツナ君が私の正体を知らなかった時に

 ツナ君に一生かけても返せない恩があるって言った理由だよ」

 

「そ、そうだ!!

 ずっと疑問に思ってたんだ

 オレ……ずっと優に助けてもらってると思うんだけど……」

 

「……初めて会った日に笑ったほうがいいって言ったんだ」

 

「オ、オレが!?」

 

凄くびっくりしてるなー

 

「本当に覚えてないんだね

 私は凄く嬉しかったのにー」

 

前にフゥ太君に聞かれた時も覚えてなさそうだったしねー

 

「ご、ごめん……

 オレ全然覚えてなくて……」

 

「それは許してあげる

 でも私が今から言うことは知っててほしい」

 

「う、うん?」

 

「ツナ君の優しさはいつも誰かの助けになる

 そんなことないって思うかもしれないけど……

 私はツナ君がこれからも必ず誰かを救うって思うんだ」

 

ほらね?

ツナ君は無意識にしてるけど

私が何か伝えようとしてるのに気付いて

まっすぐな目で私を見るんだもん

普段だったら必死に否定するのにねー

本当に敵わない……

 

「まぁさっきツナ君が言った通り

 ほとんどはダメダメだけどねー」

 

あ、またガーンって顔になった(笑)

 

「そういうところを全部含めて

 私はツナ君と友達になれて良かったと思ってる

 出来れば……これからも思いたいな……」

 

「…………だ」

 

ん?なんていった?

小さすぎて聞こえなかったんだけど……

 

「……思っていいんだ!!

 勝って……みんなが助かる道を探すんだ!!」

 

うわぁ……ツナ君が急に死ぬ気になった……

 

「絶対死なせない」

 

「……ありがと」

 

ダメだ……涙が……

 

「うわぁぁぁ! ……ど、どうしよう……」

 

「……あはは」

 

私が泣いた瞬間に死ぬ気じゃなくなった(笑)

 

「……ツナ君のバカ……

 泣いたらいいのか笑えばいいのかわかんないよ……」

 

「ご、ごめん……」

 

あ、ツナ君と目が合った

 

「「ぷっ……あははは!」」

 

……ツナ君と笑いあっちゃった!

なんで笑いあったのかよくわかんないけどね(笑)

でも楽しいからいいやって思っちゃった

ツナ君もそう思ってると嬉しいかも……

 




フゥ太君に聞かれたというのは小話で書いたことです
読んで無い場合でもそこの部分だけスルーすれば大丈夫と思います

この話を昨日書いていて本当にもうすぐ終わりだなーって思いました
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