リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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呪いが解けて 2

「ん……」

 

なんか凄く身体がだるいなー

寝すぎたって感じのだるさだよ

……ここどこだよって言ったつもりだったけど

声がかすれて言葉になってなかった気がする

 

あれ?誰だろう

凄い髪の毛が逆立ってる人がいるよ

 

「ずっと眠っていたんだ

 先に水を飲ませたほうがいい」

 

……外国人風のイケメンのお兄さんがいた

ってか、よく見るとイケメンばっかりだよ

髪の毛が逆立ってる人も優しそうな顔してるしね

あ、その人がペットボトルの水をくれたよ

今あけたから多分新しいのにねー

お礼を言いたいけど声が出なかったんだ

飲んでからお礼を言おう

 

「……ありがとう

 喉が渇いてて美味しかった……」

 

あ、私より年上かも知れないのにタメ口で話しちゃった

普通に返事をしたし気にしてないみたい

次から気をつけることにしよう

あれ?イケメンばっかりと思ったら美少女もいる

……ただ、その髪の毛はなんだろう?凄く変わってるなー

まぁ可愛いからありだね

 

「う……うん!

 優、大丈夫? 何か変なところはない?」

 

ん?今、私の名前を言わなかった?

何か変なところって全部わからないんだけどね(笑)

 

「……えっと……まず……どちら様ですか?

 どうして私の名前を知ってるんです?

 それにここはどこですか? 病院に見えますけど……」

 

……失敗した?

優しそうな顔をしてる人が固まっちゃったよ

どこかで会ったことがあるのかも知れない……

 

「もしかして……以前どこかでお会いしました?」

 

「……優……オレのことがわからないの……?」

 

やっぱり知ってる人だったのか……

そりゃそうか

よく考えたら私の名前を知ってるんだしね

ここは素直に謝るしかない

 

「すみません……」

 

「……僕のこともわからない?」

 

うわぁ……またイケメンが増えたよ

さっきは見たときには気付かなかったなー

ちょっと目つきが怖い気もするけど……

でも髪の毛が黒くて頭が丸くてかわいい気がする

それに……頭に乗ってる鳥が更に可愛く思うんだよ!!

 

「……あなたもどこかでお会いしました?」

 

いや、この人とは絶対会ってないよ

だって忘れるはずないと思う

……この中で1番タイプだから(笑)

 

「……そう」

 

あ、鳥さんが私の頭の上に……

人懐っこくて可愛いなー

 

「……お前……ふざけるのもいい加減にしろよ!!」

 

「……す、すみません!!

 私……バカで……本当にすみません!!」

 

どうしよう……もの凄く怒ってる……

人の迷惑にならないように出来るだけ

誰とも関わらないようにしたのが仇となった……

向こうが私のことを覚えてるなんて思わなかった……

 

「ちゃおッス」

 

へ……?

頭を下げた私の顔の近くに可愛い赤ん坊が居た

ものすごく可愛いな……ぎゅっとしたい……

 

「……こんにちは?」

 

んーこの中の誰かの弟さんかな?

この子も覚えてないんだけど……また怒られるね……

 

「名前と年齢、今日は何日か教えてくれねーか?」

 

あ、この子とは初めましてだったんだね

 

「風早優っていうよ? 年は12歳だよ

 日にちは……明日が入学式だから4月4日だよ」

 

あ、でも寝てたから間違ってるかもしれない

点滴をしてるしここは病院だと思うし……

……間違ってる気がしてきた

だってイケメンさん達がビックリしてる顔をしてるもん

 

「僕、ちょっと待って!

 間違ってるみたいだからお兄ちゃんに聞いてね」

 

「わかったぞ

 だが、オレは僕じゃねぇリボーンだぞ」

 

小さいのにはっきり話して偉いなー

 

「ごめんね

 リボーン君、これからよろしくね?」

 

「ああ よろしくな」

 

本当に小さいのに偉い

自己紹介を最初から最後まで一人できるなんてビックリだ

 

「……お前ら、優は今から診察がある

 一度部屋から出よう な?」

 

やっぱりこの外国人のお兄さんは日本語がうまいなー

ってか、今から診察なんだね

知り合いみたいだけど流石にそれは出て行ってほしい

外国人のお兄さんの話を聞いてくれたみたい

すぐに出て行こうとしてくれるよ

……なんだろう

何か変な気がする……

 

「どうしたの?」

 

「へ?」

 

私の中で1番のイケメンさんがまた声をかけてくれたよ

まぁ目線は下を向いてるけどね

どこを見てるんだろ?

 

「……うわああ! すみません!!」

 

私は何をしてるんだよ!?

イケメンさんの服を掴んでしまった!!

最悪だ……また人に迷惑をかけてしまった……

 

「気にしなくていい」

 

「ありがとう……あ! ありがとうございます!!

 ああ! 違います!! え……えっと……」

 

大変だ!!また失敗しちゃった!!

なんでタメ口で話しちゃったの!?

それにこういう時はもうしないって言って謝るべきだよね!?

 

「嫌じゃない

 だからいいんだ」

 

「はい……///」

 

すごい……イケメンがイケメンだ……

いや、日本語がおかしいのはわかってるよ

でも照れてしまうぐらい優しいと思った……

 

「診察が終わればまた戻ってくるよ

 それまで預かっててほしい」

 

うお!鳥さんのことかと思ったら

ハリネズミさんがいつの間にか私の手の中に居た!

イケメンさんは手品が出来るみたいだね

それにしてもハリネズミさんが可愛い……

だって私の手にスリスリするんだもん♪

この子も人懐っこいし私でも少しの間なら大丈夫かもー

あ、2匹ともかも……

だって鳥さんが頭から離れる気配がないもん

 

「私でよければ……預かりますけど……

 でも私は動物を飼ったことないですよ?」

 

「遊んであげて」

 

念のためにもう一度確認したけどいいのか……

 

「はい わかりました

 えっと、この子達の名前……」

 

その前にイケメンさんの名前も知らないよ

 

「あの……お兄さんのお名前は?」

 

「……雲雀恭弥

 君が通う並盛中学校で風紀委員長をしてるよ」

 

へぇ

風紀委員長さんなんだね

それは想像できなかったなー

 

「では……私の先輩ですね!

 雲雀先輩とお呼びしてもいいですか?」

 

「……うん」

 

少し返事が遅かったよね

もしかして先輩って呼ばれ慣れてないのかな?

違うほうが良かったのかも……

 

「ヒバードとロールだよ」

 

鳥さんを見ながらヒバードって呼んだね

つまりロールはハリネズミさんだね

 

「ロールは僕が名付けたけど……

 ヒバードは……なんでもないよ」

 

……ものすごく気になるんですけど……

まぁいいか……

言いたくないみたいだしね

あ、先生が入ってきた

 

「ヒバリ君!

 私が責任をもって風早優さんの診察をさせてもらいます!」

 

「院長……頼んだよ」

 

「はい!」

 

先生は院長なんだ……

わざわざ院長に診てもらうほど私は悪いのかな?

ってか、その前に雲雀先輩に頭を下げてたけど……

まぁいいか

雲雀先輩のお父さんが経営に関わってるとかと思うしね

 




主人公視点になると……
シリアスはどこいった!?という感じになります
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