リボーンの世界に呼ばれてしまいました   作:ちびっこ

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呪いが解けて 4

診察が終わったらすぐ誰かが入ってきたよ

さっき会った髪の毛がツンツンしてる優しそうな人だ

あ、後ろにさっき居た人たちも居るよ

でも雲雀先輩は居なさそう

 

「えっと……どうだった?」

 

これは診察のことかな?

心配してくれるみたいだねー

あ、気をつけて話さないといけないよ

 

「一体何があったのかは教えてくれませんでしたが

 お医者さんの話では健康らしいです

 でも様子を見るためにしばらく入院という話でした」

 

入学する前にこんなことになるとは……

ってか、入院したらお金がやばい気がする

私のために誰もお金を出してくれないよ

あれ?その前に……どこに連絡すればいいの?

育った家とかは覚えてる

でも……住所や電話番号とかがわからない……

並盛中学校に通うために引越ししたっけ……?

……1人で……?

 

「本当に大丈夫!?

 顔が真っ青だよ!!」

 

……この人達のことを忘れてた……

心配かけてしまったみたい

後で考えることにしよう……

 

「大丈夫だよ

 少し気になることがあっただけだよ」

 

あ、また普通に話してしまったよ

気をつけてようと思ってたのになー

 

「……すみません

 このような話し方に慣れていなくて……」

 

「無理しなくいいよ!!

 オレ達はさっきの方がいいんだ!!」

 

んー本当っぽい気がする

みんな必死に首を縦に振ってるもん

 

「ありがとう

 実は凄く話しにくくて困ってたんだ」

 

いきなり崩しすぎたかなと思ったけど

みんな嬉しそうな顔したし良かったかもー

 

「そ、そうだ!

 名前を言ってなかたね!

 オレは沢田綱吉っていうんだ!」

 

「獄寺隼人だ

 ……さっきは怒鳴って悪かった」

 

……怖い人かと思ったけど違ったみたい

気にしてないって感じで必死に首を振れば

安心したような顔をしたもん

 

「オレは山本武だぜ!」

 

「私はクローム」

 

「オレは笹川了平だ!!」

 

私から聞きにくいと思ってたんだよねー

名前を教えてくれて凄く助かったよ

 

「覚えてなくてごめんなさい

 えっと……獄寺君と山本君、クロームちゃん……

 笹川さん? 笹川君?」

 

……どれも違和感がある感じがする

 

「……そうか!

 オレには風早と同じ歳の可愛い妹がいるのだ!

 名前は京子と言って風早と絶対仲良くなるぞ!!

 だから京子の兄と呼んでいいぞ!」

 

え……それは失礼じゃ……

 

「オレもお兄さんって呼んでるよ」

 

本人は全く気にせず極限にそうだって言ってるし

本当に呼んでもいいみたいだよ

 

「えっと……じゃぁ……京子ちゃんのお兄ちゃん」

 

……違和感がなかったよ

そう呼ばれて嬉しそうだしこれでいいのか……

後はツンツン頭の優しそうな人だけだね

 

「……ごめん」

 

「オ、オレの名前……覚えれなかった……?」

 

落ち込んだのが凄くわかりやすい……!!

早く誤解を解かなければ!!

 

「ち、違うからね!!

 下の名前で呼びたいって思ったんだ

 でも今まで男の子は呼んだことがないから……」

 

自分でもどうすればいいのかわからなくて……

獄寺君とや山本君は苗字で呼べたのに……

 

「オレは……名前で呼んでほしい」

 

うわ……まっすぐな目をしてる……

私をそんな目で見る人は初めてかもしれない……

本当に呼んでもいいのかなぁ……

あ、ロールが私の顔を見て鳴いてるよ

私を応援してくれてるのかも……

 

「ツ、ツナ君!」

 

……言っちゃった!!

少し恥ずかしかったけど……

ツナ君が笑ってるから私も嬉しくなるね

 

「ふふ なんか楽しいね」

 

みんな優しそうな人だからかな?

凄く気分がいいかもー

 

クピッ

 

「どうしたの?」

 

ロールが私を見ずに鳴いたよ

ヒバードは私の頭から離れちゃったし……

ダメじゃん!!逃げちゃうよ!!

 

「待って!!」

 

慌ててベッドから降りればみんなが声をかけてる

もしかして心配してくれてるのかも……

でもヒバードが逃げちゃったら大変なんだ!!

みんなが部屋に入ってきてドアが開いてるし……

 

「うわっ!?」

 

病室から出ようとしたら目の前に人がいた!

もう少しでぶつかるところだった……

 

「す、すみません!!」

 

「僕は大丈夫だよ

 それより……どうしたの?」

 

……この声は

 

「雲雀先輩!

 そのヒバードが……」

 

あ、雲雀先輩の頭の上に居た……

ご主人様が戻ってきたから飛んでいったのか……

あれ?雲雀先輩に腕を捕まえられて引っ張られてるよ

ベッドの前で離されたし寝ろってことかも……

 

「……君達は何をしてたの?」

 

「す、すみません!! ヒバリさん!!」

 

「ツナ君達は悪くないです!!

 私が目を離したせいで……すみません……」

 

私がちゃんと面倒見てなかったから悪いんだし……

……ん?なんか静かになった気が……

 

「……かわってねー」

 

何が?獄寺君がつぶやいたけどよくわからないね

 

「はぁ……君達は出て行きなよ

 君達がいれば優は安静に出来ない」

 

「ああ!?」

 

「それはねーんじゃねーか? ヒバリ」

 

「そうだぞ!

 オレ達は風早の見舞いに来てるのだ!!

 極限に命令される筋合いはない!!」

 

だ、大丈夫かな……

急に空気が悪くなった気がするけど……

 

「君達がしっかりみてなかったせいで

 もしこれが外れたらどうするつもりだったの?」

 

これって何だろう?あ、点滴か……

いや、流石に点滴してるのは忘れないよ

追いかける時にしっかり持ってたし……

 

「……も、元々はテメーの鳥のせいだろうが!!」

 

ど、どうしよう……

凄い空気が悪くなった!!

 

「獄寺君、落ち着いて

 みんなも今日は帰ろう

 優、明日また絶対来るね!!」

 

「へ? あ、うん」

 

凄い……ツナ君のおかげで空気が良くなったよ

 

「だけどよ ツナ」

 

「みんな今日は帰ろう」

 

「……わかりました

 おい 行くぞ 10代目が言ってるんだ」

 

「極限になぜなのだーー!!」

 

うわ……獄寺君が京子ちゃんのお兄ちゃんを

引っ張って出て行ったよ……

大丈夫かなぁ……

 

「……またね」

 

うわー!!なんて可愛い子なんだ!!

ちょっとほっぺたが赤くて言うなんて!!

 

「クロームちゃん! またね!!」

 

「うん!」

 

やばい……

今のは可愛すぎるよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日また優に会いに来よう

 

「獄寺君、ありがとう」

 

「気にしないでください」

 

「極限なぜなのだ!! 沢田!!」

 

お兄さん……やっぱり怒ってる……

 

「記憶喪失の話を聞けば……

 優とヒバリさんは元の関係に戻れないかもしれない……」

 

優は絶対気にすると思うんだ……

特にヒバリさんに対して……

 

「明日……話すってオレが決めちゃったから……

 今日は2人にしてあげたほうがいいかなって……」

 

「「「…………」」」」

 

みんな何も言わない……

やっぱり優はヒバリさんのことを気にすると思ったんだ……

 

「ヒバリさんは気にしてほしくないと思ってるはずです……

 だから2人が普通に話せたということが必要な気がして……」

 

それにオレ達がヒバリさんは気にしていないって

言えば言うほど優は気にしちゃうと思うんだ……

2人のことには手を出せない……

 

「ヒ、ヒバリィーーー!!」

 

「バカ!! どこ行くつもりだよ!!」

 

よ、良かった……

急にお兄さんが叫んで走りそうだったのを

獄寺君と山本が止めてくれたよ……

 

「先輩、落ち着いてください!!」

 

「は、離せ!!

 風早は何も悪くないが……

 このままではヒバリが辛くなるかもしれんのだぞ!!」

 

「だから今、2人にさせたんだろうが!!」

 

「そうだが……そうだが……納得いかーん!!

 オレにも何か出来ることがあるはずだぞ!!」

 

オレも……納得できない……

もし2人がこのことで別れることになるったら……

獄寺君と山本も絶対納得しないよ……

だから優とまだ話したかったけど譲ったんだ……

 

「……ヒバリさんを信じましょう

 オレはそれしか思いつきません……」

 




ツナ君視点をどこに入れるか悩んでました

うーん……これは私だけかもしれません
記憶を失っても友達だった人とならまた友達になれる気がして
恋人だった人とは元の関係に戻れないと思いました
そして友達にもなれない気がしました
これは恐らく人それぞれに違うと思います
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