ん?ここはどこだ?
ベットかー
神様って結構優しいねー
急にどっかに落とされると思ってた
そういえばアルコバレーノのおしゃぶりが
飛んでくるんだったっけ?
窓をまず開けよう
“ふわっ”
おお!すごい飛んでくるっていっても
私の目の前でとまってくれたー
ってか飛んでくるのはやすぎ…
んーまずここはどこだ
見た感じ、ベット、窓、クローゼット、
勉強机、化粧台、ドアか・・
まずはこの部屋を出てみるかー
ガチャ
「ひろっ!!」
うわー…1人なのに叫んでしまった……
とりあえず扉を開けまくろう
2LDKか…一人暮らしには十分すぎる……
さっきの部屋は洋室だったのに
もう一個は和室とかすごい……
ってか家具もほとんどあるし!!
それも一軒家っぽいし……
とりあえずリビングに座ろう
あれ?なんか紙がある
『優へ
無事着いたみたいだなー
ここはお前の部屋だ
まず先にアルコバレーノのおしゃぶりの袋を
置いておくから入れてくれ
これでばれないぞ』
おぉ!神様すること速い!
『入れたよな?
まずおしゃぶりは首からかけること
といっても身体から離れないぞ』
そういや原作でもみんなついてたか…
邪魔だけどしょうがない
呪いがないだけましか
『次、この部屋は自由に使ってくれ
大体のものは揃ってるはずだ
服も勝手に用意したから
気に入らなかったり足りない場合は買ってくれ
通帳やハンコもおいてるから使ってくれ
1億あるけど足りない場合は言ってくれ』
いやいやいや…そんなにもいらないよ…
『家賃とかは気にしなくていい
こっちでしてるから』
気前よすぎでしょ……
『武器なんだが短いと言っても
邪魔だと思うからネックレスにしたぞ
“発動”と“解除”で武器になるから
まぁ未来では匣になると思うが・・
これも横に置いている』
うわー…すごい……
ただの十字架のネックレスにしか見えない
チェーンが長いのは制服から見えないようにしてるのか……
『学校生活については
さっき寝ていたところのクローゼットの中に制服がある
勉強机に鞄や学校に必要なものを
置いてるから確認してくれ』
ふむふむ
『学校には歩いて5分もかからない
地図も一緒に置いておくから確認してくれ』
超親切!!
『後、明日から学校だから
登校時間は8時半まで
授業開始は8時45分
遅れると……まぁわかるよな』
咬み殺されますよね…
『明日は入学式だから
もちろん1-Aになるはずだ
さっきも言ったが
わからなかったり何かあったら念じてくれ
神より』
すっごい親切!!
びっくりした……
明日のために一回学校の前まで歩いて道を確認しよう
トコトコトコ
ちかっ!!
漫画と一緒だ!!
まぁ門の外から見るだけだけどねー
「ねぇ君なにしてるの?」
………この人ってあれだよね……
例の学校好きな人だよね…
一番好きなキャラだけど……
なんで一番最初に!?
「え?私ですか?」
よし間違ってないはずだ
「そうだよ」
「明日ここに入学するんです
引っ越してきたばっかりだったので
道を確認してきたんです!」
よし、これで問題ないだろ!
「ふうん」
よし!興味なさそう!
まだ学校にも入ってないのに
咬み殺されたくはない!!
群れてないし大丈夫だよね……
「入ってみるかい?」
ええええ!?
ちょっとまって何でそんな方向になった!
「え? いいんですか?」
「僕がいいっていったらいいよ」
そうだよね…
雲雀さんだからね……
「はぁ…?」
「行くよ」
「あ、はい」
えーどうなってるのー……
もしかして前の日から見に来た
=学校好き?って思われた?
雲雀さんって学校大好きだし……
でも、なんでだ!!
とりあえず、後ろについて歩いていたら
うわー…漫画と一緒!
絶対、私は目がキラキラしてるよ!
ってか、後ろについて歩いてるだけなんだけど
説明とかなし!?
いや、話しかけられても困るんだけど……
「君は風早優だよね」
えええ!ちょっと待って
なんで私の名前知ってるの?
風紀委員怖っ!!
個人情報関係ない!!
ってかもう入学してくる人の名簿覚えたのー
「ええ! 何で知ってるんですか?」
よし、これで完璧!
あれ?無視された!!
まぁ…いいや……
「ここが君の教室だよ」
うお!そう来たか!!
ってかクラスまで覚えてるのー
「ええ!そうなんですか!?
1-Aなんだぁ……」
知ってたよ……知ってたけども
ってか私うそつくの上手だ!
雲雀さん気付いてないし結構完璧!
自分でもびっくりだ!
って油断したら咬み殺される!!
気をつけなければ……
なんていう緊張感なんだ……
いや、そんなことよりせっかく1-Aに入ったんだ
見まくろう!!
きゃー漫画と一緒だ!
うー……こんなことだったら
死ぬ前にもう一度読みなおせばよかった・・
詳しく覚えてないよーーー
「……そろそろ行くよ」
「あ! はい」
おー無事にミッションクリアっぽい
校門まで戻ってきた!
あー…いつかボロ出しそうだし名前聞いとこうかな
知らないのに雲雀さんっていいそう
いや、雲雀先輩のほうがいいのか?
「じゃあね」
「あ! ちょっと待ってください!」
いや、じゃあねって言ったんだから
ここは流しても良かったのでは・・
名前なんてどうせすぐ噂で流れてくるのにー
「あの……先輩のお名前は?」
「………雲雀恭弥」
「ありがとうございます! 雲雀先輩!
おかげで明日から学校がもっと楽しみです!」
自分でも言うのもなんだけど
学校好きアピールしてしまった!
「そう」
おー今度こそミッションクリアだ!
よし、学校に入るまで見ておこう
ってか…やっぱかっこいい……
咬み殺す恐怖がなければだけど
お!入ったね!
とりあえずもう一度頭を下げて帰ろう!
いやー原作に思いっきり関わるって聞いてたけど
まさか……原作始まる前にこんなことになるとは…
やっぱりここの世界に呼ばれてきたからかな?
まぁ、いいかっ!
おなか減ったしご飯作って
明日のために寝よ!
~アリア~
ついに私の元から風のおしゃぶりが飛んで行ったわ
この情報はみんなにも送ったけど…
風のアルコバレーノのことは全くわからなかったわ……
いつか会えるかしら………
神様は超親切です
ちなみに雲雀さんは全員の名簿覚えてませんよ