よかったぜ……
ツナ達は問題ないとは思っていたが……
オレが独断で話をしてもし何かあった場合…
優にしょうがないと笑顔で言われるのが1番堪える……
そしてオレを守るために怒った恭弥を必死に止めるはずだ
それがまた堪えるからな……
「復讐者が持ってきた鍵はもう1個あったはずだぞ
知らねぇのか?」
「そういえば……
優に被害が来るって言ってた…」
「……ああ
アルコバレーノの力を制御されたみたいで
使うと副作用で倒れるみたいだぜ……」
「なるほど……
それで様子がおかしかったのか……」
「ああ
体調が完全で5分らしい」
「かなり短いな」
「ああ
強制的に倒れるらしいから滅多に使えないんだ」
さっきの優の様子……
使った後に必ず誰かが優を守れる状況じゃないと下手に使えない
当然、使った優が1番わかったと思うが……
「さっきはツナ達を守るために使ったんだな」
「あのバカ……」
「それでディーノさんは急いでたんですね」
「ああ
急がねぇと恭弥が飛び出しそうっていうのもあったけどな」
「「「確かに……」」」
今までにもそういうことがあったのか……
それに恭弥のことだ
優が気付いていないところで何かしてそうだぜ……
「普段はどうなんだ?」
「人1人を浮かせる位の風を操れるみたいだ
そして天気とかに左右されるらしい」
風を生み出す場合は術士と同じで集中力などを鍛えればいいが…
自然の風を操る場合は少し違う
これは優にしか感覚がわからない……
今回の戦いに向けてオレはアドバイスが出来なかった……
「……わかったぞ
だが、優はなんでヴァリアーと知り合いなんだ?」
「そ、そういえば…………」
「イタリア旅行行った時に
ベルフェゴールに拉致されたらしい」
「「「「はぁ!?」」」」
……気持ちはわかるぜ
オレだってそんな繋がりとは思わなかった……
「拉致されて姫って呼ばれて
スクアーロとルッスーリアのおかげで
無事日本に帰れたらしいぜ」
「そ、そういえば……イタリア旅行に行った時
いろいろ巻き込まれて大変だったって言ってたね……」
「ああ……」
「その時に1泊世話になったから朝ご飯作ったらしい」
「あのバカ! 拉致された癖にご飯作るなよ!?」
獄寺からも言ってくれ……
オレも話を聞いた後で言ったが
さっきの様子だと全く反省してないんだ……
「極限律儀でいい奴じゃないか!!」
……頼むからそれは優には言わないでくれ
「ボス……犬と千種にも弁当作ってくれた……」
「「「…………」」」
……骸に黙ってもらうかわりに作ったと考えよう
そうしなければ説得できる気がしない……
このことは後で優に聞くとして
優が自らヴァリアーにばらしたわけじゃないと伝えないとな
「フードかぶってたから気付かれると思わなかったし
街中でスクアーロと会ったり戦った時は
どうしようかと思ったって言ってたぜ」
「それもそうですね……」
「ああ
まだ他にもあるぜ」
「まだ何かあるんですか?」
「晴戦の後にまたベルフェゴールに
拉致されてヴァリアーで1泊して
スクアーロとベルフェゴールの朝ご飯作ったらしいぜ」
「何してんのーーー!?」
「XANXUSに殺気向けられたり
いくら敵って説明しても聞いてもらえないし
戦って逃げて怪我させると失格とかになるのか
いろいろ悩んだって言ってたぜ」
「あいつ……本当にバカじゃねぇのか……?
お人好しにも程がある……」
「「「確かに……」」」
会ったことがないバジルにまで言われてるぜ……
「優らしいじゃねぇか
今までの全ての行動は全部理解出来たぞ」
「う、うん……
優だったらありえそうだね……」
「10代目……
納得するオレもバカな気がしてきました……」
「ハハッ
やっぱ風早らいな」
……納得するのか……
今まで優は一体何をしたんだ……
「……優は…ディーノさんには正体バラしたんですね……」
ツナと優はかなり仲が良いらしいからな……
優が怖かったと言っても自らオレに正体をばらしたなら
ツナにも話してほしかったと思ったんだろう
「違うぜ
優はオレにも隠すつもりだったんだ」
「そうなんですか?」
「ああ
オレと恭弥のためにバラしたんだよ」
「どういうことです?」
「オレが無理にフード取ろうとして
右手にロープで拘束しちまったんだ」
「「「「え!?」」」」
「じゃぁ恭弥が怒っちまって……
武器がないオレをかばって恭弥の攻撃を受けたんだよ」
「ヒ、ヒバリさんの……?」
「まぁ風の盾を右手に集中してたから無傷だったんだけどな
恭弥がオレの前では心配出来なくて帰るって言っちまうし
試合会場は学校だし困ってしまってな」
「それでディーノさんに正体教えたんですか?」
「ああ
優のせいで恭弥の楽しみを奪いたくないから
っていうのも強かったんだろう」
「ディーノ、嵐戦でヒバリが暴れた理由の
1つは優が原因か?」
「そうなんですか?」
……全く勘が良すぎるぜ
「……ああ
雷戦終わった後にオレ達のところにきた時に
泣いちまってな…………」
「なるほどな
だからヒバリを止めれたんだな」
「ああ
恭弥は優がそんなこと望んでないのを知ってるからな……
だから話を聞いた後に優を気絶させて
学校に向かったりしてこっちは困ったぜ」
「そんなことがあったんですね」
「ああ
恭弥は優のことだけは心配性だからなー
ツナ達も聞くと笑っちまうぜ?」
「なんですか?」
「絶対怪我するなって約束を無理矢理したらしい」
「「「え!?」」」
「修行中に恭弥は怪我とかする癖に
優にはするなって言うんだぜ?笑うだろ?」
「「「「確かに(笑)」」」」
まっこの約束はなくなると思うけどな
恭弥の約束を守るためにも制御をといたのもあるはずだからな
約束を守ることを1番に考えて
何度も優が倒れる姿は見たくないだろう……
「さて、オレは優の様子をみてくるよ
お前らはもう寝ろ」
「で、でも……」
「今、大人数で行けば恭弥に咬み殺されるぜ」
それに優も必ず無理をして元気を出すと思うからな
「……そうですね
ディーノさん伝言を頼めますか?」
「任せろ」
「この戦い終わったらまたみんなで遊びに行こうって
伝えてくれますか?」
「もちろんだ
ちゃんと伝えるよ」
「お願いします」
主人公の性格はツナ君、獄寺君、山本君はわかってますからね
変に納得しましたw
クロームちゃんと京子ちゃんのお兄ちゃん
バジル君の会話を入れたかったんですけど・・
そこまで仲良くないんでねー。入れれませんでした