「はぁ……はぁ……助かったよ
選ばれし者を連れてきたんだね」
「当然だぜ♪」
私がいるからか……もうすぐ30分近い……
獄寺君と山本君が間に合わないかも……
“クロームの解毒……”
「してもいいけど交換条件があるね」
やっぱりそう簡単にはいかないか……
“なんだ……?”
「もし僕達がリングを全部集めた時に
抵抗せず指にはめてもらうよ」
“僕が今だけ返事して……
指にはめないかもしれないぞ”
「出来れば君には傷つけず仲間になってほしいけど
その場合は仕方がないね」
無理にでもはめるってことか……
別に私は五体満足じゃなくていいしね……
“わかった……約束する”
「しし♪ やったぜ♪」
カチッ
“クローム……?”
「……ヴェント……?」
良かった……
私のことがわかった……
血色が悪いって言われても動くしかねーだろうが!!
ったく……てめーもヘロヘロな癖に……
「おい! やべぇぞ! 30分すぎるぞ!!」
このドアを開ければすぐだ!
ガラッ
「ポールが……!!
どーなってやがる!!」
倒れやがる!
それにやべぇ……見当たらねー!!
「ドクロはどこ行きやがった!」
「こっちこっちー」
ドクロが拘束されてる!?
だが、顔色は良さそうに見える……
「王子って優しいー解毒してあげたぜ♪」
「な!? なんでおめーらがドクロの解毒を……」
「ムム
こっちにも都合があるのさ」
こいつら何を考えてやがる……
ぜってぇ何かわけがある……!?
「ヴェント!? 大丈夫か!!?」
ヴェントは拘束されてねーがぐったりしてる……
あいつ相当やべーんじゃねーのか!?
“僕のことはいい……クロームが……”
だからなんでいつもてめぇのことを後回しにするんだ!
「おまえ達の持つリングをわたしてもらおうか
さもなくばこの女の皮をはがされ
むごい死に方をするよ」
「ふざけんじゃねぇ!!
そんな安っぽい手にかかると思ってんのか!?」
「誰だと思ってんの?オレらは暗殺部隊ヴァリアーだぜ
殺しにおいてはウソはナッシング」
こいつらは殺すことに躊躇はしねぇ……
「きったねーぞ……
リングをわたした所でドクロを解放する
つもりもねーんじゃねーのか?」
「信じるもしんじないのは自由だけど」
「くっ……そーーー」
打つ手がねぇ!
「しょーがねー……リングを渡すしかないみてーだな
オレ達がもつ雨・雲・嵐のリングで交換だ」
山本……少しはやるじゃねーか
晴のリングさえこっちに残っていれば揃うことはねぇ!
「しし♪ おまえの刀のリーチには入んないぜ
その距離からそっとリングをころがしな」
「同時にだ」
「てめぇらはドクロをこっちに寄越せ!」
「うわー生意気 しょーがねぇな
じゃーせーの」
よし!クロームを押したぜ!
これで反撃だ!
「わたっ」
なっ!?山本こけるなよ!?
「時雨蒼燕流攻式三の型 遣らずの雨」
「足で……刀を!?」
やるじゃねーか!
ベルフェゴールの肩に当たったぜ!
「動くな! 形勢逆転だな」
「……やはりタダモノではない連中だ
警戒しておいてよかったよ」
……なにを言ってやがる!?
「体育館に踏み入れた時から君達は僕の世界にいたのさ」
「なに!?」
「幻覚か!?」
「マーモンしかいないだと!?」
風早、ドクロもベルフェゴールもいねぇ!
おい……奴の目的はオレらの足止め……
風早はもう10代目のところに向かってるのか!?
「君のその手さっきから気になってたんだよね」
「なっ」
やっべ!
オレが晴のリングを持ってることに気付いていたのか!?
「しまっ……!!」
「やっぱり全部持ってたみたいだね
さてここで死んでもらうよ
自分の想像力によってね」
「うわああ」
このままだと……殺られる!?
「極限太陽!!!」
なっ!?
「外から!?」
「ムギャ」
なに起きたかわかれねーがあの術士を倒せそうだ!
……オレ達もやべーじゃねーか!
体育館の天井がつぶれるぞ!
・・・・・
死ぬかと思ったぜ……山本は!?
「大丈夫か!!?」
「一体何だ……?
体育館ごとふっとんでる……」
「マーモンは!?」
消えたのは見えたが……幻覚かもしねれぇ……
「お前は!!」
笹川兄!?……ドグロ!?無事だったのか!
「ま……まさか今の一撃って!」
「まどろっこしいのは嫌いでな
ドクロは体育館の外で縛れてたぞ」
外に縛られたのか……
やっぱりあいつらの狙いはオレ達の足止めだ!
いそがねーとやべぇ!
主人公がいることによって山本君と獄寺君の会話が増えたので
クロームちゃんの解毒が間に合わない可能性が高くなってます
で、ベルは怪我していますし主人公を運ぶこともあるので
マーモンに任せてクロームちゃんを縛って
先にXANXUSのところに向かってます
幻覚をみせてるのでリングを全部持ってるとわかると思うので
獄寺君達のウソはすぐ見破られると思います