蒼穹のファフナー Benediction   作:F20C

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新年あけましておめでとうございます。
年明け一発目の更新になります。


かなり遅くなってしまいましたが、ファフナー2期、終わっちゃいましたね。
こっちはまだアニメ1話にも差し掛かっていないのに・・・

最終回は1時間くらい使って欲しかったですが、
まぁ続編に繋がるような終わり方でしたので、期待しておきます。

今回はシュウ視点のみです。
ちょっといつもより短めかも・・・




Clover Days -Ⅱ-

太陽が完全に沈みきり、夜の時間に突入したこの時間。

人によっては一日の終わりを感じホッとするかもしれないし、また人によっては夜の闇を不気味がるかもしれない。

俺にとっては、茹だるような暑さからの解放という意味で歓迎すべき夜なのだが、胸の内を表現するのであれば、若干の寂しさというか、疎外感のようなものが片隅で鎌首をもたげるといったところだろうか。

 

原因はまぁ…些細な事ではあるが、今日も今日とて芹の研究の手伝い、と言ってもデータ整理や解析用ツールの作成を行っていただけなのだが、ともあれ小難しい研究に没頭する彼女の力になるべく、粉骨砕身頑張っていたわけだ。

日も暮れてきたところで今日はもう帰ろうかと、芹に帰宅を促してみたのだが、彼女はもう少しキリの良い所まで作業を進めたい且つ、少し自分一人で考えてみたいとやんわりと断られてしまったのだ。

 

待つという選択肢もあったが、小難しい資料を真剣な眼差しで見つめる彼女を見て、これは居たほうが邪魔することになると思った俺は、素直に退散することにして、今に至るわけだ。

 

 

「自分勝手になったもんだな俺も」

 

 

なんだか、研究に芹を取られてしまったような気分になって、自己嫌悪からそんなことを呟いてしまう。

独占欲……と言えばそうなのだろうが、芹の研究は島のコア、乙姫のためのもので、引いては竜宮島全体のためのものだ。

俺個人の独占欲が、それを邪魔していい道理はないだろう……が、それでもやはり俺も人間だということなのか。

 

いやしかし、昔と比べると自分の欲求に対してかなり素直になった自覚がある。

それが良い事なのか、悪いことなのか……俺にはよく分からなかったが、それでも里奈達には未だに『遠慮しすぎ』と言われてしまうが。

 

小さく苦笑しつつも歩みを進め、俺はとある場所に到着した。

『堂馬食堂』という、その名の通りの定食屋。

友人の堂馬広登の実家でもあるその店の暖簾をくぐり、戸を開ける。

 

 

「こんばんわー」

 

「いらっしゃーい……って、修哉くん? あらあら、珍しいお客様」

 

 

出迎えてくれたのは、広登の姉の堂馬 舞さんだった。

まぁ、看板娘なわけなので、当たり前といえば当たり前だが、ここに来るのは久しぶりなのでややご無沙汰していた人だ。

 

広登の姉……と言われると、どこか天然の入っている人だが、落ち着きのない広登と足して二で割ればちょうどいいくらいか。

姉弟というのは、いい感じでバランスが取れるものということだろう。

 

 

「どうも、舞さん。ちょっと軽く夕飯をと思って」

 

「あらそうなの……あ、ちょっと待ってて、だったらヒロちゃんも呼ぶから」

 

 

言いながら、舞さんは自室に居るのであろう広登を呼びに行ってしまう。

俺は適当な席に座らせてもらい、広登が来るのを待つことにする。

 

どちらかと言うと大衆食堂に分類され、お酒も出すし、ガッツリ系な食事もありな食事処として『楽園』とは違う路線でニーズを獲得していた。

舞さん的には、一騎先輩という最強戦力を得た喫茶『楽園』には危機感を覚えているようで、偵察のようなことをしているらしいが、その頻度は多いそうで結果的に向こうの売上に貢献してしまっているそうだ。

舞さんの渾名、『ドンマイ』さんというその呼び名は、そういった一面を見てもしっくり来すぎてしまう。

 

 

「おや、修哉くんじゃないか。珍しいね、君がこっちに来るなんて」

 

「あぁ陣内さん、こんばんわ。いや、今日はちょっとありまして……一人分の食事作るのも面倒だったんでフラフラっと」

 

「そうだったのか。いや、いつもなら芹ちゃんと一緒なのにどうしたのかと思ってね」

 

「はは……研究の方に取られちゃいましたよ、フラれました」

 

 

と、先客として既にお酒が少し入っている陣内 貢さんから声がかかり、俺は苦笑しながら答える。

一緒にいる大人の人達もそうだが、この人は溝口さんの部下。

一仕事終えて一杯やりに、と言うところだろうが、既に顔がほんのりと赤いところを見ると、そこそこの量のお酒を開けているのだろう。

 

 

「『取られる』かぁ~、いやはや良い相手がいるっていうのはほんと羨ましい限りだよ……」

 

「ほんとそうっすよねぇ……あぁ…俺たちの春はいつになったら来るんだか…」

 

「と言うか、修哉くん……いや、修哉大先生はあの芹ちゃんをどうやって落としたんだい? おじさんたちに話してご覧、んん?」

 

「そもそも、いつ結婚するんだい! さっさと結婚しろよランキング in 竜宮島で堂々の第三位に入っているんだよ君達は!」

 

「あ、いやえっと……」

 

 

訂正しよう、完全に出来上がっていらっしゃるようだこの大人たち。

陣内さんの言葉に呼応するように、お酒を片手に次々と声を上げるむさ苦しい兄弟諸君。

 

というか、さっさと結婚しろよランキング in 竜宮島ってなんだよ……

またいつの間にか妙ちくりんなランキングに巻き込まれてしまっているようだ。

まぁ、こういう絡み方もこの食堂ならではかと思うのだが。

 

ともあれ、どうやって落としただの、結婚はいつだの、中々答えに困ることをリクエストされてしまったものだ。

……というわけで。

 

 

「俺はその………昔から好きだったってだけで。いろいろあってそれに気が付いて、芹も同じ気持ちだって分かって……気が付いたらそうなってました」

 

「「「………」」」

 

「結婚は……成人したら直ぐしたいと思ってます。まだ芹には何も言ってないですけど……」

 

「「「……………」」」

 

「って、あれ?」

 

 

聞かれたことにそのまま答えてみたのだが、気が付けばさっきまでノリノリだった大人たちが一斉に黙りこんでしまっていた。

というか、よく見ると正期が抜けた顔になっている。

さっきまでお酒が入ってテンションマックスだったというのに、この落差は一体何が原因だというのか。

一瞬、何かの外的要因があったのかとも思ったが、右目にはそれらしい反応や兆候は一切ない。

 

そんな感じで、俺が一人で戸惑っていると、固まってしまっていた大人たちの一人が、ポロポロと涙を流しながら苦しげな声を上げ始めた。

 

 

「う……うぅ……眩しい……俺みたいな心が汚れちまった奴には眩しすぎる……!!」

 

「というかさ…!ここは恥ずかしながら『やめてくださいよぉ』みたいな感じで有耶無耶にして……いや、何も言うまい…!」

 

「過ぎ去り日の青春……俺にもこんな青春が、青春が……………いや、無かったわ……どこのどいつだよ!人生誰しも一度はモテ期があるとか抜かした奴は!!」

 

「俺だってさぁ! ホントは幼馴染といい感じの関係になってさぁ! 周りに『早く結婚しろよ~』とかからかわれて、『アイツとはそんなんじゃないっての、ただの幼馴染だっての』とか言ってみたいんだよおぉぉぉ!!」

 

 

うわぁ……素で答えただけなのだが、なんだか大変なことになってしまった。

大の大人たちが酒を煽りながら、大粒のナミダを流しながら嘆いている姿を目の当たりにして、なんだか物凄く悪いことをしてしまった気分になる。

というか、陣内さんまで泣いてるし……

 

そんな感じで、酔っ払いながら咽び泣く大人たちから少し距離を取り、舞さんと広登を待つ。

ややあって、また新しい番組のアイデアを考えながら寝落ちしていたらしい広登が、舞さんに背中を押されながらやって来る。

 

 

「おー…修哉……珍しいな、こっち来んの」

 

「今日は遠見先輩と暉が同じシフトになる貴重な日らしいからな。気を利かせてみた」

 

「そういうことか。ま、いいや。取り敢えず、軽めの料理でいいか?」

 

「あぁ。ていうか、眠そうだなお前…」

 

「新しい番組の構想練ってたら寝るの忘れてた……ふああぁ~…」

 

 

あくびを噛み締めながら、親父さんに軽めの料理を頼んでくれた広登は、そのまま俺が使わせてもらっているテーブルの対面に座る。

やはりと言うか何と言うか、こいつの頭の中はアイドル活動でその殆どのリソースが使われているようだ。

まぁ、それが第二種任務になっているのだから、島と本人でWinWinの状態ということで何の問題もないのだが。

 

ややあって、舞さんが運んできてくれた料理に箸をつけつつ、漸く脳がスリープモードから復帰したのか、広登が思い出したように口を開く。

というか、この魚のフライ旨いな、今度真似してみよう。

 

 

「聞いたか?芹のパイロット適正値、また下ったとさ……まぁ、下がったって意味じゃ俺もそうだけどよ」

 

「聞いたよ。まぁ、成長していくにつれて低くなるって聞いてたから、個人差はあれど誰だって下がるんだろ」

 

「とか言ってる割に、お前は変動なしって聞いてっけど? 修哉は成長しねぇなぁ、ピー○ーパンかよ」

 

「うっせぇ」

 

 

パイロット適正値の話は芹から聞いていた。

広登の言うとおり、別に芹だけがと言うわけではなく、2年前と比較すれば広登や里奈、暉だって大なり小なり下がっている。

あいつの適正値の下振れ幅が、俺達世代では最も顕著だというだけの話だ。

 

が、唯一、俺の適正値だけは2年前から変化なし。

今までのんびり、強制省エネ運転で生きてきたお陰なのかは分からないが、遠見先生から見せてもらった数字は淡々とその事実を告げていた。

 

 

「今まで省エネで生きてきたからな、その分の貯金だ」

 

「まだ、いやこの先もファフナーに乗るつもりなのか?」

 

「乗るよ」

 

「……お前は今すぐ引退したって誰も文句言わねぇと思うぜ? つか、いい加減降りて芹を安心させてやれよ」

 

「それを言うなよ……俺にとっては急所もいいとこだ」

 

 

ホント、広登は俺の急所をピンポイントで突いてくる。

俺が未だにパイロットをやっていることに対して、芹が表面的には反対こそしていないが、よく思っていないことくらい理解している。

俺がそうであるように、出来れば今すぐ降りて欲しいと思っている。

 

広登もそれを分かっているからこそ、今のような言い方をしたのだろう。

 

 

「だったら尚更だろ。2年前にあんだけ頑張ったんだ、後はのんびり暮らせば」

 

「それでも乗れる限りは乗るさ。俺はもう、2年前に残りの命の使い方決めちゃったしな」

 

「……はぁ~~~~。変なとこで頑固ったらねぇよなぁ、お前って」

 

「これについては妥協も譲歩もなしだ。あと、付け足すと死ぬつもりなんて欠片もない」

 

「当たり前だろ。また昔みたいなバカなこと言おうとしたらぶん殴ってるとこだっつの」

 

 

広登が完全に納得はしていないも、一先ずは俺の言い分に理解を示してくれたことに小さく安堵する。

もう二度と、いなくなるために戦うことはしない、自分からいなくなろうともしない。

それでは、2年前に芹の前でした約束を守れない。

 

自分だけのために戦うことも、自分だけのために命を使うことも、もう許されない。

もう、俺の命は俺だけのものではなくなってしまったのだ。

 

 

「俺はパイロットとしてだけじゃなくて、一人の人間として、芹のことを幸せにしたい」

 

「あ~!もう分かった分かった!!ご馳走さん、精神的に腹一杯だっての! と言うか、お前って偶に何の迷いもなくすげぇ事口にするよな!」

 

「そうかな?」

 

「そうなんだよ! つか、俺に対してそこまでストレートにってのがまた……まぁ、だからこそ納得も出来るんだけどよ」

 

 

深い溜息を吐きながら、茶碗大盛りの白米をかき込む広登。

俺にとってはいつも考えていることを言葉にしただけだけど……いや、でも多分広登が言うのであればそうなのだろう。

ただ、広登が認めてくれているということが、その理由を敢えて口にすることはしないが、俺にとっては何よりも嬉しかった。

 

ちらっと後ろに目をやると、さっきまで苦しげな様子で酒を浴びていた大人軍団が屍と化し、死屍累々の様相を呈しているが、そこはスルーすることにした。

 

 

「ともあれ、それがお前の一番やりたいことってことなら、また戦うことになったとしても、生き残らないとな」

 

「あぁ。その時は、この右目ももっと役に立つ。大丈夫さ」

 

 

言いながら、俺は右目に手をやっていた。

若干癖になりつつあるこの仕草だが、それを見た広登がまた少し何かを言いたげな表情になる。

 

それに対して、俺が視線で先を促すと、広登は空にした茶碗をテーブルに置いた後、口を開く。

 

 

「なぁ、右目の…義眼の瞳の色、青のままでいいのか? 遠見先生に頼めば色くらい……」

 

「お洒落だろ? オッドアイだ」

 

「そういう問題じゃないっての」

 

「………失くしたことを忘れないようにしてるだけだよ、これは。まぁ、俺なりのケジメと戒めだ」

 

 

この2年で右目に収まった義眼は、完全に俺に体に馴染んでいた。

天気予報なんておまけのようなもの、その気になれば、ことファフナー戦において、この義眼が大きなアドバンテージになるよう訓練だってした。

この目を使えば、2年前以上に沢山のことが出来る、沢山の人を、何よりも芹を守る事が出来る。

 

奪われたくなければ、守るしか無いのだ。

その為に出来る努力は何だってする。

 

そんな思いを胸に、時間を掛けてこの右目を自分のものにしていった、自身のアドバンテージにしていったのだ。

しかし、その時間と共に、俺が本物の右目を、姉ちゃんを失ったことを過去のことにしてしまわないか、それが怖かった。

 

遠見先生からも、瞳の色は変えられると聞いているが、それをしてしまえば、この右目は偽物から真に迫ってしまう。

それは右目の喪失を、引いては姉ちゃんを失った喪失感を薄めてしまいそうで躊躇われたのだ。

 

そういった意味合いでの、『ケジメ・戒め』。

正直言って、ただのセンチメンタリズム、エゴも良いところではあるけれど。

俺にとっては、あの喪失感をなかった事には断じて出来ない、忘れることなんて出来ない。

 

忘れてしまった時に、またその喪失感を叩き付けられるような事が起きるような気がして。

 

 

「右目の傷も、右目そのものも、もう今の俺の一部だ。そう簡単に俺自身を変えるつもりはない」

 

「……そうか」

 

「あぁ……」

 

 

それっきり、広登は俺の右目のことに追求はしてこなかった。

俺の個人的なエゴではあるものの、そこに理解を示してくれた広登に感謝しつつ、俺は広登に遅れること約五分、漸く茶碗の中身を空にした。

 

気が付けば、時刻は既に22時を少し回ってしまっている。

大人軍団は……うん、もう駄目だ、完全にやけ酒して酔い潰れている。

 

 

「ヒロちゃーん!陣内さん達復活させるの手伝ってー!」

 

「あーもう分かったよ、ねーちゃん! 悪ぃ、修哉。ご指名入っちまった」

 

「………いいさ。俺ももう食い終わったし、会計済ませて帰るからさ」

 

「そうか、分かった。んじゃ、また明後日の天気コーナー頼むぜ」

 

「台詞は普通のセンスでいかせてもらうけどな。あと、あんまり芹に無茶振りすんなよ」

 

「わーってるって。じゃな」

 

 

そう言って、広登は酔っ払い連中相手に悪戦苦闘している舞さんのヘルプに行く。

俺も、広登の親父さんにお礼と勘定を済ませ、堂馬食堂を後にする。

 

 

「…………」

 

 

店から出て、何気なく店内を振り返る。

広登と舞さんがいそいそと仕事に励んでいる姿が、『姉弟』で何かをするという姿が、やけに俺自身の心象に響いてくる。

紛れたと思っていた寂寥感が、その鎌首をもたげそうになる。

 

 

「痛っ…」

 

 

収まったはずの右目の痛み。

ズクズクと針で刺されるような痛みに、目に手をやってしまう。

生き残った者として、生かされた者として、生きている実感を感じるための痛みであるのなら、いくらでも耐えてみよう。

 

しかし、今の痛みは違った。

羨望、憧憬、後悔、罪悪感が棘のように隆起し、傷を抉るような、そんな痛みだ。

そして、そんな感情の色が心に滲んでいることを忘れようと、俺は足早にその場を後にした。

 

 

 




相変わらずののんびり更新ですが、今年も頑張っていきますよ。


・研究に芹ちゃんを取られる
2期では研究に没頭している芹ちゃんですが、それが元で研究室に
篭りがちになっていたようですね。
アニメでは見かねた広登が自身の番組に引き込んでいたようです。
こっちの話ではシュウもいますのでそこまでガチガチに研究一筋にはなっていませんが、
集中するときは集中します。

・孤独のグルメ(竜宮島出張版)
ゴローちゃんではありませんが、フラッと堂馬食堂を訪れたシュウ。
広登と夕飯を取ることに。
ちなみに、シュウは少し食べる量が増えた様子です。

シュウ「モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず自由で なんというか救われてなきゃあ」

・パイロット適正
アニメでも少し触れられていましたが、芹ちゃんの適正値は年々落ち込んでいたようです。
成長に伴ってということですが、多分あの世代真っ先にファフナーから降りるのは芹ちゃんでしょうね。
まぁ・・・いや、これ以上は言うまい。

ちなみに、シュウはあまり変わっていません。
バリバリ現役張れる我らが主人公です。

・大人軍団を叩きのめす(無意識)シュウ
青春とは残酷なもの・・・
時に人を傷つけるナイフにもなるんやで・・・

なお、シュウは割と真剣に結婚のこととか考えている模様。

・さっさと結婚しろよランキング in 竜宮島
ちなみに、1位は千鶴さんと真壁司令、2位は咲良と剣司の模様
後者は後にリアル結婚しますが。。。


・シュウの右目
痛みは引いたはずでしたが、精神的な負荷による痛みがある様子。
フィジカル面はマシになりましたが、メンタル面は以前ボロボロ。
芹に何かあれば、間違いなくダークサイドへ真っ逆さま。



ほな、また・・・



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