ArumsLife   作:嘉凛

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まずはオリキャラ君が学園に入学するところからです
ここでヒロイン(リア友素材)が2人登場ですね
自分はまだ登場しませんww
ちなみに学園の外はあまり触れません


始まりの春

今日は春の始まり

丁度いい天気だ

 

そんな天気にも恵まれた今日の街は一段と賑やかで

お店は朝早くから賑わいを見せ、たくさんのお客さんが列を成している

 

何故こんなに今日だけが賑やかなのかと言うと

今日は国内最大規模の学園「ビネ・ゼク・ベルデ学園」の始業式だから

春休み明けのお店は、朝ごはんを買おうとする生徒で賑わっているわけだ

 

俺にとっては今日は入学式

真新しい制服に身を包み

おいしそうな匂いに誘われる事無く学園の門をくぐった

 

 

 

 

暫く聞かされていた道を歩いて行くと、1つの部屋にたどり着いた

緊張しながらもドアを開ける

 

 

「失礼します」

 

 

ドアを開けてみると、そこには既に1人の生徒が待っていたようだ

その生徒の目の前にはまだ若いと思われる男性が1人

どうやら遅れた訳ではなさそうだったのでよかった

 

 

「やぁ、君が新入学生のライ君だね」

 

 

おっとりした優しめの声で聞かれる

この人が学園長のアルド先生ならしい

優顔だが本当に見た目通りの人っぽい

 

 

「はい、お待たせしました」

 

「いやいや、そんなに待ってないよ」

 

 

ニコニコしながら手を振り「違うよ」ってことをアピールしている

俺も笑って見せ「ありがとうございます」と答えた

 

 

「じゃあ揃ったところで自己紹介をしてもらおうかな」

 

 

なぜ入学届けに書いてあるのに、わざわざ言わなきゃならないのかと一瞬思ったが

どうやら学園長は俺達の人間性を見たいらしい

なかなかやるな

 

 

「回復職のミュウです。よろしくお願いします」

 

 

回復職、これはかなり珍しい

回復職は「世界からの祝福」が無い限りなれない職業なのだ

まぁそこは置いておこう

学園長は「うんうん」と満足そうに頷いた

俺の番が回ってくる

 

 

「剣士のライです。よろしくお願いします」

 

 

少し頭を下げ丁寧に挨拶をする

挨拶するときは少し頭を下げるのがマナーなのは何処も変わらないだろう

学園長も満足したようでニコニコしている

学園長ってもっと厳しい人なのかとおもっていたが、そうではないっぽい

 

 

「いや~嬉しいな、こんなに優秀で真面目な子達が来てくれて」

 

「ありがとうございます」

 

「うんうん!これから学園生活を楽しんでね」

 

「はい!」

 

 

隣の女子生徒は元気よく返事を返す

俺はと言うと「まぁ、返事しなくてもいいかな?」と思った訳であるが、本当に何も言わないんだな学園長

 

学園長は「今から始業式まで時間あるから少し学園内を見てきたら?」との提案を出されたので、ミュウさんと一緒に見に行くことにする

なんともまぁ簡単な挨拶だったなと思う

 

学園長室を出ようとドアのぶに手をかけたその時

 

 

━━━━バンッ!━━━

 

「せんせー!ってうわぁ!?」

「えぇ!?」

 

 

突如開かれた扉に10mくらい跳ね飛ばされる

ドアを勢い良く開けた張本人は、人が居るとは思わなかったのか驚いて手に持っていたパンらしきものを落としてしまったようだ

跳ね飛ばされたところにミュウさんから手を差し伸べられ、声をかけられた

 

 

「大丈夫?」

 

「あぁ、ありがとう」

 

 

立ち上がりドアから出てきた人物を見る

どうやらここの学園の女子生徒のようだった

そしてまた手には……あれはなんだろう?赤いシュークリーム?

さっき落としていたはずなのに、また新しいパン?が手にはあった

何処からだしたんだ?

 

 

「ごめんね♪私はメアリーだよ☆」

 

 

キャピと今にも星が飛び出そうな感じである

メアリーと名乗った女の子は、背が低く可愛らしい子だ

ただ第一印象が赤いシュークリームになってしまったのが残念なところだが

 

まぁ、俺もそこまで心が狭い奴ではない

わざとではなさそうだし怒る必要も無いだろう

 

 

「大丈夫だ、ところでその手に持ってるものは何だ?」

 

「これ?これはポマトなすシュークリームだよ」

 

「…………」

 

「それ美味しいん?」

 

「どうだろ?」

 

 

ミュウさん……気にするべき所そこじゃない

てか本人も美味しいかどうか自分で分からなすないようなもの食べるなよ

何処に売ってんだそれ

それにポマト……ってあれか?1つの苗でトマトとじゃがいもが取れる植物

それに何故なすを加えた挙句シュークリームという発想になったのか

その人の顔が見てみたくなった

 

 

「これ昨日の余り物で作ったんだ~」

 

 

目の前に居た

自作なのか……だよな、普通そんな怪しい食べ物お店じゃ売らないよな

ツッコんだら切りがなさそうなので保留しよう

 

 

「メアリーさん急いでたようだけどどうしたの?」

 

「あっ!そういえば忘れてたよ」

 

 

急ぎだったのに忘れていいような内容か?

そういえばここが学園長室で学園長居たこと忘れてた

 

 

「せんせーまた体育館にクレーター作っちゃった♪」

 

「なにしたんだい?」

 

「むしゃくしゃしてやった」

 

「またか~まったく……次からは外でやってね」

 

「は~い」

 

「学園長先生!?そんな程度なことなん!?」

 

 

おぉミュウさんがツッコんでる

だけど二人は「いつものことだよ~」「ね~」なんてやってる

ミュウさん諦めろ、こいつらには効かない

つくづく「本当に学園長か!?」と疑いたくなる

これも慣れなのか?

 

俺が考えているところを学園長は暇そうにしていると思ったのか、メアリーに学園内の案内を頼んでいた

 

 

「やだよ面倒くさい」

 

「そこをなんとか!」

 

「じゃあ部費あげてくれる?」

 

「う……生徒会に掛け合っておくよ」

 

「やった♪」

 

 

学園長が渋々承諾し、メアリーはピョンピョン跳ね喜んでいる

立場逆じゃね?

 

 

「じゃあ行こっか!せんせーまたね~」

 

「またね~」

 

 

学園長も生徒のようなノリでバイバイと手を振る

俺とミュウさんは「ありがとございました」と言って出た

 

 

「それじゃー見て回ろうか」

 

「何処に行くんだ?」

 

「まずは教室と寮…あとはダンジョンとか体育館」

 

「ダンジョン?」

 

「あの中心に建つ塔だよ」

 

 

この学園はダンジョンの塔を囲むように建てられている

またその学園を囲むように市街地が建つ

円のような形だと思って欲しい

ダンジョンがかなり大きい為学園もそれなりに大きく

迷子になったら半日は戻れないだろう

 

 

大きな庭(芝生のグラウンド?)を抜けると五階建ての白く清楚なイメージを与える大きな建物が見えた

外履きのまま校舎に入っていく

俺の前の学校は上履きだったんだがな

 

 

「ここが私達の教室、SSクラスだよ!」

 

 

ジャーンというBGMが鳴り出しそうだ

 

教室は教室というか講堂みたいな感じで大学を思わせる造りで30人は入れそうな大きさ

席は指定ではないようだ

 

 

「SSは生徒15人だよ、それとミュウちゃんはS+で3人」

 

「そうなの?そんなに少ないんだ」

 

「S+は特殊教室だからね」

 

 

S+は回復職や召喚士など特殊職の集まりなんだとか

だから3人した居ないらしい

なるほどな

 

 

「ここが最高クラスなのか?この学園は実力主義と聞いたんだが」

 

 

この学園に来る前に、前の学園の先生から「あの学園は実力主義だからな、気を付けろよ」なんて脅迫じみたことを言われていた

だからまぁ強いクラスは知っておきたい所だが

 

 

「違うよ、この上にSSSがあるね」

 

「強いのか?」

 

「実力は分からないけど学力と力も強いよ」

 

「何人居るん?」

 

「5人かな」

 

 

5人か………

メアリーも強そうだがそれ以上がまだ居るのか

恐ろしい…吹っ飛ばされた事がすっかりトラウマになってしまった

もう二度とごめんだな

 

 

 

「次は寮……と言いたい所だけど時間が無いからダンジョンにしようか」

 

 

そうか今日は始業式があるんだったな

すっかり忘れてた

 

ダンジョンは学園都市の中心とも言える場所で

進めば進むほど強くなるので生徒の育成には持ってこいだろう

パーティどうしよう…

後から入ってきた俺達はパーティに途中から参加させて貰えるだろうか?

それはないな

 

 

「パーティどうしよ」

 

 

ミュウさんも考えてる事は同じのようだ

それならいっその事……

 

 

「ミュウさん、俺とパーティ組まないか?」

 

「え?……うち?」

 

 

まぁ突然言われればそうだろう

しかも異性から

動揺するのは当然だ

 

 

「俺達転入してきたからパーティ今更だしさ…それなら一緒にパーティ組んでくれないかなぁと」

 

「う……うちでええんやったらええよ」

 

「そっか!ありがとう、よろしくなミュウ」

 

「こちらこそよろしくライ!」

 

 

そうゆう訳で俺達はパーティを組むことになった

回復に前衛……あとは後衛を探さなきゃな

 

そんなラブコメをしていると、それをずっと見ていたメアリーが

 

 

「けっ」

 

「性格悪いな!」

 

 

確かに置いてかれた身としては不快だろうな

そういえばメアリーはパーティ組んでるのか…?

まぁ当然組んでるよな

ここは誘わなくても………

 

 

「このノリできたら私もパーティに誘えよっ!」

 

「はぁ!?なんで!?」

 

「寂しいだろ!?」

 

「兎か!」

 

「そうだよ!」

 

「万年発情期……(ボソッ」

 

「おいミュウ何か言ったか……?」

 

「( ´・×・` )」

 

 

まさかメアリーがパーティに入ってなかったとは…

どうやら本人曰く

「周りの奴らリア充ばっかでウザい」

という理由で入ってなかったらしい

なんというくだらない理由

 

 

「まぁ……じゃあメアリーよろしくな」

 

「よろしくメアリー」

 

「よろしく~(*´艸`)」

 

 

こうして近い未来に「学園最強パーティ」と呼ばれるパーティが今作られた瞬間だった




ポマトなすシュークリー厶はオリジナルです
全然メンバーの性格や能力がまだ分かりませんが
そのうち分かると思います
暖かく見守ってやってください
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