ドラゴンボールゼノバース・復活のD   作:桂ヒナギク

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其の三

 カプセルコーポレーション。

「ドラゴンレーダーね。……はい」

 ブルマに似た女性、ベジータの母親がエルザにドラゴンレーダーを渡した。

「行こう」

 エルザと悟空はレーダーに反応のある場所へと向かう。

四星球(スーシンチュウ)見っけ」

 エルザは一個目のドラゴンボールを手に入れた。

「それをこっちに渡してもらおうか」

 と、そこに現れたのは、フリーザ一族のブリザードだ。なるほど、よく見ればフリーザに近い。

「あなたは?」

「僕はブリザード。その球をこっちに渡してもらおうか」

「嫌だと言ったら?」

「力ずくで奪い取ってやる!」

 ブリザードはエルザに襲いかかった。

「うわ!」

 不意打ちを食らったエルザがドラゴンボールを落とし、それをブリザードが拾った。

「返しなさい!」

 嫌だね、とブリザードは飛び去っていった。

「悟空くん、追うわよ」

「うん」

 エルザと悟空はブリザードを追い掛けた。

 ブリザードは宇宙船の前に着陸する。

「これさえあれば……」

「見付けたわ!」

「何!?」

 ブリザードがその声に振り返ると、エルザと悟空がいた。

「ブリザード、その球を返しなさい」

「嫌だね。僕はこれで父の仇を取るんだ」

「仇?」

「僕の父親はタイムパトローラーでね。ドミグラとかいうやつに殺されてしまったのだよ」

「ドミグラですって!?」

「何だい、知ってるのか?」

「私、さっき遭ったわ」

「何だと?」

「球、返して。そんなもの使わなくても、私たちが束になればドミグラには勝てるわ」

「君もドミグラを倒そうと?」

「ええ、まあ……」

「じゃあ僕たちは同じ目的を持った仲間だね」

 ブリザードはエルザに握手を求めた。

 エルザはブリザードが差し出した手を握った。

「私はエルザ。サイヤ人よ」

よろしく──二人はそう言った。

「さて、球を探しつつドミグラを倒そうか」

 すると、そこへドミグラの幻影が現れる。

「ほう。この私も甘く見られたものだ」

「ドミグラ!」

 エルザはドミグラに接近するが、姿が消えてしまう。

「また会おう」

 エルザは二人の下へ戻った。

「エルザさん」

「何?」

「あいつの気を探ってみたんだけど、どうやって行けばいいの?」

「それはトキトキに任せましょう」

「トキトキ?」

「トキトキ都のフクロウよ」

「なるほどね。……でも、僕たちだけの力で倒せるかな?」

「それじゃ、一緒に戦ってくれる仲間を捜しましょう?」

「捜そうって、どこを? この惑星にいるかどうかも分からないでしょ」

「それもそうね……」

「ま、宇宙を旅していれば見付かる可能性もなくはないかな」

「取り敢えず、ドラゴンボールを探しましょう?」

「うん」

 三人はドラゴンレーダーを見る。

「あっちね」

 三人は反応のある方へ飛んで行った。

 

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