僕を憶えていますか?   作:夢持ち少年

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た、大変お待たせしました!
書いて、消してを繰り返していたら遅くなりました!

こんな素人が書いた小説を読んでくださる方本当にありがとうございます!

それではどうぞ!




3. 何も届かない月は少しずつ...少しずつ。

 

 

 

 

束さんに進められ入ることになったIS学園。今日はその入学式。

 

今僕は、テレビやISの資料で見たことがある...束さんが''ちーちゃん''と呼んでいる人の前にいる。

 

束さんの言う通り、本当に僕に似ている。束さんはこの人を僕のお姉さんって言っていた。

 

その表情は眉を寄せて鋭い目線で僕を見ている。なにか圧力を掛けられているみたいだ。これが、プレッシャーっていうものかな?そして警戒されているみたい。

 

 

ふと、低い声が僕の耳に届く。「お前の名前は...?」と。

 

僕はその問を無言で通した。

 

だって、その前に聞いておきたかった事があるから。確認しておきたかった事があるから。だから僕は、目の前の人物...『織斑千冬』に、こう告げたんだ。

 

 

 

「...僕は何もかもを無くしてしまった。それでも、生きようと思ったんです。束さんには認めてもらいました。名前も...色んなことを教えてもらいました。それでも、まだ分からないことがあるんです。それを確かめたい...だから僕は知りたい。貴女は...貴女は僕を覚えていますか?...僕は...」

 

 

そして僕は、深くかぶったフードを脱ぎ、目を見開き、驚愕している...束さんから聞いた僕のお姉さんへ目を向け、言った。

 

 

 

「...僕は、織斑無月です」

 

 

そして僕は、今できる笑顔をお姉さんに向けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△▽△▽△▽

 

 

 

 

 

 

side.一夏

 

 

 

「(き、気まずい...)」

 

 

気まずい、気まず過ぎる..

 

俺は二ヶ月前に藍越学園を受験するはずが、間違ってIS学園の試験会場に入って、偶然、受験者用であろうISに触れたらなんと!起動してしまい、このIS学園に入学を強制された。もともと、ISは女性にしか起動できないのに、男である俺が起動させたので特例でとのことだった。

 

..藍越(あいえつ)学園と、IS(あいえす)学園って似てるよな?orz

 

もちろんISは女性にしか起動できないから、ISのことを教えるこの学園も、全て''女性''なわけで...

 

そんなに物珍しいモノを見る目で俺を見ないで欲しい。それに、座っている席も運悪く(悪いのか?)普段先生たちが立つ教壇の前...つまりだ。最も教室の生徒たちの目がとまりやすい、真ん中の最前列。四方八方から、女の子の目線が...

 

 

「(弾たちにこれを言ったら、マジな目で羨ましがれるだらう。だが、そんなこと考えてる暇も余裕も俺にはない)」

 

 

チラリと窓側に目線をやると、薄情なことに幼なじみである篠ノ之箒はふいっと窓の外に顔をそらした。...もしかして俺嫌われてる?

 

 

「...ちかくん。織斑一夏くんっ」

 

「は、はいっ!?」

 

 

いきなり大声で呼ばれ、思わず声が裏返ってしまった。周りからくすくすと笑い声が聞こえてくる。恥ずかしい...

 

 

「あ、あのね?自己紹介、『あ』から始まって今『お』の織斑くんなんだよね。だからね、ご、ゴメンね?自己紹介してくれるかな?だ、ダメかな?」

 

 

気づくと我らが副担任の山田真耶先生がぺこぺこと頭を下げていた。

 

...あ、いま自己紹介の途中だっけ...?

 

 

「いや、あの、そんなに謝らなくても...っていうか自己紹介しますから、先生落ち着いてください」

 

「ほ、本当?本当ですか?本当ですね?や、約束ですよ。絶対ですよ!」

 

 

がばっと顔を上げ、俺の手を取り熱心に詰め寄る先生。...あの、またすごい注目を浴びているんですが。

 

しかしまあ、するすると言った以上、男子たるもの引くわけにもいかない。

 

しつしっかりと立って、後ろを振り向く。

 

 

「(うっ...)」

 

 

今まで背中で感じていただけの視線が一気に俺に向いている。いくら女子に苦手意思がない俺でもたじろぐぞ、これ。

 

 

「えー...えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

 

礼儀的に頭を下げて、上げる。――――ちょっと待て、なんだその『もっと色々喋ってよ』的な目線は。そしてこの『これで終わりじゃないよね?』的な空気はなんだ。

 

そんなに喋ることはないぞ。

 

おい、箒さん、幼なじみのよしみで助けてくれ――――あ、また目そらしやがった。薄情者め。

 

 

いかん、いかんぞ、マズイぞ。ここで黙ったままだと『暗いやつ』のレッテルを貼られてしまう...ここは。

 

 

「...以上です!」

 

 

俺がそう告げると、がたたっ。とずっこける女子が数名いた。どれだけ期待してるんだよ。

 

 

パアンッ!

 

「いっ!?」

 

 

きなり頭を叩かれた。...いや待てよ。この叩き方といい、叩く角度といい...どっかで覚えが...

 

俺を叩いたであろう人へ目線を向けると――――

 

 

「げえっ、関羽!?」

 

パアンッ!

 

「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」

 

 

トーン低めの声。なんで、千冬姉がここにいるんだ?

 

 

「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」

 

「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてすまなかったな」

 

 

おお?俺は聞いたこともない優しい声だ。

 

 

「い、いえっ。副担任ですから、これくらいはしないと...」

 

 

千冬姉は、わたわたとする山田先生に少しはにかみ、こちらに向き直った。

 

 

「諸君。私が織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

 

 

なんという暴力発言。間違いなくこれは、俺のお姉様でした。

 

そして、教室は黄色い声援が響いた。

 

 

「きゃーーーー!千冬様、本物の千冬様よ!」「ずっとファンでした!」「わたし、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!北九州から!」「私は北海道から!」「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」「わたし、お姉様のためなら死ねます!」「ハァハァ...千冬様...」

 

 

...おい最後の奴。危なくなってるぞ!?

 

きゃいきゃいと騒ぐ女子たちを、千冬姉はかなりうっとうしそうな顔で見る。

 

 

「...毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか?」

 

「キャー!お姉様ぁ!もっと叱って!罵ってぇ!」「でも時には優しく」「そしてつけあがらないように躾をして〜!」「あぁ...お姉様ぁ!」

 

 

...クラスメイトが元気でなによりで。しっかし、自分より強い感情が近くにある人は冷静になるんだな。千冬姉がここに居て驚愕したけど、もう落ち着いてしまった。

 

 

「で?挨拶も満足にできんのか、お前は」

 

 

ぼーとしていると、千冬姉から極めて手厳しい言葉をもらいました。

 

 

「いや、千冬姉、俺は――」

 

パアンッ!

 

「織斑先生と呼べ」

 

「...はい、織斑先生」

 

「え...?織斑くんって、あの千冬様の弟なの...?」「えぇ〜何それ羨ましい〜」「あぁ、変わって欲しいなぁ」

 

 

うわお!俺と千冬姉が姉弟なのがクラスにバレた!

 

 

「...はぁ。まあいい。さて、突然だがもう一人、お前らと一緒に育ててやらねばならん奴がいる。入ってこい!」

 

 

え...?もう転入生...?明らかにおかしいだろ。

 

千冬姉が教室のドアへ入ってくるように呼びかけると、そこからフードを深くかぶった''男子の制服を着た''人が入ってきた。顔はフードでよく見えない。そいつは、教壇の横まで来てこっちに向き止まった。

 

...え、男!?

 

 

「...取り敢えず自己紹介をしろ。ああ勿論、フードは取ってだ」

 

 

その男は、千冬姉の言葉に小さく頷き、フードに手をやり、鼻近くまで被っていたフードを取った。

 

セミロングぐらいの黒い髪を一纏めにしてサイドから流していて、無表情の顔をこちらに向けていた。

 

 

「...初めまして。...僕は、織斑無月です」

 

 

そこに立っていたのは、9年も前に突然行方不明になってしまっていた俺と千冬姉の弟――無月だった。

 

え、無月...?な、なんで、お前がここに?千冬姉を見ると、俺の目線に気づいたのか首を横に振った。そして千冬姉の目が、後で説明するって感じだった。俺は混乱する中、小さく頷いた。

 

 

「え?千冬様の弟!?」「じゃあ、織斑くんって双子だったの!?」「キャー!千冬様になんか似てる!」「凛々しい!」「そしてその無表情もいい!」「罵ってぇ!」「踏んで!」

 

 

またもや黄色い声援が響いた。だから最後辺りの人、危ないって。

 

それより。...どこで何をしていたんだよ、無月。俺、本当に心配してたんだからな。後できっちり説明してもらうぞ!

 

 

「...織斑弟。お前の席は...一番奥の窓際だ。あそこに座れ」

 

「はい」

 

 

無月は、返事をしたあと自分の席まで行って座った。

 

...あれ?無月ってあんなに無表情だったけ?何故かあの無表情を見ると――

 

 

パアンッ!

 

「ギャっ!?」

 

「さっさと座らんか、馬鹿者」

 

「...はい」

 

 

...厳しいぜよ。だから、未だに独身――

 

 

パアンッ!

 

「ギャフン!?」

 

「...失礼な事考えていなかったか?織斑」

 

「スミマセンデシタ...」

 

 

頭がジンジンする。...痛い。

 

 

 




すみません!ここで一旦切ります!
やっぱり上手く書けない...ここら辺、マジでムズイです。駄文ですね...ちくせう。

他の人達の作品見ていると、本当に上手く書いているので尊敬しますね。←これ本当

もっともっと頑張らないと...

では、またお会いしましょう!
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