『...ほぇ〜。そんなことがあったんだ〜。お友達も出来たようだし、束さん感心感心だよ』
今僕は屋上で、束さんと電話している。だって放課後になって束さんから貰ったケータイを見たら束さんからの電話が10件。めーるが...いち、に、さん、しぃ......45件ぐらい?きていたから人気の無さそうな屋上で束さんのラボへ着信ボタンを押すとワンコールで繋がった。
『はい。無月様ですか?クロエです!』
とその声は、束さんが一週間ぐらい前に連れてきたジショウ束さんのむすめ...クロエ・クロニクルだった。最初はオドオドとしていたけど今はもうすっごいしっかりしてして、束さんの世話を自らテキパキと頑張ってる。...ただ料理が下手なのが難点だよね...。
そこから少しお話したあと、束さんに代わってもらって今お話し中。何でも心配でいてもたってもいられなかったらしい。正直なところ、とてもうれしい。
『あ、そうそう。むっくんの入学祝いで面白い物むっくんの荷物と一緒に送ったの!きっとむっくん気に入るからお部屋に行ったら見てみて!』
「...わかった。ありがと束さん...!」
『ムフフ...感謝されちゃったぁ!どう致しましてだよ〜♪それじゃ束さんむっくんの専用機完成に向けてもうひと頑張りしちゃうぞぉ!』
「...がんばれぇ〜」
『きゃーーー!!むっくんに応援されちゃったーー!やる気出たぞぉ!!それじゃね、むっくんっ!!大好きぃ〜!』
「...うん。ばいばい、束さん。僕も好きだよ...♪」
『っ~~~~~~♡♡♡』
何か電話切る前に声になってない声で悶えていた気がした。
ケータイをポケットにしまい、出口に向かおうとすると、ドアが開きそこから一夏おにぃがでてきた。
「お、いたいた。おーい無月〜」
一夏おにぃは僕を見つけ駆け寄ってきた。
「無月。ほい、コレ無月の寮の部屋のキーだって」
一夏おにぃから受け取ったキーの番号は1024室だった。
「俺は1025室だからむ無月の部屋とは隣同士だな!これからよろしく!」
コクンと頷いた。
「じゃ、早く寮に行こうぜ」
「...コクン」
また僕は頷いて前を歩く一夏おにぃに続いて屋上を出た。
△▽△▽△▽△▽△▽△
寮の部屋の前まで来た。
「じゃーな。無月、また明日」
頷いて部屋に入る。そこにはひとつのベッドがあり、ソファまである。後は浴室かな?この部屋、束さんが用意してくれたのかな?後でありがとうって言おうっと。
あ、机にプレゼント箱が置いてある。これかな、束さんからのプレゼントって。
開けてみると...えっと...ウサ耳カチューシャ?触ってみるとフワフワふにゃふにゃしてる。あ、せつめいしょ。
『愛しのむっくんへ!
入学おめでとぉ〜♪どう?気に入ってくれた?束さんとお揃いのウサ耳だよ!お揃いだね!そのウサ耳はイメージインターフェースっていうのとか、まあ分かりづらいから省くね!取り敢えず束さんが渡したスケッチブックの代わりみたいなものだよ!使い方は頭に付けて、伝えたい言葉を思い浮かべるとウサ耳が反応して吹き出しみたいに出てくるってかんじだよ!束さんむっくんにスケッチブック入学前に渡したあとクーちゃんに「束様。一回一回書いていると面倒じゃありませんか?」って指摘されてそういえばそうだった!?って思って作ったんだぁ。書くことが減る分楽になると思うよ!それじゃあね!
♡むっくんだけの束さんより♡』
めーるで束さんに『ありがと!大切に使うね♪』っと送ってと。
早速やってみよう!ウサ耳はめて...ムムム
ピコン!と音がした。すると僕の斜め左に漫画みたいな丸い吹き出しがでてきた!
『ほぇ〜』
あれ?僕なんでこんな言葉を浮かべたのかな?あま、いいや。
その後僕はシャワーを浴びて直ぐに眠った。隣からドゴッって音がしたようなしなかったような...
そういえばクロちゃん出してなかった...ご指摘ありがとうございます!
それと更新遅れてすみません。
どうでしたか?短いですが楽しんでくれたら幸いです!
プレゼントのウサ耳は無月の言葉を受信する時はピコピコと動きます。そうやって動くウサ耳、可愛いですよね。ま、自分の意見なんですがね。
最後にこんなマイペース更新に付き合って下さる読者の皆様方...なんかもう...本当にありがとうございます!
早め早めに更新できるよう頑張りますので、暖かい目で見てください!
では、また会いましょう。