GODEATER ~LEFT OF THE GOD HAND~ 作:ZXZIGA
エイジス計画終了3ヶ月後のハンニバル戦の前の話。
2071 AM 8:00 某日 愚者の空母
「・・・・・・・」
一番奥の、瓦礫が散乱する場所に一人の少年がいた。髪の毛は雪のように白くツンツンしており、左側は顔が見えない。だがその髪には、赤い物がこびりついている。服は真っ黒でレザージャケットのように見えるがジャンパーのようにも見て取れる。右腕は袖を捲ってはいないが左腕の方は捲っており、肘から下は鮮血を浴びたかのように真っ赤だった。左の指すべてが鋭い刃物のようだった・・・・・
「ウ~ム・・・・」
少年は唸る。納得がいかないとでもいうかのごとく
(おっかしいなぁ~・・・・ここでもないのか?)
少年は何度も何度も、あっちへウロウロこっちへウロウロを繰り返す。さっきからグチャグチャパシャパシャと奇妙な音がするが・・・・・「こんなもの」を見たら、きっと「彼等」も驚き顔が引きつるだろう。彼の足もとは赤い池ができており、赤く染まった
小さな欠片が転がっている・・・だが中には、爪だったり何かの顎のような部分だったりと地獄絵図と言っても過言ではないものばかり。彼の髪にこびりついたのは、「ヤツら」の血である・・・・・。
少年の名は、浮岳 リョーガ 彼は天才であった。
今から20年前の2050年代に突如現れた「ヤツら」は恐るべきスピードで成長し、あらゆるものを喰らい進化した。「ヤツら」は神の名を与えられ、「アラガミ」と呼ばれるようになった。
2065年、彼はまだ8歳であり2つ歳上の姉、母、父がいた。母のお腹には新しいいのちがあった。彼の家は貧乏でもなく裕福でもない。だがとても幸せな時間だったのだ・・・・・・「ヤツら」が襲ってくるまでは・・・・
彼の目の前で自分の親が喰われた・・・・・彼のとった行動は、まず先に姉を逃がすことだった。だが非力な人間、しかも子供である。彼は姉を救った代わりに、左目が見えなくなることと肘から下の左腕を失った。その時に「彼女」と出会った。「彼女」の名前は「ハル」。彼を救ってくれたのである・・・だが、どうやって彼を救ったのか・・・・それを教えてはくれなかった。左手のこともである・・・・・気づくと、彼の左腕は禍々しい形となっていた。
それから彼は何度も「ヤツら」と戦い、姉を探し続けていた。
ちなみに・・・彼の握力は、異常なまでに高いし脚力と跳躍力とかも高い。周りが血の池だったのも、ちぎっては投げるを繰り返していたり左の掌から剣を出したりとかする。シユウの素材から作られるアサルトのような銃形態にもなるし捕食したりもする。彼の左腕は「ヤツら」でもあったのだ・・・・・あの忌々しい「アラガミ」の・・・・
どもども、アルヴァロイ・カーンでっす。アルヴァロンと呼んでください。初めてなので至らない点があると思います。ちなみに私、撃たれ弱いし心が折れやすいです。過去編続きます。