廊下を走りながら魔理沙と話す、
聞くとさっき妖夢と合流して私を探していると声が聞こえたと思ったら私がいたらしい。
「まぁ声が聞こえた瞬間霊夢と妖夢は飛んでいったけどな」
「魔理沙うるさい。」
笑いながら話す魔理沙を小突いて霊夢が私の横に来る
「しかし本当に大丈夫?変な感じがするとか…体が熱いとか…」
それにしてもさっきから霊夢は心配しすぎじゃないか?私はこれでも体は強いんだか…
「…しかしあのウサギもうちょいシメとくべきだったかしら」
「霊夢、怖いぞ。」
いやホントに、後ろに般若が見えるいきよいで怖い。
「御一行様で一体何の用事かしら。」
「!?」
後ろを振り向くと青と赤の服を着た女性が立っていた。
「ああ、ちょうど良かったわ」
霊夢はそう言って女性に話しかけた、
霊夢が袖から出したのはあのボロボロの札だ。
「どうしてあなた達がこの結界を持っていたの」
「親切な人から貰ったのよ。」
女性は肩を揺らして見せる、一瞬視線が私に向いたのが気になった。
「…結界を張った理由は?」
「最近物騒でしょう、うちの輝夜に何かあったら危ないからね」
「死なない癖に。」
「と言うか誰からソレを貰ったんだ?」
魔理沙が不審そうに聞いた、まぁ確かにそんなホイホイ有るもんじゃないしな。
すると女性は私を指さした
「彼女と同じ顔のやつに貰ったわ」
「…私と…同じ顔…?」
それって…もしかして…
「まぁいいわ、もう必要無いから結界を解いてくれる?」
「良いけれど…解き方なんて知らないわよ」
「…最悪ね…」
広い部屋に出た、その中心にはあの札が貼ってある。
…なんか魔改造現場みたい。違いますかそうですか。
「やるんだったら勝手にやって、見てるから」
「…あんた天才なんだから自分でやりなさいよ…」
ブツブツと文句を言いながら札に手をかざす、そして―――
「解くのはいいが周りに警戒ぐらいしろよ」
ぞわっと背筋を駆け抜ける寒気。まさか…
「なぁ、
あいつが立っていた。
「なっ何でアンタがここに!」
「自家製の結界を解かれそうになったからみにきたんだよ。悪いか?」
アイツは霊夢の声に軽く答えるように返事をし次に私の方を見た。
「逢いたかったぞ、
…ねぇー!なんか名前呼ばれているだけなのにルビで違う呼ばれ方してる気がするー!!
いやまぁ、気の所為だろうけど、信じてる。
「…輝はあんたに用は無いけど」
「俺はあるんだよ」
そう言って私を見つめる、するとだんだんその顔が笑みを創り出した。
「…憶えてないか」
「?」
「知らないか、俺は…」
あいつは満面の笑みでこう言った。
「いいや僕は…生まれた時から貴方を見ていたんだよ?」
知らねぇよ。
圧倒的輝ハーレムの包囲網。