―――僕が生まれた時、君が僕を作ったとわかった。
小さい子が夢見るように、お伽噺を読むように。
僕は君のそばにいた。
子供が憧れる空想。理想。幻想。
僕も君が考えたモノだった。
僕は嬉しかった。君が僕を見てくれるのがとてつもなく嬉しかった。
僕はそれを愛と呼んだ。
しかし気づいた、
幻想は永遠の願い、夢は一時の逃げ場。
僕なんかじゃ君の望んだものは与えられないと分かった。
でも良かった、幻想も夢も、大して変わらない。
君がどこかへ行くことはない。それだけで良かった。
―――嗚呼、神様、どうして
彼方の楽園、幻想の郷。
誰もが憧れる永劫の理想郷。
―――君はこの世界を愛するだろう。
この世界を護ろうとするだろう。
この世界を見続けるだろう。
――――――ふざけるな。
その目の先には僕がいないとダメじゃないか。
理想と現実。空想と解離。幻想と幻滅。
物事には光と影がある。
ならば僕は影だ。君の後ろで見守る影になろう。
―――諦められない。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
君の場所は―――
キミがいるべき場所は…僕の所なのに。
どうしてだ、考えた、ただひたすらに考えた。
ああ、そうか、といつしか理解した。
その場所を壊してしまえ―と。
だってそうだろう!幻想が無くなったら君は
ああ何を悩んでいたのだろう?簡単じゃないか!
しかしただ壊すでは面白くない。
最も醜く、最も醜悪な最後――――――
『人間と妖怪』
あちらの妖怪はこっちに居たけれどこちらでは
ならば…そっちの人間からも信じられなくなったら?
元々忘れられていた俺が入るのは簡単だ。
そして人間がたくさんいるところでこういった。
「全て妖怪のせいだ。」
皆が一瞬だけこちらに注目する。その時畳み掛けるように言った。
「なぁ、そう思うだろ?」
擦り付けるは「妖怪絶対惡」の精神。
そうだ、全て…妖怪が、人間が、この場所が、この世界が、何より――――――
お前が
妖怪と人間のバランスが乱れる。悪はあいつらだ。
きっとあの大賢者は元に戻そうとするだろう。そして外を見るだろう。そして――――――
君を見つけるだろう。
その時、その瞬間。
考えただけで脳が蕩けそうになる。
君に会えないのが悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい、悲しい。
君に逢えるのが、
嗚呼、君の全てが欲しい。
お願い!死なないで輝!あんたが今ここで倒れたら、永琳や紫とのフラグはどうなっちゃうの?残機はまだ残っている。ここを耐えれば、影人に勝てるんだから!
次回「輝死す。」デュエルスタンバイ!