輝に下ネタを言い続けたい。途中から「何言ってんのこいつ」みたいな顔になったら「イイネその顔興奮するっ!!」みたいなこと言い続けてガチ泣きするまでやりたい。
気がつくとベットに寝かせられていた。
―――知らない天井だ
言ってみたかったが誰か居たら恥ずかしいので言わないでおく。顔を左右に動かし何処なのか知りたかったが窓は閉められ、部屋の内装では分からなかった。
くそう、紅魔館のように部屋の中も真っ赤にしとけよもう。
「…目が覚めたかしら」
声が聞こえたほうを見るとあの時の女性…永琳…だったか?が扉を開けて立っていた。
「…何時間眠っていた?」
「87時間よ」
えっーと…三日半寝てたのか…!?
てか一瞬でソレ計算したのか…!マジ天才…!
私だったら十秒はかかるぞっ!
「体の具合は?」
「…大丈夫だ、問題ない」
あれ何か72通りの名前を持つ人が…
てか、霊夢達は大丈夫なのか!?あいつになんかされたとか…!
「霊夢達だったら帰したわ」
「…そうか」
良かった…!心配掛けたかな…
「まぁしばらく安静にしてなさい」
「そうか…」
しばらく…3日くらい?
「一週間ね」
一週間!そんなにか!って…いやまぁ貫かれたんだし…むしろ短すぎる位か…
てか傷は大丈夫なのか?
やばい、なんか心配になってきた。
一日寝ただけでどうでもよくなるっていくら何でもひど過ぎるだろ。
疲れも吹っ飛んだ。元気でもじっとしているのが焦れったい。
ふと、服をめくって包帯を解き傷口を見てみると生々しい傷跡が覗いていた。
うわぁ…言葉も失ういきよいだ。
触ったら…痛いよな。
てか包帯解いちゃったけど大丈夫かな?
しばらく待っていると扉がノックされて人が入ってきた。
「包帯の交換に…」
そう言って私を見るとハッとしたような顔になる。
てゆーかあの子って…この前私を食べようとした子だ!!!
「えっと、あの、そのえーっと…」
うわすごく混乱してるや。別に過ぎたことだからいいのに…
「こっこの前はごめんなさい!!」
「別に大丈夫だから頭を上げてくれないか」
ああああ!!そんな別にいいから!私特に何もされてないからっ!
「…じゃあ君の名前は?」
「へっ?…鈴仙・優曇華院・イナバですけど…」
きゃあ名前長い。えっーと…それじゃあ…
「鈴仙、私と友達になってくれないか?」
「…え?」
呆然とした顔の鈴仙、しかし!一度死んだ私はこの程度では引かないぞ!結構心折れそう!
「…はい、私で良ければ」
そう言って微笑む鈴仙、よっしゃ!目指せ友だち百人!!富士山にピクニックに行って一人置いてくるいきよいで!!!
握手を求めると恥ずかしそうな顔で握手を返す。
そのあとは元の用事だった包帯替えをして部屋を出て行った…今度から話し相手ができたなー。
部屋から出たところで鈴仙はヘナヘナっと座り込んだ。
「…反則でしょうがアレは…」
そう言って真っ赤になった顔を両手で隠す。
左手から香る匂い。
彼女からにじみ出る
―――そして友だちになろうと言った時の嬉しそうな瞳。
「あーもー…」
鈴仙の顔の赤みはしばらく戻らなかった。
永遠亭パートが終わるので前に言ってた「月の兎と外の人2」のIfを明日あたりに短編であげようと思います。