東方幻想少女録   作:水崎 鳴呼

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永遠亭パートは前で終了です!
さぁ後半戦の始まりだ!!




一杯のかけそば

一週間って早いなー。

それが私の感想だった、

永遠亭で一週間だけ過ごしたんだが、一瞬だった。

…もっとみんなと話したかったなー。

それで今いるのは人里…と言われる場所で人が一番居る所らしい…が。

殺風景だなー、いや人はいるんだがなんか皆…ピリピリしている、とでも言おうか、良く分からないけど緊張感というものが溢れている。

はい、どうして私がここに居るかというとそれは大体十時間前のこと――――――

 

「元気かしら」

「…ああ、まぁ」

ま た 貴様()

てか扉あるんだからそっちから来ようよ。

「今日出られるんでしょう」

「そうだが?」

何かやんなきゃいけない事があるのか?言葉を待ってると紫はクスクスと小さく笑い。

「そんな気張らなくてもいいわよ、簡単なコトだから」

―――なるほど、とても難しいんですねわかります。

 

――――――そして紫から言われたのは「人里の様子を見て来い」と言う指令だった…

以上説明終了QED

…いやQEDの使い方がなんか違う気がする。

ともかくしばらく彷徨いて大体わかったら外に出て来いとのこと。

人里にもあの結界(特に対妖怪性が高いもの)が貼られており紫が見ることすら出来ないと言っていた。

そんなことを考えながら歩いていると腹の奥が唸る、周りには聞こえてないようだがお腹が減った。

すぐさま近くの蕎麦屋に駆け込み。

「入れるか?」

「えっ!?あっはいっこちらにどうぞ!」

近くの女性店員に話しかけるととてもビックリされた。

なんかしたか私?

 

―――ホントなんかしたか私?

さっき蕎麦を頼んだけど周りの(主に女性)の目がなんか痛い。ああなんか言ってるけど聞こえないやう

「すみません、相席大丈夫でしょうか。」

考えていると男性店員が話し掛けてきたので頷きで返す、と

「済まない、いきなり店が混み出してな」

この席は二人掛けの机で、向かい合うように座るのだが向こう側に座った青のメッシュ(?)が入った銀髪に青いワンピースのようなものを着たこれまたまぁ麗しい人で…ヤバイ私なんかが此処に居ていいの?引き立て役にすらならんよ?

「かけそばお待ちしましたー」

「ああ、ありがとう」

そう言って女性は蕎麦を受け取り、私は無言で受け取るっと…畜生こんなところまで差ができるのかよ…!

とにかく蕎麦を食べる、ダシの旨さと麺の程よい香りが口の中いっぱいに拡がって美味しい。

無言で食べていると店の端に武器なんかがあるのが見えた、槍とか刀とかあと鎌。

「…少しいいか」

「なんだ?」

…なんかこれ字面的に分かりにくくね!?じゃなくて…

「あの武器は何に使うんだ?」

「ああ、万が一妖怪が攻め込んできたら退治できるように置いているんだと」

…ふーん…なるほど。

ふと、女性の顔をよく見ると少し疲れているような感じがした。何かこう…締め切った部屋の中にいる時みたいな…ああいう顔をしている。

「体調が優れないようだが…大丈夫か?」

「えっ…あっああ、心配される程ではないからな」

「…他人から言うのもなんだが」

「なんだ?」

「自分の身を大切にしたほうがいい」

そうだぞー!何時なんか俺はお前の夢だーとか言っていきなり告白された挙句いきなり殺されかけるかも知れないんだぞー!

一瞬ぽかんとしていたがすぐに笑みを作り

「ありがとう、心配してくれて」

いっよっしゃァぉァァァあぁ!!!何かわからないけどよっしゃぁぁぁ!!

「私の名前は上白沢慧音」

「私は立花輝、よろしく慧音」

「ああ、よろしく輝」

そして蕎麦屋で握手を交わした――――――せんせー!これは友達に入りますかー!

ギリギリ「挨拶した知人」でーす!

チクショーーー!!!

 

 





慧音と輝の口調が似すぎてる件

※「月の兎と外の人。2」のIf版ですが。短編としてチラシの裏に出してます!
気になったらどうぞ!
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